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子供の頃から無神論者でした。
絵本やら紙芝居でキリストの話を見聞した時、神話だと思っていました。うまく表現できませんが「まんが日本昔ばなし」みたいに。

ところが中学生になり「キリストの生まれた年を基準に紀元前・紀元後に分けている」みたいなことを習い、「実在人物なの?」と思いました。今現在も信じていません。

死後の復活とか、湖の上を歩いたとか、マリヤが処女で受胎したとか、多少着色した逸話としても信じ難く、なぜあんなに世界中に広まっているのかわかりません。

自分自身で宗教に関する本も読んでみました。しかし信ずるまでには至りませんでした。教会に行ってお話しを聞こうかと思いましたが、私の質問が水掛け論になると思い、やめました。

キリストはやはり実在しましたか?

※最後に・・・これは別にクリスチャンの方々を侮蔑しているわけでなく、私自身が信じていないだけです。信じている人をとやかく言うつもりはありません。みなさんは何を根拠にキリストの実在を信じているのかなあと思いまして。

A 回答 (8件)

>キリストはやはり実在しましたか?



これは、非常に難しい問題です。
イエスが実在の人物であったかは、史料が残っておらず、未だ判然としません。
イエスの存在をズバッと言ってるのは、福音書くらいしかありません。
しかし、その福音書ですら「詩的」であり、その記述を裏付けできる証拠もありません。
ただ、紀元後1~3世紀頃に新興宗教である原始キリスト教があったのは確かのようです。
原始キリスト教が新興宗教としてあったのなら、それを興した人がいるはずで、きっとそれがイエスだろう~程度にしか分かっていませんね。

因みに、ANo.5さんのイエスの生年と紀元がずれるのは「紀元前7年~紀元前4年に生まれたのではないかという説が有力」の間違いですね。(紀元前4世紀ではありません)
これは、福音書の記述に「ヘロデ大王の治世に生まれた」という事がかかれてあり、それが本当なら「ヘロデ大王」は実在したことがほぼ分かってる王様なので、そこから推定した年代です。
因みに、聖書に記述されている「ヘロデ大王の子供虐殺事件」は、歴史的裏付けはとれていません。
これは、むしろ聖書記述者がヘロデ大王に抱いたイメージだろうというのが有力な説のようです。


クリスマスに付いても、イエスの生年は正確には分かっていないので、後にキリスト教が広まるときに他のお祭りと結びついた結果だとるす説が有力ですね。


まぁ、イエスが実在したかどうかは雲をつかむような話を未だでていないのが現状です。(そして、今後もでないと私は思います)
ただ、キリスト教という宗教が、少しずつ形を変えながら今の形になったのは揺るぎない事実です。
また、そうした宗教を興した人物がいた可能性は高いと思われるというのが、ほとんどの学者の見解のようです。
福音書に記述されている奇跡物語については、ほとんどは比喩か当時の土着の伝説なんかが結びついた結果だろうという説が有力です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>その福音書ですら「詩的」であり、その記述を裏付けできる証拠もありません。

まさにそのとおりだと思います。

お礼日時:2008/08/03 09:32

イエスと現在私たちが呼んでいる人物は確実に存在しました。


ただし、そのエピソードのいくつかは、何人かの別の人間のエピソードだったり創作だったりするかも知れませんが。

当時、ユダヤ教は儀礼主義に覆われていました。
そこからユダヤ教本来の姿にかえれ、という運動が起こります。有名なのはイエスに水で洗礼を施したヨハネです。この他にもいくつかのムーブメントがあるのですが割愛。

もう1つは、当時はローマ帝国の支配下にあったのでそこからの独立運動です。有名なのはバラバですが、さらに時代が下って1世紀後半に大規模な反乱が起こってエルサレムは破壊され尽くされます。

このような時代背景にあって、ある新興の宗教団体が神がかった宗教的指導者を登場させることで、離散したユダヤ教徒を一つにまとめる運動が始まります。特に使徒行伝を読むと、エルサレム近辺よりもその他のギリシャ世界へ離散したユダヤ教徒の布教というか組織化が見て取れるでしょう。
これが原始キリスト教の一つの背景でしょう。その証拠に、新約聖書の核となる福音書が成立するのは紀元70年以降です。


もっとも、このあとギリシャ・ローマ地域の伝統やガリア地方(ヨーロッパ中部から北西部)の伝統を取り入れる形で発展していきました。
例えばクリスマスは冬至のお祭りですし、紀元元年は4世紀頃に数えた修道士が数え間違ったためにずれがあります。
また、死んで蘇りその後天に昇った、というのも、ユダヤ教の伝統では偉い人は死なずに天に昇るところから来ていると考えられます。例えばモーセやエリヤがそうですね。
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この回答へのお礼

これは実在云々の話ではなく、キリスト教史の話ですね。

お礼日時:2008/08/03 09:38

「キリスト」は「救世主」という意味の単語ですが、「イエス(あるいはイエズス)は実在したか」というご質問ですね。

日本の中学の歴史の教科書などには、実在の人物として書かれています。また、実在していても何ら不思議なことはありません。釈迦が実在したように、イエスも実在したのでしょう。

聖書によると、イエスは、弟子と行動したり、病人や貧民に手を差し伸べたり、のちに「キリスト教」と呼ばれる宗教を広めたり、それゆえに弾圧を受けたりしたことになっていますが、それらは事実であっても不思議ではありません。

