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第2周期に属するBと第3周期に属するAlおよび第4周期に属するGaの同族元素同士の原子半径は、
B(83pm)<Al(130pm)~Ga(130pm)です。
第3周期Alと第4周期Gaの原子半径がほとんど同じ理由を、
私としては、それぞれのいちばん外側の電子の遮蔽効果よりもGaのときは原子番号の増加による正電荷の増加による有効核電荷の増大によって、本来のGaの原子半径よりも小さい原子半径になるのではと考えました。でも、あっているか不安です。本当のことをぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

だいたい合ってます。

が、

> それぞれのいちばん外側の電子の遮蔽効果

というよりも、「3d軌道の電子の遮蔽効果が小さいためGaの有効核電荷が増大する」という方がよりよくなると思います。これは、4f軌道の電子の遮蔽効果が小さいために、4族元素の原子半径が Ti<Zr~Hf になるのと同じ理屈です。

また「本来のGaの原子半径よりも」は、「予想されるGaの原子半径よりも」といいかえたほうがいいと思います。

より詳しくは、シュライバー無機化学の第1章の原子半径のところをご覧ください。
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この回答へのお礼

丁寧でとても分かりやすい、貴重なアドバイスを
本当にありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2008/06/03 15:28

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