都道府県穴埋めゲーム

ヨーロッパにある国は、大きくても日本ぐらい、もっと小さい国が多数と思っています。
そんな中で、英語やフランス語、ドイツ語スペイン語・・・
それぞれの国ごとに言語がありますよね?

日本のような島国ならまだしも、陸続きであるのに、
まったく発音の違う言語が形成されているのはどうしてなんでしょう?

それとも私にはまったく違うように思えても、
実際に住んでいる人からみると共通点が多いのでしょうか?

A 回答 (7件)

以前に、東北地方に旅行に行った時、秋田と盛岡でお年寄りと会話した


際に「えっ?」と何度か聞き返しました。
地名が入った会話だったので、なんとなく理解できましたが同じ日本人
でもそんなもんですよ。
ましてや国境で区切られているんですからヨーロッパは。

中国と朝鮮も言語が違う。陸続きなのに。

司馬遼太郎氏が、「プラハの春」でチェコ人と攻め入ったソ連兵が会話
している写真を見たとき『彼らは何語で話してるんだ?』と疑問に思い
調べてみたところ・・・
同じスラブ系として言語が似ているので、感覚的に言えば
「鹿児島県人と青森県人が会話しているようなもの」だと理解したそう
です。
文字や発音が違っても、意外に言語が近いんでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>鹿児島県人と青森県人が会話しているようなもの
会話が通じるのかぁ・・・

>中国と朝鮮も言語が違う
ここもちょっと疑問なんですよね。
日本中国のように漢字圏に影響されてないのかなって。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/01 15:37

言語の定義が曖昧なので、現在の言語を定義した欧米ではヨーロッパの言葉が細かく分けて言語とされ、他の地域は大雑把な分け方になっています。



既出の通り、ヨーロッパはラテン語がベースになっているので、そもそも文法はほとんど似ています。

特に、ラテン語の流れが色濃く残るイタリア語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語では、それぞれお互いの言っていることが全く勉強をしたことがなくても何となく分かると言います。

同じものを示すにも、多くの単語でまったく発音が違うのは、青森弁と鹿児島弁でも一緒です。逆に、学術用語や利用頻度が少ない単語は、英語とスペイン語でも全く同じスペルだったりします。ですから、日本人が言語を定義したら、ラテン語(スペイン訛り、イタリア訛り、ポルトガル訛り、フランス訛り)と青森語、鹿児島語になっていてもおかしくなかったでしょう。それだけ、言語の定義は非常に曖昧です。

中国やインドも、地方によってそれぞれ言語が存在しますが、ヨーロッパ並みに細分化したら、恐らく途方もない数の言語が存在していることになると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

自分が思っていたより共通部分は多いんですね。
あと言語自体の線引きがヨーロッパや中国でも違うんですね。

>それぞれお互いの言っていることが全く勉強をしたことがなくても何となく分かると言います。
個人的にはそれなら分けなくてもいいじゃないかと思ってしまいます(笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/01 15:34

ヨーロッパの言語の共通点はラテン語です。


ですから、ラテン語を勉強した人にはヨーロッパの言語には共通点が多いと思うでしょうね。

ローマ帝国の公用語はラテン語でした。そして、ローマ帝国の発展と共にラテン語は西ヨーロッパや北アフリカに広がって行きます。
中の地図をご参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC% …

ローマ帝国の千年後、神聖ローマ時代になると、ゲルマン人がローマ帝国域に勢力を伸ばしました。彼らたちはルーン文字という文字を持っていましたが、その後ラテン語の文字に替わりました。
地図をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%81%96% …
その頃は、ゲルマンの方言が主でローマ法王、皇帝、王族、司教、教会関係者、通訳、学者等がラテン語を使えました。
ですから、当時ラテン語で書かれた聖書は庶民には読めませんでした。聖書をドイツ語に訳したのはルターで、聖書を訳したことで、ドイツ語の文法などがかなり確立しました。

皇帝オットーがハンガリーと戦った時は、ザクセン(ドイツの方言)とハンガリー語の通訳が居たと言われています。また、皇帝オットー(ザクセン語)が他のドイツの各小国の方言(シュヴァーベン、バイエルン、フランゲン、ベーメン等)を難しいけれど理解したと言われています。(当時皇帝は常駐城を持たず、諸国を回っていました。)

ヨーロッパの言葉は元々あった方言とラテン語プラスその他言語の組み合わせの違いと言ってもいいかも知れません。
ヨーロッパで語学を学ぶと文法の言葉はほとんどラテン語なので、他のEUの国の人に混じって日本人が勉強するのは時間的なギャップがあります。
例えば、ドイツ語圏の中でも、スイスのTVのドキュメントなどには標準ドイツ語の字幕スーパーが付くのが普通です。また、オーストリアには標準語が無いと聞きます。その他、ハンブルク辺りのドイツ語はチラッと聞くと英国の方言かと聞き間違えます。

>まったく発音の違う言語が形成されているのはどうしてなんでしょう?

