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今年度東京都の教員採用試験を受験し、正採用には至らず、期限付任用教員名簿に登載された者です。(中高)
過去に他県で2年間の教諭経験があります。(→地方の定時制高校です)
婚約者の転勤で東京に引っ越して来、教員生活には5年以上のブランクがあるので、昨今の教育界の現場の困難さをよく分かっていないと自分でも思います。
もしも期限付任用で採用されることになるとします。それまでに最低限しておいた方が良い準備というのはありますか?
採用試験の勉強をする時に、専門教養プラス教育専門書・心理学の書籍・定時制にいた時の指導に関する総括書再読・ネットでの情報収集・発達障害、いじめ、不登校関連の資料集め、今教員をしている友達に話を聞く・・・などはしたのですが、ここに来てまだまだしなければいけないことがありそうで気になってきました。
出来れば現職教員の方・あるいは最近定年退官された方で、最近の現場を知る方に応えていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。私の将来の夢は東京の定時制高校や夜間中学の教師になることです。

A 回答 (5件)

現在、定時制は生徒の荒れが昭和の末頃ほどではなく、全日制の底辺校に比べると授業なども平和に出来るので、結構赴任希望者がいる様子です。


まあ、そう言うことは既にご存知なのかも知れませんが。

1.心理関係の研修をしておくこと。できればカウンセラーの資格をとっておくと良いと思います。国語の先生でも、この資格をとっている方は結構いると思います。正式に資格をとるところまでいかなくても、セミナーなどに出席するとか、その関係の本を読むなどはできるはずです。心理の勉強はされているとのことですが、特に、発達心理ともう一つは、実践的な生徒の扱いのケーススタディを読むことをお勧めします。自分が現役だった頃は全生研とか高生研の雑誌やレポートにいいものが結構ありました。今手に入るかどうか分かりませんが、明治図書の「高校生活指導」のNo.57(1981年6月)に載っている「『授業』再考へのひとつの省察」と言う記事は、とても印象深いものでした。
2.多分、もうおできになっていると思いますが、ワープロやインターネット。できれば、ホームページの作成や表計算での自動集計などができること。これは、意外に簡単で、本気になってやれば、数日でかなりの程度まで使えるようになるはずです。
3.習字。これは、人によるので、難しいとは思いますが、かなり需要はあるのです。普通、学校では、少なくて月に一回、多いときは毎週何らかの表彰をしますから、その表彰状を書く仕事があります。また、卒業証書を書くという大仕事もあります。

自分は埼玉でしたから東京の状況はあまり知りません。ただ、石原知事のもと、教員への締め付けはかなりのものがある様子ですね。最近も、職員会議での教員の発言権を認めないという教育委員会の方針が間違っているとある校長が抗議をしているという記事があったのをおぼえています。
以前は、つまり、まだ昭和だった頃は、民間の教育団体の集会へ学校公認で出席が出来たのですが、今ではそれも無理な様子ですね。組合も、あってないようなもの、却って、現実には御用組合となっている感覚があります。
生徒のほうを向くというよりも、より管理に、より学歴社会化に全体の方向が向いているように感じます。
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この回答へのお礼

taked4700さん、大変丁寧なアドバイスをいただき、感謝します。
過去の回答も少しずつ読ませていただいているのですが、勉強になることが多く有難いです。
1→お書きいただいた参考文献、探して読んでみます。
最近の現職の先生方の経験からまとめられた本は何冊か読んだのですが、
学級経営や保護者対応に関して、ここ数年本当に大変なことが分かりました。
現在は区の不登校支援ボランティアに登録しているのですが、
心理学の勉強と、それを実践に生かす手法をこれからも考えて行きたいです。
2・3→おっしゃるとおりですね。これも今からやっていきたいと思います。

東京都に関しては・・・元同僚から色々な噂を聞きました・・・・・・
実は昨年東京を受けるか、千葉や埼玉や神奈川にするかでかなり悩みました。
諸事情から最終的に都を受験することを決めましたが、不安は大きいです。
しかし、以前勤めた定時制高校のベテランの先生方が、
自分を厳しく問いながらも生徒に真正面から対峙する姿勢、深い教育理念に非常に感銘を受けたこと、
教師をしている親友が過労・心労からうつ病になりながらも、
復職した時「それでもやっぱり、大きな喜びを感じる仕事なんだよ」と語った横顔を思いつつ、
自分なりに走れるところまで走っていきたいと考えています。
いつか東京の定時制高校の教員になれるとしたら、自分にとってこれほど幸せなことはありません。
頑張ります!本当に有難うございました。

