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9ヶ月の一児の父40代です。私の小学校時代は英語教育はありませんでした。最近は小学校で英語があると聞き、その詳細を知りたいのです。子供が入学する頃にはどうなっているのか心配です。

1.いかなる理由で英語が始まったのですか?
正直言って小学生で本当に必要なのか?と疑問に思ってます。グローバル時代といっても常識事項として英語を含めることに否定的な考えでいます。

2.授業ではどんな形式でやってますか?
会話中心ですか?それとも中学校の授業がそのまま小学校にスライドしたのでしょうか?1年生からやるのでしょうか?

3.効果はありますか?
例えば大学受験時期になって英語学力は導入前より向上したとか、会話力が上がったとか。

4.この先も続きますか?
ゆとり教育の見直しに伴って(直接関係ありませんが)縮小の可能性はないのでしょうか?

A 回答 (5件)

まず前提としておさえていただきたい点は、今現在学校で行われている「英語活動」と、次の新指導要領(平成23年度本格実施)の「英語活動」は考え方も実施方法も違うということです。



今、小学校で行われている「英語活動」は、特別な学校以外は、「総合的な学習の時間」(総合)の中の「国際理解」という範疇の活動です。総合として、どのような活動をするかは、実は各学校の裁量です。

したがって、#2の方の学校のように「英語活動」をやらない学校というのも普通にあります。また、仮に英語活動をやったとしても、内容・時間数・方法は各学校に一任されています。ですから、同じ自治体でも「隣の学校と自分の学校でやっていることが全然違う」という事も普通にあります。

一方、23年度から始まる「小学校外国語活動」は、基本的に全国一律に、小学校高学年を対象として、週1時間実施することになっています。既に文科省からは「教科書」(正確には副読本)の見本と、一年間(35時間)分の指導内容・方法(指導計画といいます)を示した冊子が届いています。もちろん、これはあくまでも試案ですから、実際には学校毎に様々なアレンジはあるでしょうが。

以上を踏まえて、質問に回答をします。

>1.いかなる理由で英語が始まったのですか?
「外国語活動においては、音声を中心に外国語に慣れ親しませる活動を通じて、言語や文化について体験的に理解を深めるとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、コミュニケーション能力の素地を養うことを目標として」(文科省サイトより)

ここで実は3つのポイントがあります。
・「音声を中心に」「慣れ親しませる」ということで、中学英語のような文法、読む、書くの活動はしない
・「言語や文化について理解を深める」ということは、言葉だけではなく、その背景にある文化の違いや考え方の違いについての学習も大切
・コミュニケーション能力の育成、を目標とする

2番目の質問とも重なりますが、上記の目標からすれば、中学の英語の授業とは当然別物になり、会話が中心となることが分かると思います。

実際に、先行して始まった学校の授業を見ると
・担任とALT(英語のネイティブ補助)、地域ボランティアが協力して
・歌や会話などを中心に
・挨拶や、日常会話を学ぶ
という形式が多いようです。実際には小学校もこれから、「何を」「どのように」という試行錯誤の段階です。だいたい、学校の先生だって、それほど話せるわけではありませんからね。

>3.効果はありますか?
何を持って「効果」とするかによって、答えは違います。いわゆる受験英語との関係でいえば、「ほとんど(全く?)効果は無い」と言えるでしょう。
ただ、上記で述べたように、そもそもねらい(目標)が全然違いますから、受験英語に対する効果の有無で評価をする必要はないでしょう。
「コミュニケーション能力の育成」「異文化交流」という点からいえば、個人的には「やらないよりは良いのでは?」という感想を持っています。

例えば、ある授業で【アメリカ人からプレゼントをもらったら】という場面設定で授業をしていたのを見ました。
私はアメリカ在住ですから、日本人とアメリカ人の違いが分かります。日本ですと、もらったプレゼントをその場で開けることは(大人では)失礼にあたりますが、アメリカでは逆で、その場で開けないことが失礼にあたります。

どのように振る舞うべきか、喜びを表現するか、お礼を言うかなどは「知っていて損はないな」という程度には役立つ思います。また、こうした活動を通して、日常生活の中で「話せるのに、話す勇気が出ない」という状況が改善されれば、それはそれで良いことだろうと思っています。

>4.この先も続きますか?
指導要領は原則として10年間はそのままです。従って、新しい指導要領が本格実施される平成23年度から10年間は、無くなりません。
その後、どうなるかはその時の状況にもよりますが、おそらく次の指導要領でも無くなることはないでしょう。
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この回答へのお礼

詳細な回答をありがとうございます。
疑問はほぼ解消しました。一点だけ心配なのは、回答のような目的に沿って実施されるなら私も賛成ですが、現実には99%語学教育になっていたり、保護者に目的がきちんと説明されずいわゆるお受験対策が英語力にばかり片寄ったりすると、本末転倒だと思います。

お礼日時:2008/08/16 13:40

こんにちは。


直接の回答ではないのですが、参考にしてください。

>>>1.いかなる理由で英語が始まったのですか?正直言って小学生で本当に必要なのか?
>>>3.効果はありますか?

