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先日、次のような英文を見つけました。

(1):I found the vending machine out of order.

これは

(2):The vending machine is out of order.

を応用したもののようです。

out ofは群前置詞なので、out of orderは(慣用表現ではありますが)1つの前置詞句になっています。私は今まで(2)のout of orderはShe is in the room.のin the roomのような副詞句として働いていて、The vending machine is(=SV:その自動販売機は存在している)out of order(=副:故障中で)⇒「その自動販売機は故障中である」なのだと考えていました。しかしそうすると(1)についてout of orderをどう扱ったらよいのか悩んでしまいます。


まず、「前置詞句は形容詞句となることはあっても補語にはなることができない」と聞いていたので(of 抽象名詞の件は後述します)、(1)においてout of orderは文の要素になり得ず、形容詞句としてthe vending machineにかかっているのかと考えました。すると(1)は「私はその故障中の自動販売機を見つけた」という意味になります。しかしながら、そうだとすると(2)でもout of orederが形容詞句だということになり、結局前置詞句が補語だということになってしまいます(もしかしてout of orderが副詞句にも形容詞句にもなりうるなんてことがあるのでしょうか)。
どちらにせよout of orderが補語となるのであれば、foundがあることだしout of orderを目的格補語とみて「私はその自販機が故障中だとわかった」とするのが自然だと思います。


ところで、前置詞句が補語になるかどうか、といえば、「of 抽象名詞」がありますよね。

It is of no importance.

に見られるような「of 抽象名詞」は前置詞句が補語となりうる唯一の例だと思っているのですが、違うのでしょうか。
out ofもofの仲間なので「out of 抽象名詞」が補語になることもある、ということでしょうか(そうするとorderは抽象名詞といえるのか、という疑問が浮かびます)。それとも「of 抽象名詞」以外にも補語になる前置詞句は色々あって、out of orderもそのひとつ、ということでしょうか(そうすると他にはどんな例があるのでしょうか)。


(ところで先ほどのIt is of no importance.についても(1)のようにI found it of no importance.となりうるのでしょうか。こういう文に出会ったことはないと思うのですが・・・)


別の考え方をすると、第五文型について、「OとCの間にbe動詞を入れたときにO be Cが文として成立する」という定義を聞いたことがありますが(これだとO=Cの場合もOとCに主語・述語の関係があるS V O to doやS V O doingの場合もカバーできるようです)、この定義を用いれば(2)の文章が成立している以上、out of orderが副詞句であるという最初の見解のまま、(1)を第五文型の文として解釈することができますが、そもそも第五文型で副詞句が補語になるなんてことがありうるのでしょうか。この考え方だと、

I found her in the room.

も「彼女が部屋の中にいることがわかった」なのか「部屋の中で彼女を見つけた」なのかわからなくなってしまいます。この文でも(1)の文でも前置詞句の前にbeを挟めば問題ないと思うのですが・・・。(1)でI founf the vending machine be out of order.としたら変でしょうか。


長々とすみません。要するに(1)(と(2))の文章の文法的解釈と、前置詞句が補語となるのかについて詳しく伺いたいと思った次第なのです。

考えれば考えるほどこんがらがってしまうので、皆さんの力をお借りしたいと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

こんにちは。

6/15のご質問以来ですね。

ご質問1:
<「前置詞句は形容詞句となることはあっても補語にはなることができない」と聞いていたので>

そんなことはありません。どこに書かれていたのでしょう。
例:
He feels at home in the country.
「彼は田舎でくつろいでいる」

このat homeは「くつろいで」という意味の形容詞句ですが、ここではSVCの主格補語として、動詞feelを補っています。


ご質問2:
<out of orderが補語となるのであれば、foundがあることだしout of orderを目的格補語とみて「私はその自販機が故障中だとわかった」とするのが自然だと思います。>

