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乳児期はアトピーと診断されたり、されなくてもカサカサ、ブツブツ、まっかっか、かゆみ、などの肌トラブルがあると思います。
人それぞれで違うと思うのですが、あえて質問したいのは、
(1) いつ頃症状が出始め、ピークがいつ頃で、いつ頃よくなったか
(2) その際、何らかの食事制限を(指導されたり自主的にだったりして)行ったか
ということです。

私の上の子は生後一ヶ月頃からアトピーの症状が顕著に出始め、即、厳格な食事制限の指導を受けました。じゅくじゅくとかゆみで顔を中心にひどかったのが、満一歳ごろには見た目ほとんどわからなくなり、満三歳ごろにはほとんどなんでも食べられるようになりました。
下の子は生後三ヶ月頃から頬が真っ赤でカサカサになり、乳児湿疹だろうと三箇所で(医者、保健師、助産師)言われていましたが、まだよくなる気配はなく六ヶ月の今ではカサカサと赤みの範囲が広がり、経過観察中です。食事は、卵や乳製品を撮り過ぎないように気をつけている程度です。

私のやり方へのアドバイスというより(「質問する前に早く医者に行け」など)、今後の見通しの参考として、治癒していく経過や時期、食事制限への一般的な考えを知りたくて質問しました。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

まずは、長々しい拙文を読んでくださってありがとうございます。



>即はじめた除去食で生後半年頃からじゅくじゅくの面積が減り始めたと思っていました。

上のお子さんの生後1ヶ月で除去食はありえないと思いますので、最初はママの除去食ですよね。ママの母乳中のタンパク質は子どもの食物アレルギーには影響がないことが長年の数多くの研究から分かっています。脂質については、母乳はもともと高脂肪食なので摂取量制限はありません。ただし、母乳中の脂質の種類については研究が少なく結論が出ていません。離乳食であれば、洋食を和食に切り替えれば、アラキドン酸カスケードを抑制するω-3系の油脂の比率が増えますので、炎症を抑える補助的効果はありますが、皮脂や皮膚バリアーの問題に比べれば、その威力は小さいものです。(つまり、皮膚に見えない穴があいていて外の抗原刺激が入りっぱなしでは、炎症のシーソーバランスを少々抑制に傾けたくらいでは抑えられない、ということです。)

>でもあのただれた皮膚は、乾燥性の湿疹とは思えないし、薬なしで除去しなくても自然治癒できていたのだろうかと考えてしまいました。

乾燥が原因の湿疹でも、いったん化膿菌がついてしまえばジュクジュクドロドロになります。とても最初が乾燥のせいだとは、なかなか思いつかないほどです。乳幼児の皮脂分泌量の経年変化のデータと突き合わせて、私も初めて合理的な説明が可能になりました。たらお皮膚科のHPが写真が豊富で参考になるかと思います。(下記にHPアドレス)

>ステロイドは塗ってもやめるとまた元の真っ赤でカサカサざらざらにすぐ戻ってしまうので、こわくなっています。

これはステロイドのみを乾燥性湿疹に使用した場合の、典型的な症状です。(うちの子と全く同じです。)ステロイドは目立つ症状を抑えて親を安心させてしまい、本当の原因を隠してしまうので、湿疹をかえって永続化させて怖いのです。使用を中止なさることを絶対お勧めします。(思春期頃にアトピーになり、しかも非常に酷くなるケースの人は幼少期に必ずステロイド使用歴がある、と、この問題に携わる医師は言います。私の弟そうでした。)

>さらにお伺いできるなら、乳児湿疹というのは、最近増えている症状なのでしょうか、それとも昔から一定の割合で出る症状だったのでしょうか。

日本には実は正確な統計はないのですが、いくつかの断片的な統計調査では増加傾向、というのは共通してます。これは1940年頃より先進各国に共通の現象なので(もちろん洋食の地域で)、研究者らは衛生環境や生活習慣の変化(入浴or シャワーの頻繁化、石鹸・シャンプー類の使用量の増加、感染機会の減少)と結びつけています。増加しているのは、これまでは先進国だけでしたが、今までアトピーが存在しないとされていたインドやサウジアラビアでも患者が出始め、しかも富裕層の間のみで広がっている、とのことです。ちなみに重症アトピーの増加は、外用ステロイドを安易に使用する日本にだけ見られる現象です。

>あと、アトピー治療については諸説ありますが、takishioさんからお勧めしていただけるHPや素人にも読みやすい書籍はありますか。


アトピー一般については、たらお皮膚科のHPと書籍をごらんください。
おすすめできる書籍はたらお先生の自費出版で、たらお皮膚科に申し込むと送ってくれます。他の大手の出版社発売のどんな本よりも、この自費出版本の情報が結果的に正確でした。HPに書籍申し込みの案内がありますのでごらんください。

もう一冊は、「赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ本」(監修/山本一哉)が興味深い皮脂量のデータを載せています。ただし、著者の山本一哉先生は免疫学や細菌学にはあまり造形が深くないようで、「石鹸入浴+保湿」を勧めていますが、私は「石鹸や入浴回数を控えて皮脂を温存+保湿」をお勧めします。いったん、湿疹やアトピーになった場合の対処法はこの本には載っていません。ステロイドの副作用の分子機序など最新の研究成果もご存知ないようで、旧来のステロイド観のままなので、注意してください。文中にDr.Kligmanの「肌の記憶」という言葉が引用されていますが、原著とは意味の異なる引用間違いですので気になさらないように。その点に留意してよめば、得るところはあると思います。
※Dr.Kligmanはむしろステロイドの依存性(Steroid Addiction)について有名な警告をした学者です。