お礼日時:2008/10/31 18:14

No.3です。

評価に関しては、自分の勤務校はほとんど問題になることの無いところでしたので、ある意味、自分勝手につけていました。生徒に対しては、それなりに、説明をして、どういう仕組みかを理解してもらうようにしていました。
以前は、中学も高校も、あまり成績自体にこだわることは無かったように思いますが、推薦入試が大幅に導入されたため、中学でも高校でもこだわる傾向が強くなったのでしょうね。
評価の問題については、以前、かなり考えたことがあったのですが、結局、教員と生徒の関係は、生身の人間関係という側面が非常に大きい要素になるので、あまり精密と言うか、細かい規定を作っても、それを生かす下地のようなもの自体の問題の方が大きいので非常に運用が難しいと思っています。
評価の基本は、いかに生徒を励ます形でできるかと言うことです。
評価と入試の問題は、最近の学校教育制度変更の目玉と言うか、もっとも攻撃されてきた部分だと思います。
ただ、現実に、どういう準備というか、勉強と言うか、そういうものを評価についてできるかと言ったら、自分は、申し訳ありませんが、特に、今、述べることができるものがありません。

ただ、自分が現役だった頃、多少他校の話も聞き、感じたことを書きます。ご参考になるかどうかは分かりませんが。
1.観点別評価とか非常に細かい評価を毎時間することが義務付けられている(?)ようですが、現実にはほとんどやられていない様子であること。
2.教科内または、学年ごと、または、学校全体で、評価方法の打ち合わせをしている例はあるが、現実には、かなりの程度自由裁量が認められていること。というか、実際の閻魔帳の中まで相互チェックはしていないので、データそのものは、かってに各教員が付けていて、その部分が抜け穴になっている。もっとも、その抜け穴がよくないとは限らないと思っています。
3.絶対評価と言っても、その要素はいろいろあるので、それらの要素の総合された結果の絶対評価であり、これは、ある意味、自由裁量の利く、非常に主観的な面を持つこと。つまり、テスト点だけで決めるわけではなく、その他の要素、つまり、態度点のようなものの要素が大きいので、または、それを大きな割合にすることができるので、教員の恣意的な要素がますます入り込むようになっていること。
4.実際の学校現場では、回りの教員のやり方にあわせるというのが、ある意味、とても重要なことになるのだと思います。

ご健闘をお祈りします。
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この回答へのお礼

taked4700さん、度々回答いただき有難うございます。

>教員と生徒の関係は、生身の人間関係という側面が非常に大きい要素になるので、あまり精密と言うか、細かい規定を作っても、それを生かす下地のようなもの自体の問題の方が大きいので非常に運用が難しいと思っています。

本当にそうだと思います。私の以前の勤務校も普段の生活からの信頼関係を基盤に、評価が成り立っていたのだなと思います。私の世代の学生の頃は完全に相対評価だったため、今から思うとシビアでも明確、保護者も戸惑いは無かったのでしょうね・・・・
ネット上によく「なぜこの点でこの評定なのでしょうか」という質問が寄せられていて、それを読むたびに「絶対評価の観点を、漏らさず保護者に分かってもらうのは難しいのだな」と感じます。いくら「絶対評価といえども客観性を」という流れでも、絶対評価である以上は教員の主観が入るのは、無理もないんですよね。観点のどこに重みをつけるかというのも学校ごとにやり方は違うでしょうし。それでも同じ学区内だと比較されて不公平感が生じることもありそうで。信頼関係が無いと説明が少し足りなくても不信感が生じるので厳しいですね・・・・
ただ生徒の意欲や努力の成果が評価に反映されるのは素晴らしいことなので、単元の目標に準拠した評価と指導のあり方(指導と評価の一体化)は良い方向なのだなと感じました。個人的には「B(おおむね満足できる)に届かない生徒への指導の手だて」を指導計画の中で考える作業に一番気合が入ってしまったので、「いかに生徒を励ます形でできるかというのが評価の基準」というのは実感しました。
勤務する学校の先生方の評価方法を勉強させていただいて、今後の教員生活に生かしていきたいと思います。

今は教育現場から遠ざかっていたので、ベテランの先生にこうしてアドバイスをいただくのは本当に心強いです。未熟者ですが、できる限り準備して現場に臨みたいと思います。有難うございました!

