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よろしくお願いします。

日本人が英単語の発音を間違えやすいパターンの一つとして、
capital の pi や、precipitation の ci のように、
母音を発音すべきであるにも関わらず、発音しないということがあります。
(母音の強弱のことではなくて、母音の有り無しのことです。)

ここで、「母音を発音しない」というのは、
・「鉛筆」の「ぴ」
あるいは、
・「ごちそうさま」 の「ち」 (chi ではなく ch)
・「おいしかった」 の「し」 (shi ではなく sh)
・「4メガピクセル」 の「く」 (ku ではなく k)
のように、声帯を震わせることなく発音する、という意味です。

このような、母音の発音し忘れが起こりやすいパターンとして、
-pi-、-ci- 以外の具体例をご存知でしたら、教えてください。


ちなみに、今回の質問は、下記質問の出直しです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4296957.html

A 回答 (2件)

音声学的にいえば、「声帯を震わせることなく発音する」とは、無声母音を指し、声帯は震えてはいないけれども、ちゃんと発音されているものをいいます。

発音のし忘れとか、「chi ではなく ch」というのが誤解の元でしょう。「i」は発音されています。声帯が振動していないだけ。

閑話休題。
日本語で無声母音が生じるのは
1.主として高母音の /i/ と /u/
(「はし(端)」の「は」も無声母音化することがあるが、例外的)
2.アクセントがない
3.無声子音に挟まれているとき
という条件が重なったときです。

英語の無声子音は /p, t, k, f, th, s, sh, ch, h/ ですから、/i, u/ (/i:, u:/ をのぞく)がこれらの子音に挟まれ、かつアクセントがない単語を探せばよろしい。

たとえば、/i/ ですと、topic, Chicago, cockpit, acoustic, benefit, ethical などが無声化しやすいといえるでしょう。

ただし、これはあくまで一般的な傾向であって、上の1~3の条件を満たしたとしても、必ずしも無声化するとは限らない。逆に、hotel の /ho/ が無声化することもある。

また、これらはあくまで日本語なまりです。英語が上達すると、きちんと発音できるようになるので、うまい人は「私はちゃんと発音している」というし、下手な人は無声母音で発音していることが分からない。
難しいところですね。
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この回答へのお礼

Chicago と ethical
採用させていただきます!
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/07 07:10

Sanoriさんの問題関心に真正面のお答えにはならないかもしれませんが。



母音の脱落で私が気になるのは、
1.二重母音 /ai/ の後に /i/ が続いたときに 2個連続すべき /i/ が1個になってしまう傾向があること.
(例)Hawaiiの /i/.  lying(lieの-ing形)の /i/.

2.二重母音の /ou/ の後ろの母音が落ちてしまって、短母音の「オ」と聞き間違えてしまう傾向があること.
(例)cooperationがcorporationに聞こえる.
です。

なお、今回のご質問にある「precipitation の ci 」で母音が落ちてしまう(つまり無性化がおこる)ということの一番の問題点は、話者が第2強勢に対する意識が弱いか、あるいはその位置を誤っている可能性が高く、precipitation の piの母音を落とすことに比べればその罪は何倍も深いですね。
むしろ前回のご質問で取り上げていたpiの方を今回も取り上げられたほうが、sanoriさんの問題関心からするとより一貫しているように思いました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あー、なるほど。
この質問のしかただと、lying、studying、playing のパターンも入っちゃいますか。
ご指摘に感謝。
「2つの無声子音にはさまれた母音」に限定すべきでした。

お礼日時:2008/09/07 07:15

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