これ何て呼びますか

つい最近、高専に体験学習に行ってました。
僕が選んだのは電気通信工学科です。

高専の先生が言った事が気になって質問させてもらいました。

「工学部を目指す人は絶対高専に来た方が良い。将来工学系の仕事に就きたいのであれば絶対高専が良い。」

て言ってました。果たして本当にそうなのか?ってところを皆さんに聞きたいです。(ただ、高専に来てもらうために行ったのかもしれませんが・・・・)

前にも皆さんが言ったように普通科から工学部の大学に行って大学院に行ってから有名企業に就職する方が無難です。と言ってくれました。

高専は専門科目を早いうちから教えてくれます。しかし、専門科目を勉強するということは何かを削らないといけない。そこで、英語や国語などの理系とは離れた教科の日数を減らしてます。
有名企業に入ってから、働くためには英語力が凄く必要だと思うんですよ。英語だけでなく、国語も。

ただ、高専は国立大学の工学部への進学は普通科の試験に比べ楽だと言っていました。
大学(国立)へは努力して行きたいと思います。

ただ、企業からも認めてもらえるようなスペシャリストになるにはどちらが良いのか迷っています。
似ている質問ばっかりしているのは分かっています。
ただ、もうすぐ高校を決めないといけません。
ご協力お願いします。

A 回答 (5件)

高専は高校+短大をあわせた5年生教育を行う所です。

4年生大学工学部の2年次終了の年数にあたります。高専の卒業生は大学院大学へ進学し博士課程修了まで行く道(大学院大学の数は4年生大学工学部より遥かに少ない)と高専卒業後、4年生大学の3年生に編入学する制度があります。定員は各大学の工学部学科で10名程度で余り多くはありません。
工学部に編入する場合、高専の科目の単位振替認定をして編入後2年間で他の4年生工学部生と同時に卒業できるようにはなっています。しかし、高専では、4年制大学で1年次、2年次の2年間に行う、語学(英語や独語、仏語など)や基礎数学、大学での物理学や化学な、環境関係科目などの教育をしなかったり、凄く少ない時間数しかやってこないため、その後の専門教育の数学についていくことがなかなか大変のようです。例えば高専では公式を丸暗記して思えさせられてきて、その公式の基になっている数学や工学の物理現象に対する基礎的な理解度が少ないようです。英語を使った専門教育も弱いようです。それを克服すれば4年次卒業で工学部の学生と同等の学力と応用力が身に付くかと思います。
現在、工学部では5割から6割が大学院の修士課程に進学します。一部が博士課程に進学します。大学院に進むと、数学的な解析力や語学力が大きなウェイトを占めます。こういったことから、高専編入生は苦労するようです。

高専卒業生は(おもに中小)企業の現場技術者の専門職につく場合が多いかと思います。工学部4年卒業生で就職する人は大中企業の総合職や技術者など色々な職場に配置されます(過半数が大学院に進学するため、学部で卒業する人は比較的大企業へ就職します。そういった会社では専門職に就くとは限らず、企業によって適材適所の職場に配置されます)。大学院に進学してから修士終了で卒業する人は各部の成績が良い人という事で企業での評価も比較的高く、研究職、開発部門などに配置されること多いですね。給与的には学部卒+2年の勤務者とほぼ同じで、就職率もいいですね。博士課程進学者は専門分野が固定され修了時の年齢が最短で27歳ですから、企業で在学中の研究が必ずしも生かせないので企業への就職が難しくなりがちです(ポスドク、オーバードクターなど)。在学中から企業と共同研究を行い企業で必要な研究を行っているなどすれば就職はしやすいですね。教員が企業とのパイプが強ければ強いほど就職しやすくなります。
という事で博士課程に進学する人は有力教授のいる研究室などに集中する傾向があり、その受入れ人数も多くなく、博士課程への進学者はずっと少なくなります。院に進学するということは、学費を納めアパート代を支払っていく生活になりますが、同じ研究でも企業に就職し研究開発をする人は給料を貰いながら同じような研究ができますので、多くの工学部学生は修士卒で就職する人が多いですね。多くは研究開発職が多いです。

こういった状況と親の経済事情(4年生大学性の場合学費とアパート代などの生活費が200万~300万位かかる。私立、国立、自宅通学、アパートから通学では親の負担が変わります)。工学部の4年間をアパート暮しして通学すれば卒業までに1000万円以上(私立は寄付金要請もあり国立大学よりかなり費用が多くかかる)かかります。奨学金貸与制度や特待制度(授業料免除)などがありますが、それも学生本人の成績(や経済事情)が上位でないとその制度の恩恵を受けられません。地方の都道府県でも奨学金制度があることもあります。

そういったことですので、親に学費を依存する事になりますので、大学や高専の選択について両親とよく相談し、自分の希望と頑張る意思を親に示して、親に了解してもらうようにして、進路を決めるようにして下さい。
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No.3です。



>東大や京大の工学部でも高専生の専門知識には追いつけることは出来ませんか?

