電子書籍の厳選無料作品が豊富!

今年、弦楽器で芸大を受験する生徒さんがいます。楽典を教えているのですが、スコアの調判定(調の移り変わりなど)になると、「わからない・・・なんだろう・・」になってしまします。主に過去問をやっていますが、説明をすれば分かるのに、いざ新しい問題になると「う~~ん。」となり・・。最近見始めたこともあって、どうしたらよいものかと思っています。短期間で効率良く勉強できる問題集や参考書はないでしょうか。また、数ヶ月でどのような勉強をさせると良いでしょうか。お願いいたします。

A 回答 (2件)

聴音の練習はしていますか?


スコアからある程度頭の中で音を鳴らし、調性が変わるところを特定できれば、そこからカデンツを前に戻して調判定ができるのではないでしょうか。
説明するとわかる、ということですから、自分で調判定の取っ掛かりが見つけられていないのだと思います。
聴音を進めていけば調性が変化していることもわかるようになると思います。調性が変化しているところがわかればそこからカデンツの分析をして・・・というように調判定の取っ掛かりがつかめるのではないかと。
    • good
    • 0

楽典を教えているのですが、スコアの調判定(調の移り変わりなど)になると、「わからない・・・なんだろう・・」になってしまします。

主に過去問をやっていますが、説明をすれば分かるのに、いざ新しい問題になると「う~~ん。」となり・・。
■楽典レベルなら、たいして、むずかしくないと思いますよ。
kurarakanaさんは、和声法、音大で勉強されたと思いますが、
「調性」の判定は、「カデンツ」と「音階」。「主音」などの総合判断が必要です。

(1)楽譜(音符)を、「コード(進行)」に書き換える。
   ↓
(2)「コード(進行)」から、「カデンツ」を読み取る。
   ↓
(3)「調号。または、臨時記号」を確認する。
   ↓
(4)「主音」がソプラノのフレーズの最後にある可能性が大なので、
「メロ」であることを確認して、主音を確認する。
   ↓
(5)「平行調」の場合は、「主音」と「カデンツ」を、再度、確認する。

備考。
・「平行調」は、ダイアトニックコードは同じだが、「カデンツ」の機能のコード(主和音)が違うので、違いがわかります。
・また、「長調。短調」は、耳(フレーズ)でも、判断できます。

以上、私も、普段、ベートーベンなど作曲分析でやってる作業です。
参考までに。。。

ちなみに、参考書は、どれも同じです。
音楽理論自体、昔も今も同じなので。。。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!