例えば、ドイツとフランスですが、千年以上も前からドイツ人はドイツ語を喋っていましたし、フランス人はラテン語に近いフランスの言葉を喋っていました。

ヨーロッパの小さな国、ルクセンブルクやスイス、オランダ等の国に生まれた人は数ヶ国語しゃべれないと、生活範囲がたいへん狭くなります。また、今ではラテン語は死語と言われていますが、音楽家や医学、法学、言語学等大学で学びたいと思う子供は10歳からラテン語の授業を受けます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>今ではラテン語は死語と言われていますが、音楽家や医学、法学、言語学等大学で学びたいと思う子供は10歳からラテン語の授業を受けます。

ローマ帝国の移り変わりとラテン語。
これが非常に重要だということがわかりました。

>聖書を訳したことで、ドイツ語の文法などがかなり確立
これはすごい?ですね。
訳したことで他の言語との対比ができたということなのでしょうか。
面白いです。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/01 15:28

世界史で、ローマ帝国と中華帝国を比較する論述問題も出ますよね。


でも、中華世界だって、同じなんです。
共通語はあるけど、各地の人々が話す言葉は、マチマチです。
いまでも、呉語(代表は上海語)、広東語、客家語、福建語....と様々。
また、それぞれの言葉も大きな枠でしかなく、その中に様々な方言があるのです。

それに、日本だって、言葉が本当に一つなのかは疑問です。
訛りの強い(本当の)東北弁や九州弁は聞いても分かりません。
また、沖縄の方言も、本土の日本語とは少し異なる言語だと主張する学者もいると聞いたことがあります。

広範な範囲で共通の言語が用いられるには、交通機関や通信、マスメディアの発達や、公共教育による公用語の普及といった近代的な制度や技術によるところが大きいのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>広範な範囲で共通の言語が用いられるには、交通機関や通信、マスメディアの発達や、公共教育による公用語の普及といった近代的な制度や技術によるところが大きいのです。

なるほど、近代的なやり取りがされるまでは、問題視?されなかったり
もしくはそもそも気づかなかったりということでしょうか。
庶民とっては隣の国が何語を話していようと関係ないですものね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/01 15:23

簡単に言えば「歴史があるから」です。



現代のように通信が発達していれば、方言などは「ああそういう風に言うのだ」と理解出来、違いは吸収可能です。しかし、現代の様な通信が発達していない時代が数百年も続けば次第に言葉は変わって行くのです。

例えば日本より遥かに歴史のないアメリカ合衆国でさえ、西部、南部、東部などで言葉に訛りが有ると聞いています。これがヨーロッパが歩んだように、相互に行き来のない中で数百年経過して行ったら、全く異なる言語へと変化して行くのは自然なのではないでしょうか。

日本でも陸続きだと言うのに関西地方の言葉と関東地方の言葉で大きな違いがあり、また同じ関西であっても京都と大阪では違いがありますよね。これほど狭い地域でさえ、歴史が長ければ言葉には違いがでてくるのですから、もっとスケールの大きいヨーロッパで千年にも渡る歴史があれば言葉はずいぶん変わると思いますが。

我々だって、平安貴族の使う言葉なんてわからないでしょう?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>京都と大阪では違いがあります
そうですよね、あそこはすごい近いはずなのに・・・

>歴史のないアメリカ合衆国でさえ、西部、南部、東部などで言葉に訛りが有る
なまりがあるのは知っていましたが、そうですよね年月はそんなに無いはずなのに違うんですよね。

なんというか言語がとてもあいまいなものに感じられて来ました(笑)
ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/01 15:14

いろいろあると思うけど, 「民族を識別するための道具の 1つとして言語が使われた」ということはあると思う. そして, 「違う言語を使う」=「違う民族である」=「違う国家に属する」という関連で各国の言語が固定される, と. つまり, 「むしろ陸続きだからこそ言語の違いを強調する (ことによって国民の団結を促す) 必要があった」といえるのではないでしょうか.


ちなみに西ヨーロッパで人口が最大なのはドイツで... 8000万人くらい? 面積最大はフランスで, ここは日本より広いです.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、意図的に分けたという考えもあるのですね。
そうなるとやっぱり教育とかが原因になるんですよね。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/01 15:09

まず、大前提としてラテン語があり、これが欧州共通語だった時代がありました。

20世紀までラテン語は高等教育機関で必修でもありました。
その言葉が崩れた(訛った)のが、各国語といえるでしょう。言語学的にはもっと深いものがあるはずなので(マジャール語やゲール語のようなラテン語より旧い言葉)、賢者の回答をまってください。
ただ、フランス語はフランスが農耕に向いていてはやい段階で人口=軍事力の強い国となり、各国の上流階級の共通語がフランス語となります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そんな単純では無いのかもしれませんが、
「ラテン語から崩れた(訛った)のが、各国語」
というのはシンプルでわかりやすく、納得できました。

>各国の上流階級の共通語がフランス語
これは興味がありますね。自分でもちょっと調べてみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/01 15:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!