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大学で日本語学を専攻しています。

卒論のテーマを決めるにあたり、
「ことば」という存在が生きるシンプルなメディア「絵本」を
言語的な視点で研究したいと思っているのですが、
どんな角度で切り込めばいいか、悩んでいます。

ぼんやりと考えているのは、
(1)「食べ物」に焦点を当て、他のグルメ本や漫画と比較して、
 絵本ではどのようなオノマトペやレトリックが使われているのか

(2)日本の絵本に見るリズム
 モーラやリズムはどんな効果をもたらすのか

などですが、研究として物足りなさを感じます。
絵本に限定せず、児童文学などまで視野を広げることも考えていますが、
大好きな絵本で言語学の研究がしたいのです。


絵本をテーマにした場合、
言語学的視点だとどのような研究が考えられると思いますか?
アドバイスをお願いします。
 

A 回答 (2件)

樋口圭子さんの「イソップのレトリック」という本、読んだことありますか?



イソップ物語等の絵本の「絵」と「文」の関係を隠喩と換喩の視点から分析してあり参考になるのではないかと思いました。「絵本」というものの目的(あるいは機能)を考えた場合、イソップ物語のように、何か人生への教訓的なメッセージを伝えるというものもあれば、その他の目的を持ったものもあると思います(私は絵本に詳しいわけではないのでよくわかりませんが)。その目的なり、働きなりがどのような記号論的作用で実現されているのかを分析すると、多分、その作用の違いによって絵本を幾つかのグループに分類できるのではないかと思います。

「絵本」をひとくくりにせず、記号論的な視点から、いくつかの種類に分類することで、何か新しい知見を得るという研究があるのではないかと思いました。
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「リスニング」と「語いの習得」の関係など。

こどもは母国語を習得していくとき、絵本の読み聞かせなどで、どんどんことば(語い)を増やしていきますよね。その辺の数値的アプローチ。時代的変遷と、子どもに与える影響を検証していく。最近はやりの海外の絵本の翻訳ものにおける、翻訳内容に問題がないのかなどの検証。などなど、私にとっては興味深いテーマがありますが、その辺を言語学的アプローチで解析するというのは、いかがでしょう?
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この回答へのお礼

早速回答ありがとうございます。
やはり絵本を使う以上、子どもに与える影響という研究がとても自然ですよね。
私も、語彙が成長にどう関わっていくのかという内容も考えました。
でも、残念ながら大学で学んできたことと微妙にずれてしまうんです。
絵本を使いながらも、絵本から離れて、
「言語」という存在そのものの切り口で研究できたらと思っています。



回答を見たことで、
自分はこんなことがやりたいんだな、というのがはっきりしてきました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/05/25 13:04

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