その解釈で全く問題ありません。

(1)の文では、out of orderは、目的語the vending machineの目的格補語Cになる形容詞句の働きをしています。


ご質問3:
<「of 抽象名詞」は前置詞句が補語となりうる唯一の例だと思っているのですが、違うのでしょうか。>

違います。

1.形容詞句として補語になる前置詞句は、上記にあげた例以外にも沢山あります。
例:
It makes me at ease.
(直訳)「それは私を気楽にする」→「それで気が休まる」
このat ease「気楽な」は形容詞句として目的格補語になっています。


ご質問4:
<out of orderもそのひとつ、ということでしょうか>

いいえ。疑問を抱かれた通り、orderは抽象名詞ではありません。

1.orderは「注文」という普通名詞になります。

2.out ofは「~の範囲外に」という意味の前置詞句になります。

3.従って
These products are out of order for the moment.
「これらの商品は現在品切れだ」
という、SVCの主格補語Cになる形容詞句となります。

4.この意味のout ofを使った形容詞句は他にも
out of date「時代遅れの」
out of sight「見えなくなって」
などがあり、それぞれ補語になることができます。


ご質問5:
<I found it of no importance.となりうるのでしょうか>

なりえます。

of no importanceはれっきとした「形容詞句」なので、補語になることができるのです。


ご質問6:
<第五文型で副詞句が補語になるなんてことがありうるのでしょうか>

ありえません。

1.副詞句は「副詞」です。

2.副詞は文の主要素にはなりません。


ご質問7:
<I found her in the room.も「彼女が部屋の中にいることがわかった」なのか「部屋の中で彼女を見つけた」なのかわからなくなってしまいます>

1.意味は後者の方です。

2.このin the roomは場所を表す副詞句になります。

3.従って、この副詞句はSOCなどになれず、この文はherを目的語とするSVOの第3文型になります。

4.意味は、「その部屋で、彼女を、見つけた」となります。


ご質問8:
< (1)でI founf the vending machine be out of order.としたら変でしょうか。>

変です。

目的格補語の部分にbe動詞は不要です。


ご質問9:
<前置詞句が補語となるのか>

前置詞句が形容詞句として補語になるのか、単なる副詞句として修飾語になるだけなのか、を見分けるには、

1.主語と前置詞句、目的語と前置詞句の関係が「=」の関係にあれば形容詞句

2.前置詞句が、主語・目的語の「状態」「性質」などを表していれば形容詞句

3.前置詞句が、「場所」「時」「条件」「程度」などを表していれば副詞句

といったヒントをもとに区別していかれるといいでしょう。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

前回に引き続き、回答ありがとうございます。

なるほど、「前置詞句は形容詞句となることはあっても補語にはなることができない」というのが間違っていたのですね。昔何かの本で読んだんだと思うのですが、なんだったかな・・・。とにかく形容詞として働いている前置詞句は補語になりうるわけですね。わかりました。

今回も具体例を交えた丁寧な回答を早速投稿していただき感謝しています。とくに最後に見分け方のヒントはとても参考になります。

また、疑問に思うことがあったらお世話になると思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/23 23:57

#6, #9 です。



すみません。私の勘違いみたいです。ある1つの Corpus を使ったところ、1例しか出なかったものですから……。
他では、普通にありました。
お騒がせしました。
ごめんなさい。m(_ _;)m ★★
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この回答へのお礼

調べていただいてありがとうございます。
I found her to be in the room.
でも大丈夫なんですね。

何度も詳しい解説をしていただき、非常に参考になりました。
ありがとうございました。

回答してくださった他の皆さんにも本当にお世話になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
そろそろこの質問も締め切らせていただこうと思いますので、また質問をさせていただくことがありましたらお力添えいただければと思います。