ただし、専門家によると、聖書の記述の中で、間違いなく事実だと証明できる部分は、ほんの数パーセントに過ぎないそうです。以前、各界の学識者が集まって検証した結果がそうだったというニュースを見ました。

なので、「イエスは実在したか」と聞かれれば、じゅうぶんに実在したと言えますが、「では、あんな奇跡もこんな奇跡も起こしたのか」ということになると、また別問題です。

なお、キリスト教の宣教師の中にも、聖書に書かれた奇跡を額面通りに受け取っていない人は少なくありません。キリスト教の学校で、そんな宣教師の授業を受けたことがあります。どの奇跡についても科学的説明ができて、それが奇跡として語り継がれた意味も教わり、ためになりました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>どの奇跡についても科学的説明ができて、それが奇跡として語り継がれた意味も教わり、ためになりました。

私が例にあげた奇跡はどういう科学的説明ができるのでしょうか?宣教師の授業は一度受けてみたいです。

お礼日時:2008/08/03 09:36

>「キリストの生まれた年を基準に紀元前・紀元後に分けている」みたいなことを習い



これは計算上、ちょっとずれてるという話です。
紀元前4世紀かもう少し前に生まれたと言われているようです。
西暦を定めた人たちの計算が違ってたのかな?

一応、実在の人物であろうと言われているようです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1868987.html
ただ、もちろん、大昔の話だし、伝承がどこまで本当かはわからんですね。
誕生日が12月25日なのは古い異教の祭りと融合して定着したのだろうというのが主流の説だと思います。
本当の生年月日は不明です。

でも、イエスが実在したかどうかと、宗教的に信じるかどうかは全然別の話ですよ。
現代の新興宗教の教祖の人々は実在を確認できますが(生きてそこにいるんだから)、じゃあその主張なり宗教なりを信じるかどうかと言ったら、全然別の話ですよね?
それと同じことだと思いますが。

他の方もおっしゃっていますが、お釈迦様だって同じだと思いますよ。
実在したかどうかと、どこまでが本当の話なのかと、
実在を認めるからといって帰依するわけじゃないのと。

ウィキペディアがどの程度正確かわかりませんが、
イエスの歴史的研究について載ってました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E7%9A%84% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>これは計算上、ちょっとずれてるという話です。
紀元前4世紀かもう少し前に生まれたと言われているようです。
西暦を定めた人たちの計算が違ってたのかな?

実在人物ならこの話自体がおかしいと思うんですよ。4世紀もずれるなんて。


>でも、イエスが実在したかどうかと、宗教的に信じるかどうかは全然別の話ですよ。

わかっています。イエスがいたとしても神は信じませんから。

お礼日時:2008/08/03 09:26

 存在を確定させる学術的な一次資料が、現在でもまだ発見されていませんから、厳密に言うと実在していたかは微妙です…。

(生存中に記述された資料等が見つからない。例えば十字架刑にかけたユダヤ属州総督の刑実施記録など)
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E7%9A%84% …

 ただし、現在でも残っている多数の福音書等の存在から、設立から数十年たってもなお薄れぬ尊敬の念を抱かせた人物が、実在していなかったと考えるのは難しいのではないかと言うのが、現在の一般的な考えではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
実在していたとしてもただ普通の慈悲深い人だったのかなと思っています。

お礼日時:2008/08/03 09:23

ローマ帝国の記録などに基づいた歴史学者の調査により、新興宗教の教祖としてのイエスの実在とその処刑は現代においてほぼ史実として認定されていると私は理解しています。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B6% …

もちろん、彼が奇跡を行ったかどうかまではわかりませんし、神の子であったかどうかもわかりません。それは信仰の範囲の問題でしょう。すなわち、事実であったかどうかとそれを「信じる」ということは別であるということです。

違う言い方をすれば、ゴータマ・シッダールタが実在したかということ、彼が悟りを得たかということ、そして仏が実在しうるかということ、この3つは別のことだということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
別問題なのはわかっております。私が知りたいのは「信仰」ではなく「キリストの実在」ですから。
やはり奇跡の話が彼の信憑性を怪しくしているのかなあ。

お礼日時:2008/08/03 09:21

キリストは一応実在していたと思います。


ですが、残っている逸話はあなたが言っているように誰かが着色した物だと思われます。
一度、聖書を読んでみてはどうですか?読むのなら旧訳の方がおもしろいですよ。
(僕も一様書いておきますが、クリスチャンの方を侮辱している訳ではなく、
ただ単に私が無心論者なだけですので・・・)
ちなみに、知っているかもしれませんが、「キリストは復活された」
という看板がありました。ほかにもいろいろあるみたいです。
(山に近い所に多いのは気のせい?)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
聖書もチャレンジしてみようと思ったのですが、叙事的な書かれ方がどうも逆にうさんくさくて。

お礼日時:2008/08/03 09:17

実在したかも知れないししなかったかも知れない。


ただ、聖書の何処にもイエスが12月25日に生まれた等とは書かれていないそうです。

※以下はキリスト教信者の方は読まないでください。(削除だろうな)
こんなジョークが有ります。
男「よう、イエス、おまえのお袋さん(マリア)の処女膜を破ったのは誰だか知ってるか?」
イエス「・・・・」
男「お前だよ」
頭を抱えるイエス・・・・。
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