お礼日時:2008/11/02 08:04

NHK高校講座の国語の授業を見てください。


http://www.nhk.or.jp/kokokoza/
http://www.tarojiro.co.jp/search/kanji/index.html
http://www.tarojiro.co.jp/search/kanji/book/inde …
百人一首の秘密
http://www8.plala.or.jp/naomichi/
角川文庫ビギナーズクラシックス「竹取物語」「奥の細道」「今昔物語」など口語訳だけ読んでもおもしろい本です。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kokokoza/
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この回答へのお礼

HANANOKEIJさん、回答いただき有難うございます。
角川文庫のビギナーズクラシックスは、採用試験の勉強の時に読ませていただきましたが、
大変おもしろかったです。高校生にも分かりやすい解説がついていたので「これはいいな」と感じました。

NHK高校講座のHP,現職の先生方の講義がネットで受けられるのは感動しました。
読み聞かせ、朗読の参考にもさせていただきたいですね。

お礼日時:2008/11/02 07:09

ご丁寧にありがとうございました。



あと幾つか思いついたことを。

1.これは既にあるかも知れませんが、どの学年・学校でも使えるプリント教材を作っておくこと。できれば、解答や解説などが別刷りでそろっている形のもの。自分自身が急に自習にするとか、または、他の教員がクラスに行けないときなどの自習用教材です。集めっぱなしではなくて、ちゃんとチェックができるものにする必要があり、比較的チェックが簡単で、かつ、生徒がある程度の時間をかけてやらなければならないようなもの。そのためには、記入欄の工夫が必要。

2.これも、既におできになっていると思いますが、幾つかの分野(多分国語なら、古典・現代文・国文法などだと思います)別の授業案。実際の細かい授業案ではなく、一種の話の種のようなもの。ぶっつけ本番で急にクラスへ行っても、生徒の様子を見て、教科として一時間話ができるためのもの。

上記の二つは、ある程度教員生活が長くなると自然に、手元の教材として出来てきたり、身に付いていくもののようです。

3.朗読の練習。読み聞かせの練習。

この回答への補足

taked4700さん、再度回答いただけるとは思っていなかったので大変嬉しいです。有難うございます。
1→定時制の時は毎時間プリント教材を作成してはいましたが、内容はうちの高校の生徒に合わせたものでしたので、
中学・高校どの学年でも使えるものをこれから作ってみようと思います。
具体的に書いていただき有難うございます。
2→国語が苦手な生徒にも興味を持たせられるテーマをストックし、授業につなげていきたいと思います。

すみません、補足としてお聞きしたい事が出てきたのですが、付け加えさせていただいてよろしいでしょうか?
東京都では教員採用試験に「単元指導計画」の作成というものが2次にあり、
受験した際にも作成したのですが、それを書く時に感じたのは「以前よりも評価のやり方が本当に細かくなっている」ということでした。
私は国立教育政策研究所HPの国語科の評価基準例を参考にしたり、学習指導要領と照らし合わせたり、
最近の評価法に関する現職の先生方の著書を読み、単元指導計画を作成したのですが、
評価に関する勉強はやはり重要なのでしょうか?
絶対評価のやり方は本当に難しい(特に保護者に対する説明責任が重要である)とも聞きます。
学校によって違うとも思いますが、その辺りが少し心配です。
期限付任用は臨時採用といえども、正採用と同じく担任を持つこともあり校務分掌もこなさねばならないそうなので、
評価に関してもきちんと基準を作る力量が必要なのではないだろうかと感じています。
中学か高校かでも違うと思いますが、その辺りを教えていただければ有難いです。
お時間のある時で結構ですので、よろしくお願いいたします。

補足日時:2008/11/01 18:47
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科目は何ですか?



部活は?

得意なことは?

この回答への補足

科目は国語科です。部活は自分自身はずっと吹奏楽部でしたが、定時制の時はバスケ部と家庭科部の顧問でした。
得意なことは、出版系の仕事を東京でしていたので、
それに関することです。(あまり詳しく書くと、特定されてしまうので・・・・スミマセン)
あと親の介護経験があります。

補足日時:2008/10/30 20:43
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