お礼日時:2008/06/28 21:44

#6 です。


7文型分類を、好意的に考慮して頂いて幸いです。よけいな情報かもと思いながらアドバイスさせて頂きました。
to be の有無については、#6 のアドバイス内で、答えさせて頂いています。
> I found the vending machine to be out of order. の形は可能です。
================================
5文型分類で、He is out. は、「状態」「存在」のどちらで考えればいいのでしょうか?「存在」なら「場所」。よって、SV。「状態」なら SVC です。おそらく、SVC とするのでしょうが、He is out of his office. は、SV です。is の意味は前者の文とどこが違うのでしょう?
ちなみに、ジーニアス第4版では、この out は、両方とも副詞扱い(主要素)なので、SVM と判断できます。is は、両方、不完全的な感覚です。つまり、isの後ろは不可欠です。
Get it ready. Get it out. Get it out of the box. は、全て同じ get であってほしいですね。
================================
She found herself in hospital. ---1
She found herself in a dark forest. ---2
I found a long snake in a dark forest. ---3
これが5文型分類なら、
文1の in hospital は、「状態」の形容詞(主要素)で、SVOC。
文2の in a dark forest は、「場所」で、SVO ですか?
文3 の in a dark forest は、「場所」で、SVO。
どうしても違和感を感じます。
文2の in a dark forest が「状態」なら、文3との差は?
文1と文2は、SVOC(場所で説明してもSVOM)で、文3は、SVO(M)
です。つまり、『find の性格は文1と文2が同種』という感覚が必要だと思うのです。
================================
I found her in the room. は、
*I found her to be in the room. にできないと思います。文3と同じで、SVO(M) ですから。つまり、この時、in the room は、不可欠なMでも、Cでもなく、単なる修飾語だからです。
to be が使える場合は、C 扱いに限ります。中には、副詞、前置詞句もありますが、この文には当てはまりません。
ところが、
She found herself to be in a dark forest.
I found her to be sleeping in the room.
なら可能です。
5文型分類では、C か C でないかの簡単な判別法があります。
SVOC と思われる文なら、SVO にしてみます。それで、意味が変わりそうにないなら削除した部分は C ではありません。
I found her in the room.
I found her.
found の意味は変わりません。つまり、in the room は必要かどうかは文脈依存です。ゆえに、in the room は、副詞扱いです。
ところが、
She found herself in a dark forest.
She found herself.
では、found の意味が……。というより、found herself の意味が変わります。(結構微妙で難しい)
参照サイト:
http://eow.alc.co.jp/find%20oneself/UTF-8/?ref=sa
だから、in a dark forest は、不可欠なのです。
M か、(M)かの判別法は、また別です。(もう少し細やか)
=============================
名詞の可算/不可算や、動詞の自動詞/他動詞の境界線の曖昧さは、よくこのサイトでも問題となっていますが、完全動詞/不完全動詞の境界線の曖昧さを認めているのが、7文型分類の考え方ではないでしょうか?
「英語は目に見えるように言うんだよ。」と中学生の頃に言われたものです。抽象的な状態から時間まで、空間関係の前置詞/副詞でまかなう英語です。時間にしろ、状態にしろ、空間的感覚(場所)で捉えるのが英語らしさのようですから……、境界線は複雑なはずです。

以上、長いアドバイスで失礼しました。★★

この回答への補足

すみません・・・

No.6の回答でto be out of orderについてお答えいただいているのに気づきませんでした・・・I found her...の文だと思い込んで読み飛ばしていました。ごめんなさい。

再度の回答ありがとうございます。
I found her to be in the room.
にはできないのですか?
ええと、in the roomが場所を表しているのでI found her in the room. がSVOCになり得ないことはわかりました。すると逆に「彼女が部屋にいるのがわかった」という意味のときは
I found her to be in the room.
とすればよいのではないでしょうか。
(No.7のgoogoo1956さんの回答にも示されているようですが・・・)

I found her being in the room.
という言い方はどうなんでしょう。stayingを使った方が普通のような気もしますけど。

補足日時:2008/06/28 14:48
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No.2、3です。

