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中学の教科書などに、地震計の記録のグラフがでていますが、横軸は時間、縦軸はゆれ幅となっています。横軸の時間は(秒)や(分)という単位が付いていますが、縦軸にはそういう記載がありません。どなたか、地震計の記録の縦軸について教えてください。

A 回答 (3件)

地震波形を記録する地震計には次の種類があります.



揺れの加速度を記録するもの(単位:ガルなど)
揺れの速度を記録するもの(単位:cm/秒)~これが一番数が多いです
変位(揺れの振幅 単位:cm)を記録するもの

したがって,使っている地震計のタイプによってグラフの縦軸が表す単位は違ってきます.
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実際の地震計はNo.1のとおりで,記録された観測値を微分・積分して,他の尺度に変換しています。

最近の地震計はデジタル化されているので,このような計算は簡単にできます。しかし,中学の教科書に掲載されているものは通常,変位ですので,No.2の回答のようになります。
というのは,速度や加速度に関しては中学の理科でもあまり十分には学んでおらず,特に昨年から施行された新指導要領では,地震の単元は第2分野の最初(つまり中1)で学ぶようになっているので,あまり数学的な取扱ができないということがあるからです。(それまでの指導要領では中3の後半で扱うのが普通でした)
また,教科書には地震計の原理を学ぶため,大森式地震計など,おもりや振り子やバネなどを使った古典的な地震計が登場しますが,これらは変位を直接(あるいは拡大して)記録するものなので,それと対応させやすいという点でも,変位のグラフのほうが分かりやすい,という事情もあるのでしょう。
縦軸の単位は,確かに教科書ですと書いてないのが多いですね。なぜないんでしょうね。
以前中1に授業をしたときは,兵庫県南部地震に関する気象庁の報告書に載っていたグラフ(変位・速度・加速度の3種類×東西・南北・上下の3方向で9種類)の中から,変位のグラフの,しかも最も振幅の大きかった南北動のグラフを拡大コピーして,縦軸の倍率が1倍となるようにしてプリントに使ったことがありました。
B4判の紙を縦向きに使って,ほとんど上下の辺からはみ出しそうなぐらいの振幅になりました。
プリントを机の上に置かせ,横軸から時間を読みとって,「これだけの時間(1秒ぐらい)の間に,これだけの幅(ほぼ机の奥行きに近い長さ)で揺れたことになるね」と(教壇を持ちあげて動かしながら)実演しました。
もちろん,もとの報告書にはどのグラフにも,縦軸のスケールがきちんと書いてあったからできたことです。このようなデータがなければ,教科書のグラフだけで縦軸の大きさ(図上の1センチが実際の何センチにあたるか)を知ることはできません。
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[震計の記録の縦軸]は、#1さんにありますが、


変位量 cmとかmm の単位です。
この変位量と横軸の時間から読み取ったデータから、地震波の加速度、
やゆれの大きさを計算しているのですね。
地震では、ゆれの大きさも怖いのですが、それ以上に短い時間でのゆれの方が破壊力があって怖いのです。ということで、時間とゆれ(変位量)を測定
しているのですね。
参考まで
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