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たいていの私立医大の学生募集要項には寄付金は任意で徴収するとかいてありますが、巷の話では寄付金を払わなければ合格取り消しとなる場合があると聞きました。

このようなことを聞くと帝京大学医学部のような不正入試が表ざたにはなっていませんが様々な医大で行われているのでは?と思えてなりません。

本当のところはどうなのでしょうか?どなたかお教えください。

A 回答 (3件)

唐突ですが、とある書籍(やはり医大の内情を赤裸々にする本ですが…)に書かれていたエピソードがすごく印象に残っています。

医者を父に持つ高校生がその本の著者に相談を持ちかけたという話で、本人は確固とした夢を持っていて医者になんかなりたくない。しかし医者である父が某医大に億単位の寄付をしている。どうしたらよいでしょう、といった相談でした。そこで著者は「医者になりたくない人間が医者になると患者が不幸になる。止めておけ!」とアドバイスしているのですが、なかなかもっともな話だなぁと記憶に残っている訳です。

また、これは実際の医大の教授に聞いた話ですが、ただ親が医者と言うだけで入学し、さしたる勉強もせず卒業する学生たちに対して、特別の「贈る言葉」があるどうです。それは「とにかく患者には優しく接しなさい。志も技術もなく親の病院を継ぐきみたちの病院が、淘汰されずに生き残るにはそれしかないよ」といった内容だそうで…。ご質問の主旨とずれてますが、学力ではなく財力で入学している学生がたくさんいらっしゃると思いませんか?
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 私は東京にあります某私立医科大学に在学中のものです。

始めにお答えしておきますが、私立大学で寄付金を任意であってもそうでなくても必要としていない大学は皆無でありましょう。といいますのも、私立医科大学にとって、寄付金の徴収なしでは十分な教育が行われないという危惧が大学運営者の中にはあるからなのだと思います。
 医科大学は学生一人を医者として育て上げるのに最低一億はかかるというのを耳にしたことがあります。それだけお金がかかる世界ですから、大学経営者にとって見れば、正規の料金以外からでも、十分な所得を得ていて、かつお金を払えるほどの余裕がある方のみ対象として、寄付金を募っていかないと大学として教育が成り立たないというのが本音なのではないでしょうか?
 帝京大学がどう考えているのかは知りませんが、おそらく大半の医科大学はそのような考えで寄付金を徴収することを考えているのでしょう。
 しっかり入試で点数が取れていたにもかかわらず、寄付金を払わなかったからといって、合格を取り消しにするような大学がもし仮にあるとしても、そのような大学はいずれ荒廃していくでしょう。ですから、大学を見る目は厳しくもつべきだと思います。
 あまり質問に対して直接的なお答えになっていない気がしますが、どうか大学とりわけ私立医科大学を見る目は厳しく持っておいたほうが良いでしょう。
 
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真相は学校内部のトップの方々とその関係者しかわかりませんが、最近の傾向としては医学部志望者が不況の影響もあってか相当数増えていることもあり、子供を医大に入れたい人々はいままで以上にいろんな意味で必死になっています。


ですので自治医科大学(ある意味国立みたいなものなので基準にしてみました)の偏差値未満の偏差値の大学ではなにかをやっていないという証拠がないかぎりなにかをやっている可能性を消すことはできないと考えて間違いないのではないのでしょうか?

実際のところ表向きの学費が6年で5000万もする帝京ですら偏差値的にみると一番低い大学ではないわけですし…それに大学としては一学年の全てが国公立合格できるぐらいの優秀な生徒でなくても、ある程度の数、毎年優秀な生徒を確保できればその他の生徒は国家試験に一発で受かる見込みがあるレベルの生徒で問題ないわけですし、そのレベルの生徒が寄付金を500万だ1000万だと払って入学してくるのであれば、そちらを優先させて入学させるようなことは十分ありえる話だと思います。

また医学部歯学部は二次試験という究極の点数調整枠があるので仮に1次試験を400点満点として2次試験を面接小論文で400点満点とするならば、Aさんが一次の段階で240点とって500番だとしても800点満点の中では600点で80番に…なんていう調整をすることも可能でしょう。

結論としては私立医学部が不正入試を行える条件は今の入試制度では完全にそろっているので、実際のところ不正の有無は学校のトップの方々次第ということになるのではないでしょうか。
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