どうでしょう?学校ごとに違いますし、年代にもよるかと思います。ただ分かるのは、私では、それら大学出の方の足元にも及ばないこと。

>大企業は新商品の開発とかをしてるんですか?(技術者は)
>それとも、大企業では経済的なことばっかりしてるんですか?

技術者だから、いろんな開発をやってるのが普通ですよ。ただし、経済的な部分の知識も、多かれ少なかれ必要ですがね。ただし、いろいろな分野があります。まだ、そこまで詳しく知る必要性はないです。今は、いろんなことに興味を持って、いろいろやってみてください。それが学歴では分からない、あなたの「知識」そして「経験」になります。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>どうでしょう?学校ごとに違いますし、年代にもよるかと思います。 ただ分かるのは、私では、それら大学出の方の足元にも及ばないこ  と。

東大、京大に行けるならば高専よりもそちらの方が良いんでしょうか?

>技術者だから、いろんな開発をやってるのが普通ですよ。

確かに、技術者だから開発をするのが普通ですね!!

お礼日時:2008/09/14 08:40

理系の大学院生ですが、高専出身の友人がいくらか居ます。


そいつらを基準にしてお答えしたいと思います。

まず、専門はめちゃくちゃできます。
高専の卒業生は就職するか、大学に編入します。
もしくは高専の専攻科という大学3・4年に相当する過程に進学して研究を進め、
学位審査機構というところに論文を送って大学卒業と同等の資格(学士)を取ります。
どっちにしろ卒業研究を2度することになるので、専門は相当鍛えられます。
私は一応有名と言われる大学を卒業してきたのですが、
ずっとサボってた私では全く太刀打ちできないほどの専門知識です。

その反面、お察しのとおり英語は全く期待できないです。
TOEICを受験しましたが、私の半分ほどのスコアでした。
英語の論文を読む機会もあるのですが、
適当に読んでだいたいの意味を把握するというのができないみたいです。

さて、「認められるスペシャリストになるには?」という問いですが、
正直なところ、どっちでも良いです。本人の努力次第です。
エライ大学の先生という意味でのスペシャリストになりたいんなら、結局みんな大学院で勉強・研究することになるので、後で合流する分かれ道の太い方を行くか細い方を行くかの違いです。

友人が言うには、高専に行くメリットとしては就職する場合は企業側が「同年代の短大卒や専門学校卒をしのぐ専門知識を持ち、かつ大学生よりはコストがかからない」という理由でけっこうな採用枠を用意してくれていること、進学する際はその入試の負担が比較的軽いこととさらに専門知識を増やすことで他の大学生より就職活動で有利になることが挙げられます。

デメリットはほとんど男子校みたいな状態、進路変更が容易でない、大学編入だと人脈作りが困難、なんだかんだ言って有名大学への編入は難しいこと、そして最大のデメリットは高専というモノ自体の知名度が低く面倒なことが多いということがあるようです。

有名な高校・大学という名をとるか、専門知識という実をとるかって感じですかね?
あえて個人的な意見を言うなら、世界に名を知られる日本人科学者はだいたい難関高校から難関大学に進学した人ばっかりなので、偏差値を比べて高専より上の高校に行けそうならそっちに行ったほうがいいと思います。

あと、それ以外の部分の評価はどうですか?
通学のしやすさとか、雰囲気が合うかとか・・。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
多分、自分の夢は変わらないと思いますので、デメリットの進路変更のところは心配ないと思います。
ただ、男子校っていうのはちょっと嫌ですね。

自分が行く私立高校は高専よりも偏差値は高く、毎年多くの東大生や京大生を出しています。
その私立高校から有名大学へ行くのなら、まちがいなく高専生よりも専門知識+英語力、理系力を付けれるはずだと思っていました。

この道の方が良いでしょうかね?

