プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ある病院で出産。
自分はもちろん面会人の身内にも
心当たりはないのに
生まれた赤ちゃんが
MRSA陽性と診断された。
院内感染か?
とも思ったがとりあえず赤ちゃんは1ヶ月ごとに定期的に血液検査をして様子を見ている。いま4ヶ月であるがまだ陽性。
素人なのでそれが何を意味するのかよくわからないのです。
皆さんにお聞きしたいことは
・抗生剤?のようなくすりをのまなくていいのか。
・薬を飲んだ場合、風邪などひいたらその風邪の抗生剤
といっしょに服薬してもいいのか。
・MRSAがいつになったら陰性になるのか。
・陽性のまま普通にすごしていいのか。
どうぞ、ご存知の方、教えてください・・・。

A 回答 (4件)

新生児室などでMRSA感染を起こすことは日常ありふれたことですので、問題視することはほとんどありません。

ところが、時に症状のでる赤ちゃんが続出したりして新聞に報道されることがあります。いわゆる健康保菌者と発病者の違いが事前にはわかないわけですね。
極端なことを言えば、未熟児センターに入った赤ちゃんなどではほとんどがMRSAをもらってしまうところもあるかもしれませんが、検査しないと分からないままに退院します。
定期的な検査とか治療はナンセンスだと思っています。

この回答への補足

早速のご回答嬉しいです。
ありがとうございます。
この病院でやっている
定期的な検査は何のためにやっているのでしょうね・・・。

補足日時:2002/12/20 11:43
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この回答へのお礼

例がわかりやすくて
安心もしました。
なるほど・・・と言った感じです。

お礼日時:2003/01/04 13:03

まずMRSAについて何もご存じないようなので、その部分を中心にしてお答えします。


正式名称は「メシチリン耐性黄色ぶどう球菌」といいます。
判りやすいように表現としては問題がありますが、非常に強い抗生物質である「メシチリン」が効かなくなってしまった黄色ぶどう球菌という細菌です。

但し重要なのは「黄色ぶどう球菌」というのは、健康な人の皮膚など体のあちこちにごく普通にいる常在菌だということです。

だから病気などで抵抗力が非常に弱っている場合でなければ駆除する必要は全くありません。

もし人間の体から常在菌をすべて取り除いて無菌人間にしてしまうと、抵抗力が非常に弱い、すぐ病気になる人間になってしまいます。

MRSA陽性の人が気をつける必要があるのは、大きな病気や怪我をえてあしたときに医師にその情報が伝わらないと、普通の抗生物質を処方してしまうという事です。

細菌による病気には一般的に抗生物質を使いますが、MRSAには普通の抗生物質は効かないので、他のばい菌は死んでもMRSAだけが生き残り、逆にMRSAだけが爆発的に増殖して、普段はなにもしないMRSAが悪事をなす、「菌交代症」という物を起す事です。これを起してしまうと普通の抗生物質での治療ができないのです。
この菌に有効な抗生物質はあるにはあるのですが、この抗生物質をやたらと使うと、この抗生物質に耐性ができてしまい、治療方法がなくなるので、この治療はやたらと行うことができないのです。

ですから、重病や大けがなどでなければ、やたらと抗生物質を用いてはいけません。
使うときに医療機関にその事を伝えて使える抗生物質を選んで使うという事になります。

それ以外で普通の治療、除菌は一切する必要がありません。
というよりそれはかえって体に害毒をもたらします。
陰性になる事はまず期待できませんし、普通の生活ができる状態なら陰性にする必要がありません。

この回答への補足

大変わかりやすい回答、ありがとうございます。
陰性になることはない、というのは一生そうなのでしょうか。
害はナイとのことですが、
事故や大病、小さな風邪でさえ受診の際には「MRSA陽性かもしれないのですが」と言いつづけるということでしょうか。

補足日時:2002/12/20 11:39
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ありませんでした。
まっさきに質問への回答を下さり、
その後も気にかけていただいて
感謝しております。

お礼日時:2003/01/04 13:00

MRSAに関しての講演で聴いた話ですが、


いずれMRSAは他の最近に追い出されるように消えていくそうです。
まあ、鼻の中にずーといても別にいいのでしょうけど。
私も持っているかもしれない。小泉さんがもっていたらどうしましょう。
調べていないから平和なんですよ。きっと。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ありませんでした。
いろいろな方の助言もいただき
私も勉強になりました。
yajiyajiさんのように講演で聞いた話などは
図書館で調べる本などでは追いつかない新しい内容
であることが多いので参考になります。
また何かあったら気楽にアドバイスくださいね。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/04 12:57

こんにちは。

何やらお問い合わせのようで。m(__)m

No3の方がおっしゃるように、段々減ってはいくようです。
これはつまり、MRSAは先に述べたように黄色ぶどう球菌というごく普通にいる細菌なわけです。
これがMRSAとして働く時というのは、つまり抗生物質が働いて他の黄色ぶどう球菌が死んだ時なわけです。
それでも身体の免疫力が衰えてなければ何事も起こりません。抗生物質は効かないけど常在菌であるMRSAがいるというだけのことです。

そこにさらに併せて、体力が落ち、免疫力が落ちたときに始めて悪事をなすわけです。

ですから、そういう状態になった時には、「以前、MRSAに感染した」とおっしゃって頂けば、その時にまだいるかどうか検査します。
もちろんもういないなら普通の抗生物質が使えます。いれば特別なやつを選んで使います。

ではどうして減るかですが、MRSAも抗生物質が来なければ、その持てる能力?を発揮する事はありません。
いつしかその能力を使わないうちになくしてしまうという事です。
でもそれが度のくらいで忘れちゃうものかは不明です。菌に聞いてみないと判りません。

ただし風邪では抗生物質は使いません。でも一応治療を受けるときは言った方がいいでしょう。
抗生物質が入りような時には大事な情報です。
検査の結果、もういないよと言われればまた感染しなければ大丈夫です。

#判りやすく説明するために専門的には少々問題のある表現としました。m(__)m
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ありませんでした。
とても参考になりましたし、
安心もしました。
また、自分の不勉強さも感じました。
顔も知らないあなた様のますますのご活躍を
お祈り申し上げます・・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/04 12:50

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