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お世話になります。

本日の天気(08.8.6)は、気象庁の天気予報では、
関東から北陸、東海、関西とどこも
「暖かく湿った空気が流れ込み大気が不安定になっている」
と書かれてあります。
もちろん気象庁の言われるとおりなのでしょうが、
地上天気図をみるかぎりどうもピンと来ません。
8/5 21時の地上天気図では関東の辺りに停滞前線がかかっており
前線に吹き込む南からの風のことなのかなぁと思うのですが、
8/6 9時には前線が表示されておりませんでした。
大気が不安定になっているというのも、夏で日射が強いからなのでしょうか?
高層天気図やエマグラム(輪島や潮岬、米子等)をみても、どうも不安定になっていると分かりません。

いったいなぜ「暖かく湿った空気が流れ込み大気が不安定になっている」
となるのでしょうか?
タイムリーな質問で分かりにくいと思いますが、
どなたか、どうぞご教授下さい。。 m(_ _)m

A 回答 (3件)

http://www.bioweather.net/column/weather/content …

難しくてよくわからなかった。もう一度読もう
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

教えて頂いたサイトのトップページで、
気圧配置についてさらっとかかれてありましたが、
どうやら「暖かく湿った空気が吹き込む典型」らしいです。

難しいですねぇ...

お礼日時:2008/08/07 02:14

まず最初に。



天気図や前線を「絶対的なもの」と考えているようですが、誤りです。
「前線がある」とされているところに行っても、地面の上に「寒冷前線の模様」が見えるわけではありません。前線を天気図に書き込むのは天気図を作成する人です。地上の観測所などから得られたデータを元に「ここに前線がある」と判断をします。等圧線も同様です。目に見えるわけではないので、同じ観測データを使ってもできあがった天気図には「個性」が出る場合があります。一般的には気象庁が公表する天気図を基準にすることが多いかと思いますが、絶対的なものでないのは前述のとおりです。

ですので、「天気図に停滞前線がないのだから、停滞前線がある場合に起こる気象現象は発生しない」とは言い切れません。
今日の場合、日本海側に高気圧があるため、日本の上空に寒気が入ってきているのはまちがいありません。さらに太平洋には低気圧があり、衛星画像によれば渦を巻いています。天気図だけでは気がつかないかもしれませんが、かなり勢力があります。この低気圧に流れ込む空気の一部が日本に向いて北上してくる結果、関東上空あたりで衝突します。この衝突を「大げさに」とらえるなら停滞前線が書き込まれます。「それほどでもない」と考えるなら、停滞前線は書き込まれません。が、天気図に前線があろうとなかろうと、この空気の衝突は発生しています。
それに加えて、今日の関東地方は天気がよくて上昇気流が発生していますし、気温が上昇すればますますヒートアイランド現象は加速し、上昇気流は激しくなります。そして上空には寒気が流れ込んでいます。
これだけ条件がそろえば「大気が不安定になっている」という判断は、可能だと思います。

このぐらいの説明でしたら、テレビの天気予報の時間に説明してくれますよ。「かわいいおねーさん」が原稿を読んでいるような「天気予報」だと棒読みで終わりですけど。

この回答への補足

ご丁寧な回答ありがとうございました。

確かに天気図に答えを求めすぎ感がありますが、
毎日見続ければもっと分かってくるものでしょうかね...?
今回の場合、「日本海側に高気圧があるため上空に寒気が入ってきているのは間違いない」ということですが、これはどういうことをあらわしているのでしょうか? 「今日本海上にある高気圧は、大陸からの大陸性寒冷気団(シベリア気団)が移動してきたものだから、寒気を伴っている」という考え方でよろしいのでしょうか?

 ちなみに、理科年表で米子や輪島、潮岬の過去の8月の平均気温と今回の 8/5 21時の値は、理科年表の値の方が数度低くなっております。
寒気が入ってきているのは間違いないのでしょう。
しかし、これが寒気かどうかを見極めるにはどんな判断材料を使えばよろしいのでしょうか。。。

ありがとうございました。明日もまた同じような感じになりそうですね。

補足日時:2008/08/07 02:08
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この回答へのお礼

GOOD-fr様

回答ありがとうございました。
「日本海側に高気圧があるため上空に寒気が入っている」
というところが大変参考になって喜んでいるのですが、
その根拠がまだよく分かりません。
しかし今回の質問の回答は頂きました。

ご丁寧にありがとうございました。 m(_ _)m

お礼日時:2008/08/08 23:48

この話の肝は、「暖かく湿った空気が流れ込み」と言う点でしょう。


空気は、湿度100%とすると1立方メートルのに
20℃の時に、17グラム
30℃の時に、30グラム
40℃の時に、51グラム
の水蒸気を含んでいます。
暖かい空気は上昇気流となって上昇していきますが、その過程でこの水蒸気が水や氷となります。
何故なら、上空に行くに従って温度が下がり、気温が下がれば水蒸気として空気中にとどまっていられなくなるから。
1グラムの水蒸気が氷になる時、680calの熱を空気に与えます。
空気1立方メートルを1℃上昇させるには、288cal必要ですから、680calも熱エネルギーが有れば葯2.4℃も温度が上がります。

気圧の変化により体積その他の条件が複雑に変化するから実際はここまでの変化とはならないですが、「暖かく湿った空気」の持つエネルギーが上層に寒気が入っているかに関係なく「大気不安定」をもたらすことがあります。

このような場合、地上天気図より850hpa天気図、出来れば
http://www.hbc.jp/tecweather/FXJP854.pdf
の天気図の見方を知っていると、理解しやすいと思います。
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この回答へのお礼

返事が遅くなり、申し訳ありません。

具体的な数値で教えて頂くとよく分かりますね。
暖かく湿った空気の持つエネルギーそのものが
不安定要素として関わっていることが分かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/31 22:19

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