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漢字の「七(なな)」についてですが、この漢字の2画目は撥ねて書かなくても大丈夫ですか?

漢字の辞書を見ると、明朝体では撥ねて書いてあり、楷書体では撥ねないで書いてありました。

私は、いつも撥ねないで書くのですが、気になったので質問しました。

細かい質問ですが、宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

こんにちは。

6/2のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。

ご質問1:
<この漢字の2画目は撥ねて書かなくても大丈夫ですか?>

大丈夫です。

習字でも撥ねない書き方を教わりました。


ご質問2:
<漢字の辞書を見ると、明朝体では撥ねて書いてあり>

これは感じの成り立ちと関係があります。

1.「七」という漢字は元々、横線を縦線で切断する様を表した指事文字で、「切る」の原字になったものです。

2.そこから、2画目の縦線が、「切り口」を表すように撥ねているのです。

3.従って、撥ねる書き方が間違っているわけではありませんが、日本の漢字教育では、撥ねない書き方を小学校で教わるはずです。


ご質問3:
<私は、いつも撥ねないで書くのですが>

私もです。恐らく大部分の人が同意されると思います。

とはいえ、撥ねる人が間違っているというわけではありません。個人の美的感覚もそれぞれですから、自分がなじみのある、美しいと思う書き方をすればいいのだと思います。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

いつも詳しく教えて頂き、ありがとうございます。
色々と勉強になりました。

お礼日時:2008/07/18 12:09

手書き文字と活字については、細かいところで微妙な違いがありますが、今回の「七」についても、二画目をはねるかどうかについては、手書きとつながる楷書体でははねないようになっており、活字につながる明朝体などでははねるようなデザインになっています。

学校教育の中でその辺の事情をちゃんと生徒に説明しているのかは不明ですが・・・。

「七」は手書きでははねないのが一般的ですが、はねても間違いではないことになります。

以下のURLを参考にしてみてください。
  
  http://bird.zero.ad.jp/oikeshodo/shiryo8.htm
 
  http://bird.zero.ad.jp/oikeshodo/shiryo11.htm

『明朝体活字のデザインについて
常用漢字表では、個々の漢字の字体(文字の骨組み)を、明朝体活字のうちの一種を例に用いて示した。現在、一般に使用されている各種の明朝体活字(写真植字を含む。)には、同じ字でありながら、微細なところで形の相違の見られるものがある。しかし、それらの相違は、いずれも活字設計上の表現の差、すなわち、デザインの違いに属する事柄であって、字体の違いではないと考えられるものである。つまり、それらの相違は、字体の上からは全く問題にする必要のないものである。』
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この回答へのお礼

URL拝見しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/18 12:20

はねなくても構いません。



そもそも明朝体というのは印刷のための書体が元になったものですから手で書く場合とは違っていてもある意味当然なのです。

たとえば「しんにょう」は明朝体のように書く人はほとんどいません。

楷書体は、教科書体もそうですが、手で書く形が元になっています。小学校の教科書が楷書体であるのもそういう理由だからです。

逆にはねる人が圧倒的に多いのが「叱」という字です。これは「シツ・シチ」という音読みが示すように口へんに七です。

そのせいか今では口へんに「カタカナのヒ」か「匕首(あいくち)の匕」のような活字やフォントもあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/18 12:18

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