今の時代、英語を習得することの必要性を全面否定する人は少ないと思います。
そして、いつの学年から始めても、それなりに習得することはできるでしょう。
しかし、英語を教え始める時期を小学校にすることには、大いに意味があります。

12歳ぐらいまでが、言語習得のチャンス
http://www.newleaf.jp/counselingroom006.html
(大人になってからでも大丈夫と書いていますが、早く始めるほうが有利であることに変わりはありません。)

それから、昨年、ここのサイトで興味深いQ&Aがありました。
(中3から英語を勉強しても、訛りは一生直らない)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3535304.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
バイリンガルのような流暢な発音までは求めてません。もちろん英語習得を全否定はしません。ただ他にやるべき事だってあるだろうにと思いました。

お礼日時:2008/08/16 13:32

小4の父親です。


1.多分、会話能力向上のためだと思います。
2.授業にネイティブの外国人が招かれ、1時間位、ゲーム方式で発音練習をするような内容でした。
3.何もないです。英会話なんて一日2時間くらい勉強するとか生活する上で英語必須の外国に住むしかないと思います。
4.どうなんでしょうか?英語力向上に余り効果がないのでどちらでも良いような気がします。ただ、外国の方と接すると言う意味では良いかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
効果はない、あるいは見えて来ないかも知れませんね。会話力向上が目的で導入したけど、肝心の効果は現時点で無し、いつ頃公式にハッキリするか気になります。

お礼日時:2008/08/15 19:29

この春娘が一年生になりました。

30代の母です。
地方の公立小学校ですが英語授業はありません。
ちなみに理科も社会もありません。
国語・算数・音楽・体育・生活・道徳 だったような気がします。
生活の授業がそのうち理科になると聞いています。
命の大切さを教えるのが英語よりも優れているとの考えかな?と思っていますよ。
朝顔を育てたり、ヤギを飼ってみたり、
ヤギが心地よく生活できるために小屋の掃除を毎日子供たちでやってみたり、エサをあげてみたり
日々朝顔の声を聞いて水遣りや肥料なんかを与えているようです。
正直、私も考えが古いので英語教育なんて必要なしと考える人です。
NHKの英語であそぼを毎日見ていたほうが身に付くと考えるくらいの人ですから・・・(笑)。
小学生なら英語力よりどうやったら人とかかわり、生活できるかを身につけるほうが大事です。
どうやったら相手も自分もいやな思いをしない付き合いができるかを
先生に教わるのではなく、自分の頭で考え育っていってほしい。
インターネット時代とはいえ、一人では生きて行けないと思うし・・・。
仕事やその他で必要不可欠になったとき、子供が自分で勉強し、道を切り開くこと。
英語そのものを教えるのではなく、そういう気力・努力の方法を教え、育てていってほしいと思います。
子供が大人になる十数年後でも、見る人見る人が外国人ってこともありえないと思うし
まず母国語、”日本人として”を学んでほしいです。

回答できることが2だけになってしまいましたが
私も英語教育には疑問ですので出てきてしまいました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
小1時点ではやってないのですね。他回答では小4でやってるようなので、小2~4の間に開始するのでしょう。

お礼日時:2008/08/15 19:24

うろ覚えですが、回答します。

のちに詳しい方からの回答が入りましたら、無視してくださいな。

1.日本人の英語力の低さを懸念して。語学学習は、幼少の時にやるほど、効果が高いです。これは人間の学習能力に関係してきます。民間の幼児向け英語塾があるのも、そういった理由からです。

2.TVでチラッと見たのでは、会話でしたね。理屈ぬきに、基本的な言葉(会話)を覚えさせる。あとはフラッシュカード(紙芝居みたいな感じ)で単語を覚えさせたりだったかな。

3.小学校で英語の授業を受けた生徒は、まだ大学受験の年齢に達していないと思います。

4.そんなの知りません。様子見てから判断することでしょう?!小学校の英語の授業は、「ゆとり教育」によって生まれたものではないと思いました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早期教育としての効果を期待しての導入のようですね。しかし別科目でも早期教育は同じだと思います。理屈ぬきの会話中心なのは良いと思いました。

お礼日時:2008/08/15 19:22

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