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タンパク濃度の算出方法ですが、エクセルの使い方が良く分かりません・・・ それとスタンダードからの計量線を出す場合も、吸光度の値により直線にならない場合や、文献ごとに直線でなく、吸光度の値をプロットして曲線で表していたりするのですが、スタンダードな求め方ってあるのでしょうか?プロットしてその近似線を引いて、その直線の式からサンプルの濃度を測定しようとしているのですが、スタンダードからきれいな直線が得られない場合は、やり直すべきでしょうか?あと、ミオシン重鎖を出そうとしていますが、ミオシン抽出時に遠心分離にかける前にボイルしているのですが、SDSサンプルバッファーと混合した後もボイルをしたほうがいいのでしょうか。また、サンプルバッファーとの混合の割合で、適切な度合いがあれば教えてください。基本的なことですが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

エクセルの使い方というより、解析の仕方がわからないといった感じですね。


タンパク濃度は比色による定量方法をとろうとしているんですよね?
ランベルトベールの法則により、濃度と吸光度は一次関数で比例します。
なので、直線性が悪い場合は定量してはいけません。やりなおしです。
まず、エクセルにスタンダードの濃度とその吸光度を並べて入力してください。
検量線の直線性は相関係数Rの二乗の値が1に近いかどうかで評価します。エクセルの関数としては=RSQ()です。0.99くらいであれば定量可能でしょう。()には上記で入力したセルの範囲を(例えば"A1:A8,B1:B8"と言う風に)入力してください。
回帰直線の式は、傾き=slope()、切片=intercept()です。これによりy=ax+bの方程式を求めて、この式にサンプルの吸光度を当てはめて濃度を定量します。
この際、検量線のポイントは5点以上(できれば8点)とるのが望ましいです(相関係数はポイントが少なければ1に近くなりやすくなります)。また検量線の濃度範囲外では定量してはいけません。
本当は重み付けなどもした方が良いのですが、エクセルで行うには少し手間がかかりすぎるのでここでは省略します。もしより信頼性の高いデータを求めるのであれば、頑張って勉強してください。
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