お礼日時:2008/09/13 19:03

No2の方が、かなり詳しく述べられていますので、それ以外の私自身が感じているメリットついて。

デメリットも書きます。
ちなみに、私は高専卒→大学卒→大学院修士卒で、機械系の技術屋(次期モデルの開発&既存モデルのVA/VE)をやってます。
ある意味でいえば、高専の先生が言われた言葉は当たってます。特に実践した知識として後々現れます。

メリット
1.普通科卒の人よりも、群を抜いてしまう専門知識。はっきり言って、大学卒では、高専卒に追いつけません。
2.実際に物を触って、実験してレポート出してる(下手な大学より厳しい)ので、物の根本を見るよう教育される。
3.実作業も、学科によってはかなり行うので、普通科卒とは経験の差がある。(ただし、実社会の職人はすごすぎるので、それをどう利用するかがどちらかといえばポイント。)
 例えば機械科では、旋盤・フライス盤等は一通り使いこなせるレベルまで叩き込まれます。0.1mmのオーダならば、多分誰でも作れるレベルです。大学では、こんな事は覚えれないです。
4.高専から大学進学は、はっきり言ってセンター受けるよりも、何百倍も楽だと思います。また、豊橋技術科学大学 and 長岡技術科学大学と2校だけですが、高専卒をメイン(編入で40人~50人)で受け入れているところもあります。センターは中の上ぐらいですが、高専卒がメインなため、レベルは高いです。大学院も9割は行くので、その流れに乗りやすいです。

デメリット
1.やっぱ英語力は弱い。ただし、出来る人は出来るので、努力しだい。また、企業で求められるのは、実際の会話力なので、実は普通科卒とスタート地点は一緒。TOEICが今の評価基準ですが、聞ける、話せるの部分ではレベル変わらない。(短期でも)留学等を行ってるかどうか、の方が差が大きいと思いますよ。
2.15歳で、ほぼ進路決まってしまうので、よく自分の将来を考えて。私の周りでも、やめていった人は何人もいます。
3.正直、「奇人・変人・天才」など、いろいろな人が入り乱れます。冗談ではなく、ホントです。私みたいな平凡な人間では、凹みました。奇人・変人に入ってたかもしれないですが、まあ、そういった学校です。

国語ですが、普通科では、大学受験のための勉強(古文や漢文が役に立ちますか?)ですので、高専でも不利は全くありません。社会では、口の達者な人が生き残ります。また、ことわざは意識しないと覚えれないですし、ましてや実践なんぞ出来ない人は一生出来ませんので、気にすることではありません。

あと一点。気ななったところ。
文面から察しますに、有名企業を目指して見えるようですね。別に悪いとは思いません。ただ、折角スペシャリストを目指したいと思うならば、中小企業も視野に入れて、幅広く見てください。今の日本では、大企業を支えてるのは、本当の技術力がある中小企業です。幅広くいろいろやりたいならば、大企業も結構ありなんですがね。

あと、結構自由な校風な高専が多いです。普通科と違い、バイトもし易いですし、足を踏み間違えると大変ですね。その分、楽しいことがたくさんありますから、いいですよ。
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この回答へのお礼

>普通科卒の人よりも、群を抜いてしまう専門知識。はっきり言って、 大学卒では、高専卒に追いつけません。

東大や京大の工学部でも高専生の専門知識には追いつけることは出来ませんか?


>文面から察しますに、有名企業を目指して見えるようですね。別に悪 いとは思いません。ただ、折角スペシャリストを目指したいと思うな らば、中小企業も視野に入れて、幅広く見てください。今の日本で  は、大企業を支えてるのは、本当の技術力がある中小企業です。幅広 くいろいろやりたいならば、大企業も結構ありなんですがね。

大企業は新商品の開発とかをしてるんですか?(技術者は)
それとも、大企業では経済的なことばっかりしてるんですか?

お礼日時:2008/09/13 19:07

回答する方も困りました・・・。

前の回答者とも違いますので、ご承知おきください。

スペシャリストになるならば、高専の方が良いでしょう。普通科でも、高専でも、大学へ入るのは、そんなに楽ではありません。ただ単に、高等専門学校からの場合には、履修単位としての大学教養(約1.5~2.0年分)の単位を認めてもらえるだけのことです。

これは、具体的に書いてしまうと・・・準学士(短期大学卒)相当になるからなのです。近年、工学部離れが続いていたため、2001年度より北陸先端大学院大学や奈良先端大学院大学では、高等専門学校卒の大学・大学院相当の課程も設置しております。

後は、何を学びたいのか?何の専門分野で活躍したいのか?などによって異なります。

原則論としては、高専へ行った方が良いと思います。
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