お返事を有難うございます。補足質問にお答えします。

ご質問:
<orderは抽象名詞でよかったわけですか。すると「out of 抽象名詞」は「of 抽象名詞」の仲間とも見れるんでしょうか>

いいえ、全く関係ありません。

ご質問のorderはたまたま抽象名詞だっただけで、out ofの後に必ずしも抽象名詞がくるわけではないからです。

ただ「形容詞句」になるという点では、同じ種類に分類されます。それは、別の前置詞で始まる他の形容詞句も同じ種類、ということです。

ご参考までに。

この回答への補足

すみません、お礼の後ですがいまさらながらちょっと補足質問を・・・。

質問で「I founf the vending machine be out of order.としたら変でしょうか。」と書いたので、最初の回答の際にこれはおかしいとご指摘いただきました。
今になって気づいたのですが私のミスでtoを抜かしていました。
「I founf the vending machine <to> be out of order.では変でしょうか。」と聞きたかったのです・・・。

この場合I found her in the room.に<to be>を入れるか入れないのか、の場合と違って<to be>があってもなくても意味は変わらないですけど、<to be>を入れても文として変ではないですよね。

もしかしたら厳密なニュアンスが変わるとか、文法的には正しいけどこういう言い方は普通しない、みたいなのもあったりするのでしょうか。

補足日時:2008/06/28 01:02
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。

補足質問への回答ありがとうございます。
辞書で調べたらout ofには思っていた以上にいろいろな使い方がありました。たしかに必ずしも抽象名詞ではないですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 00:50

○ 「前置詞が導く句」は、主に「副詞句」か「形容詞句」の働きをします。



○ 英文の中で「副詞句」は「修飾語」、「形容詞句」は「補語」の機能を果たします。

 (1) He is 【in his room】. 
   ● 「副詞句(修飾語)」
   ● 「場所」を表している
 (2) He is 【in good health】. 
   ● 「形容詞句(補語)」
   ● 「様子や状態」を表している

※ (1)の「修飾語」という呼び方は5文型の考え方です。より細分化された8文型の考え方においては「修飾語」の一部を「付加語」と呼ぶことがありますが、ここでは話が複雑になりますので詳しい説明は割愛します。

○ (2)の「in good health」は「様子や状態」を表し「healthy」という【形容詞】に書き換えることができるのに対して、(1)の「in his room」は「場所」を表し【形容詞】に書き換えることができません。

○ 文型を考えると、(2)は「SVC」になりますが、(1)は「SV(+M)」または「SV(+A)」になります。(Mは「修飾語」、Aは「付加語」のことです。)

○ 上記の(1)と(2)の英文に「I found」をつけて「SVOC」という文型の英文に書き換えることができるでしょうか。

 (3) I found him in his room.(「SVOC」の英文としては×)
 (4) I found him in good health.(「SVOC」の英文として○)

○ (3)の英文を「SVOC」の文型だと考えることはできません。(1)の英文で見たように「in his room」は「形容詞」への書き換えができない「副詞句」ですので、「補語(=C)」の働きをさせることはできないからです。

○ したがって、(3)の英文は「私は彼をその部屋で見つけた。」という「SVO」の文型の英文であると判断しなければなりません。

○ (4)の英文は問題ありません。(2)で見たように「in good health」は「形容詞」への書き換えができる「形容詞句」ですので、「補語(=C)」の働きをさせることができるからです。

 「私が彼が良い健康状態にあると分かった。」

○ 「in good health」と同じような働きをするものには「of (great) use」、「at ease」、「under construction」などがあります。「out of order」も、その中のひとつです。たとえ「形容詞」への書き換えができなくても、「場所」を表すのではなく「様子や状態」を表すものであれば「補語」として用いることができると考えて下さい。

 (5) This book is of great use.
   → I found this book of great use.
 (6) Tom is at ease with us.
   → I found Tom at ease with us.
 (7) This machine is out of order.
   → I found this machine out of order.
 (8) That building under construction.
   → I found that building under construction.

○ ここまでの説明から次のことがお分かりになるのではないかと思います。

 (9) I found her in the room.
   ※ 「SVOC」ではなく「SVO(+M)」
   ※ 「私はその部屋で彼女を見つけた。」

○ 「場所」を表す「in the room」を用いて「SVOC」の文型の英文にしたければ、不定詞を使うと良いでしょう。

 (10) I founf her 【to be】 in the room.
 (11) I found her 【to have been】 in the room.

