dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

サブプライムローンの証券化とは、金融会社が、低所得層にお金を貸して、それを証券化して市場に出したということですか?

A 回答 (2件)

前の回答の方の参考サイトの通りです。

低所得者はローンを借り難いですから社会的にも何らか借り入れがしやすい方法が求められていました。米国には毎年大勢の移民が流入しており、これも低所得者の中核を占めます。米国の人口は毎年1%ずつ増えているのです。
低所得者あて貸付はそれなりに利回りが高いとしても喜んでお金を貸す人は少ない。そこでこれを何千人分か何万人分かをまとめて証券にして金融機関や投資家に買ってもらう方法が使われました。一人が返済不能になる確率は不安定でも大勢集めるとその確率は低所得者の平均として安定します。でもまだ魅力がちょっと少ないですよね。
それで、例えば優先劣後構造という手法を使い、CDOなどというものが作られました。ごく簡単にいうと、上記の低所得者ローンの束を二つの証券に分けます。たとえば20%のA証券は万一損が出たらその証券から損を引き受ける。もうひとつの80%のB証券は損失の引き受けはA証券を全部食いつぶしてからなのでより安全。それで例えば元のローンの借り手が支払う金利をA,B両方に同額50%ずつ割り振ったらどうでしょう。A証券はハイリスクだが利回りは抜群によく、何年か持てば損失はほぼ確率的に利回りでカバーできる。B証券はA証券で損がカバーできるはずだから、ちょっとお得な高格付けの証券となる。リスク嗜好の投資家はA証券を、安全嗜好の投資家はB証券を買いやすいと思いませんか。
これに投資が集まった理由は世界的に低金利とまずまずの景気が長く続いたからです。高い利回りを求める投資資金が世界中にわんさと余っていました。このためお金も借りやすく、住宅ローンの返済も好調。
投資家は銀行から金を借りて上記のA証券に元本の何倍もの投資をして、元本あたりの儲けを膨らませました。またA証券やB証券を使いさらに同じ仕組みのCDOを二次、三次と作っていって、これにまたお金を借りて投資して儲けようという人たちが大勢世界中から集まったわけです。欧州も日本の投資家も元のローン債務者の実態の顔を知らないまま。
低所得者ローンは大人気で、どんどん証券化しても飛ぶように売れました。ローン業者は皿洗いのアルバイトの人にコックだと嘘の書類を書かせてローンを借しつけた例もあるようです。
住宅価格が急激に下がり始め、証券化商品を売ろうも売れなくなり、損を見越して貸付金の貸して(銀行)があわてて融資を引き上げようとするとパニックになったわけです。もう、元のローンの損失がどこにどう入っているかというより、証券化商品とそれに投資している投資家自体の信用がゼロになるという最悪の事態を招きました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/10/19 16:06

これでいいでしょうか?


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/10/18 07:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!