○ 話が少し長くなり過ぎたかもしれません。簡単にまとめましょう。

○ お尋ねの疑問を解決するためには、「前置詞が導く句」は「場所」を表す場合には「修飾語(または付加語)」として、「様子や状態」を表す場合には「補語」として用いることができるという原則で判断すると良いのではないでしょうか。

○ ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。

回答ありがとうございました。
やはり今回の件については七~八文型で考えるとしっくりくるようですね。付加語(A)の考え方を学んでみようかと思います。
I found her...の文についても詳しく説明していただいて感謝しています。非常に参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/28 00:46

SVOM [M = 副詞的修飾語句(Modifier) ]という文型をご存知ですか?


SVM というのもあります。
書物によっては、SVOA [A = 付加詞 (Adjuncts)]や、SVA と紹介されてもいます。
この考え方は、文型をいわゆる5文型ではなく、7文型(以上)に分ける分類方法です。7文型を扱う辞書では、ジーニアス英和などが有名です。
=====================================
問題文の場合、out of order は、どちらの考え方でも (1), (2) 共、C 扱いだと思います。
ただ、前置詞句を「形句」、「副句」に分類し、動詞を「完全」と「不完全」に分け、5つにしか分けないのは、相当無理があると思っています。私も、ここで、文法的なご質問に回答をいくつか寄せさせて頂いていますが、私は、少しゆるい 7文型で説明しています。が、自分が疑問を持った時は、どんな表現がどう自然かが大事なので、それさえ判れば使えるから、答えは保留していたりします。
★5文型で最も納得しがたいのが、副詞(相当語句)を文の主要素として考えないことです。初学者の中には、副詞について、「(文型を考えるのに/文を作るのに)必要ないもの」とか、「あってもなかってもいいもの」などのイメージを抱く方がいます。(私も昔、そうでした。)★

★SVOM, SVM を認める考え方では、M を文の主要素の1つとして考えています。
Did he get to the station?
Yes. He got there. ---1
文1 は、5文型では、SV とされます。でも、私は、SVM だと思っています。なぜなら、there がないと成り立たないと思うからです。It got dark. や、I got better. の get と同じように、不可欠な要素を後ろに持っていると思います。You can go. の go とは明らかに異なる感覚を抱きます。決して、*He got. と答えません。get の自動詞が副詞さえも後ろに持たず、主語+ get だけで使われている例をご存知ですか?
辞書によれば、他動詞の O (money) 、自動詞の M (out of here) の省略した形しかありません。だから、私は、get を使う時、「必ず後ろに何かをつけなくては」という感覚を持っています。これは、5文型では身に付かない感覚では……? 他動詞の put は、後ろに副詞(句)を伴うのは有名です。5文型で説明している辞書でも、当たり前の表記となっています。「置いた」という時、I put it down. とか、I put it there. とか O の後ろに何か副詞(M=不可欠な副詞)を置きたくなるのは私だけでしょうか? I have two brothers. と同じ感覚で捉えられません。
 ある意味、get や put は形容詞がない時は副詞が必要な不完全動詞です。
=====================================
次の文で、Oの後ろは、Cでしょうか? 私は、CかMだと思っています。でも、どちらにしろ、この「前置詞句」は不可欠な物だと感じています。なぜなら、これらがないと、動詞の意味が判らなくなるか、ずれるからです。

I found him in bed. (SVOC)
Ms. Suzuki will see you out of the building. (SVOM)

「前置詞句」を、「状態」や「場所」で分けるのはとても難しいと感じます。全く同じ句/節でも揺れ動いているからです。
We found a long snake in a dark forest. (SVO(M))
She found herself in a dark forest. (SVOC/M)
They found (the place) where she had left her car. (SVO)
They found her bag where she had left her car. (SVO(M))

それだけで、その句/節が必要か、不必要かを決めるのは危険だと思います。文脈が文型決定には重要です。文脈等から「不可欠な C, M」が決まります。

>「彼女が部屋の中にいることがわかった」なのか「部屋の中で彼女を見つけた」なのかわからなくなってしまいます。この文でも(1)の文でも前置詞句の前にbeを挟めば問題ないと思うのですが・・・。(1)でI founf the vending machine be out of order.としたら変でしょうか。

2つの訳なら、後者に近いとは思います(in the room を「場所」に取るなら……)。でも I found her lying in the room. なら、どちらもあり……? I found (that) she was in the room. は、前者に近いと思います。
I found the vending machine to be out of order. の形は可能です。
=====================================
How did you find it?
I found it through my looking glass. / I found it dirty.

How are you?
I'm fine.

ネットで見ると、How did you find it? は、By what means did you find it? と How did you find it is? の両方の意味がありそうですが……。文脈で決まるかも……。
How are you? は、SVC だと思いますが、how は、なぜか辞書では副詞扱いです。
=====================================
C(contact lens) でも、M(megane) でも、視力の弱い人(不完全な動詞)には必要なものです。そういう感覚を身につけていってください。: )
ちなみに、ジーニアス英和第4版 put [他動詞] の項の3には、[SVOC/SVOM] とあり、「C は通例前置詞句」と、あります。

以上、こんな考え方も参考にして頂ければ幸いです。5文型に費やすなら、まだ7文型に費やした方が実用的ではないかと……。少しでもお役に立てたでしょうか?★★
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

七文型という考え方があることは以前から耳にしてはいました。
興味を持って調べてみたこともありますが、私はやっぱり使い慣れた五文型の考え方から離れられないです・・・。

たとえばご指摘のgetについては

S V →到着する
S V C →Cになる
S V O →Oを得る
S V IO DO→IOのためにDOを得る
S V O C →OをCにする

と覚えて使ってきたので、He got there.のthereは文の要素でないと考えて自然だと思います。確かにgetがSVで使われるときは必ず「どこに到着するのか」を示す副詞が付くといわれればそうなのかもしれませんが・・・。

もちろん、すべての文が五文型で説明できるわけではないことはなんとなく感じていました。品詞分解や文型云々は英文を理解するためのツールであって、それにこだわりすぎてはいけないことは承知していますが、やっぱり私は五文型は優れた理論だと思います。
(質問をして回答をいただく立場で勝手を言って申し訳ないです・・・)

しかしながら、五文型が万能ではないことを再認識する機会になりました。
文型についてもっと知識を深めたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/24 23:00

こんにちは!



 前置詞句は、形容詞と副詞の機能を持つ。
 形容詞は、補語となる資格を持つ。

 これは鉄則ですね。

 SVOCで考えなくても
 SVCで考えればいいですね。

Everything is in order.

This is of critical importance.

Something evil is at work.

 確かにそれほど多くはないですが、Cになる例は無視できないくらいあると思います。SVCができれば、SVOCも可能ですね。

 I want everything in order.

I consider this of critical importance.

I can feel something evil at work.

 out of order の out は副詞なんでしょうが、前置詞句に準じるものと考えられますね。

 前置詞句で補語になっているものを見つけると、道端にスミレの花をみつけたような気になります。可愛がってあげて下さい!

 以上、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

言われてみると前置詞句が補語になることっていろいろあるんですね・・・。
もっといろいろな英文に触れていろいろな用法に慣れたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/24 22:56

前置詞句は補語になりうると普通は書いているはずです。

少なくとも文の要素というものに含めて書かれているはずです。この場合の前置詞句を形容詞句とする書籍もあります。私であれば形容詞的用法とするところで、実際そのようにかかれたものもあります。。

>別の考え方をすると、第五文型について、「OとCの間にbe動詞を入れたときにO be Cが文として成立する」という定義を聞いたことがありますが(これだとO=Cの場合もOとCに主語・述語の関係があるS V O to doやS V O doingの場合もカバーできるようです)、

S V O to doの場合については見解が分かれていますがSVOCが主流のようです。本来はおっしゃるとおりbe動詞を入れて文が成立するかという定義が使われているようです。

>この定義を用いれば(2)の文章が成立している以上、out of orderが副詞句であるという最初の見解のまま、(1)を第五文型の文として解釈することができますが、そもそも第五文型で副詞句が補語になるなんてことがありうるのでしょうか。

ちなみに「副詞とされているものでも補語になるものがある」というように普通は書いてあります。SVOC例文: We arrived at the stadium to find the game over.球場についてみたら試合は終わっていた。辞書には自信なさげにoverを形容詞とも考えられると書いてあります。形容詞としているものもあるかもしれません。8品詞5文型の限界というところでしょうか。ところがもう一方では副詞の定義変更、あるいは前置詞の定義の拡張というのが新しい流れとしてあります。こんな調子ですから品詞分類法、5文型を続ける限りこんがらかりつづけることになります。それもある意味勉強になるでしょうから後は質問者が5文型にどれだけの時間を割けるかということになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

前置詞句も形容詞として働いている以上補語となれるのですね。私の知識が間違っていただけのようで、恥ずかしい限りです。

しかし、副詞でも補語になることがあるんですね。名詞か形容詞の働きをする語句だけだと思っていましたが、提示していただいた例文を見ると確かにそのようです。

まだまだ勉強不足のようです。もっと自分でも調べてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/24 22:56

No.2です。

勘違いとタイプミスがあります。

質問4の以下を全て置き換えて下さい。

「いいえ。疑問を抱かれた通り、orderは抽象名詞ではありません。」(X)
→「いいえ。ただ、orderは抽象名詞です。」→(O)

1.orderは「注文」という普通名詞になります。(X)
→1.orderは「秩序」という抽象名詞になります。(O)

3.従って
The machine is out of order for the moment.
「その機械は現在故障中だ」
という、SVCの主格補語Cになる形容詞句となります。

他にもout of stockなどを使った文もあります。
These products are out of stock for the moment.
「これらの商品は現在品切れだ」

うっかりミスで失礼しました。

この回答への補足

ええと、先ほどの回答にお礼を書いている最中に訂正を投稿していただいたようですね・・・。

なるほど。orderは抽象名詞でよかったわけですか。すると「out of 抽象名詞」は「of 抽象名詞」の仲間とも見れるんでしょうか・・・そもそも「of 抽象名詞」以外でも前置詞句が補語になりうるのならばあまりこだわってもしょうがないのかもしれませんね。

補足日時:2008/06/24 00:03
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補語というのは文の要素ですから、副詞が補語になることはあり得ません。

補語は名詞または形容詞ですから、例文を第5文型だと看做すなら、out of order は形容詞だと看做さなければならないことになります。
また、be 動詞は不完全自動詞と完全自動詞と二つの役割を持っています。
This flower is beautiful. は不完全自動詞ですが、
There is a book. は完全自動詞です。ここで there は副詞になるわけです。ですから、例文の out of order を副詞と看做して第三文型であるという考え方も成り立つわけで、伝えようとする内容はどちらでも矛盾はないのではないかと思います。それをどちらかだと断定するのは困難なのではないでしょうか。まあ、誰か偉い人が決めてしまえばそれっきりですがね。しかし英文学者じゃなければそれはどちらでもいいのではないでしょうか。彼女を部屋の中で見つけた、なのか彼女が部屋の中にいるのを発見したというのは結局伝えようとする内容は同じことですよね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

すべてを厳密に文法で分類できるわけではないから意味が一緒なら解釈の仕方は何通りもある、というのは分かってはいるのですが、「彼女を部屋の中で見つけた」と「彼女が部屋の中にいると分かった」はやっぱり意味が違うと思うんですよね・・・。こだわりすぎでしょうか。

また他の人の意見も聞いて考えてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/23 23:41

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