私がこの2冊を比較して思うのは、医師はその肩書きではなく、真実に気づいているか否かで選ばなければならない、ということです。肩書きがあっても病気を治せなければ何の意味もありません。

ステロイドの恐ろしさに気づいている医師は日本には少ないのです。ほとんどの医師が「分かったつもり」になっているだけです。賢明な患者は医師を選ばねばなりません。それは不幸なことなのですが・・・身を守るためには仕方ありません。どうぞお子さんのために賢明な選択をされることを願っています。

参考URL:http://www.mirai.ne.jp/~seisinc5/
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この回答へのお礼

回答を読み、脱ステロイドという視点で情報を探してみると、アレルギーやアトピー、乳児湿疹について自分が求めていたものが見えてきたような気がしました。ありがとうございます。
生活の見直しと二次感染に気をつければ、乳児期の湿疹は(明日までに治したい!などと欲張らなければ)家庭でのケアだけでも改善するものかもしれませんね。
ただ、かゆみのコントロールが大変ですが。
そういうわけで、暖かい季節を待ちながら、家庭内で経過観察中です。

お礼日時:2009/02/08 14:27

すみません、回答不足でした。

1才頃のピーク時は「アトピー(重症)」との診断です。
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(1)2ヶ月で湿疹、ステロイドを処方されてさらに悪化、1才頃ピークを迎え、転院し脱ステロイドと化膿性湿疹の治療をうけ、一才3ヶ月頃に落ち着きました。


(2)食事制限はなし。
です。

もともとの専門が基礎免疫学で、うちの子の経験を契機に臨床免疫についてもかなり勉強したのですが、日本の小児科はアトピー性皮膚炎にもかかわらず、食事制限を好む傾向にあるようです。(海外ではなし。アトピーはアトピーの治療です。)

上のお子さんに医師が食事制限をさせた根拠は何でしょうか? 食物抗原のIgE検査の結果だとしたら、現在の小児科は、レベル5か6でないと、即、除去食とはしないのが主流です。そもそも、食物抗原IgE検査(RAST法)の結果が安定するのは1才半以降、というのが最近の大方の医師の見方です。それも1から3程度のレベルならば、臨床症状を見ながら制限をするかしないか考慮します。(食べさせたら○時間後に皮疹が出た、あるいは、4日間くらい抜いたら皮疹が治まった、など、簡便に検討して決めます。)

小児科や皮膚科の盲点なのですが、生後1ヶ月以降はアトピー様の湿疹がでても、乾燥性の湿疹である可能性が高く、その場合、皮脂の分泌が増加する1~3才頃には治ってしまうケースが多いようです。上のお子さんはきちんと何度か食物抗原の検査を定期的にやったのでしょうか? 抗原検査をしない限り「食物アレルギー」の診断は通常はつかず、ましてやアトピー性皮膚炎に対して食事制限はしません。もし検査を何度かしていないようなら、乾燥性の湿疹で自然治癒した可能性が大きいです。(赤ちゃんの皮脂分泌は、これまでの常識とは異なり、生後すぐから減り始め3ヶ月前後には大人の10分の1まで減り、その状態が1才から3才くらいまで続きます。頭皮とおでこだけは生後1ヶ月までなら比較的皮脂が多いですが、以後急速に減少します。最新の研究内容なので、医師も知らない人が多いようです。)

6ヶ月ならまだ皮脂不足による乾燥性湿疹が続いていても全然おかしくありません。(乳児湿疹には脂漏性と乾燥性がありますが、生後1ヶ月を過ぎればほとんどが乾燥性の湿疹です。)今は冬ですから乾燥による悪化、と考えるのが自然です。湿度が上がる3月中旬頃から回復を始めると思いますが、皮脂が足りない状況はこの先しばらく続くので、入浴での石鹸・シャンプーの使用を中止し、入浴の頻度もこの時期は3、4日に一度に落としてみてください。(入浴も短時間で。)お尻は毎日お湯だけで洗ってあげてください。入浴後はすぐに保湿剤で保湿してください。ただし、皮脂の代わりを保湿剤にさせることはできませんので、保湿剤はあくまで補助です。この方法で一週間くらい様子を見てからでも、病院に行くのは遅くありません。

もしこの方法で湿疹が悪化した場合には、 ジュクジュクした湿疹に化膿菌がついてしまっている可能性が高いので、病院に行って消毒薬や抗生物質軟膏をもらって、殺菌してください。一週間くらいまってもステロイドを使用していないかぎり、化膿が急激に悪化することはありませんので、様子を見てからで大丈夫です。

もしステロイドをお使いならば(弱か中の強さだと思いますが)、中止して入浴法を行ってください。乳児湿疹の治療にステロイドは不要、どころか、かえって感染巣(=化膿部位)を悪化させる危険性があります。
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この回答へのお礼

とても興味深いお話ありがとうございます。
上の子は、今でも体調が落ちてくると口の周りにブツブツがでやすくなります。一ヶ月健診のとき(ドクターからはとんでもないと言われるかもしれませんが)信頼する助産院での判断があり栄養指導を受け始めました。医者での血液検査は受けていません。
即はじめた除去食で生後半年頃からじゅくじゅくの面積が減り始めたと思っていました。でもあのただれた皮膚は、乾燥性の湿疹とは思えないし、薬なしで除去しなくても自然治癒できていたのだろうかと考えてしまいました。(それまでの洋食や外食に偏った生活が改善されたという影響はあったと主観的=非科学的経験に基づく=には思います。)

ただ下の子の場合、除去したら治るのか、と自問すると、そうではないのでは、という気がしていました。
ステロイドは塗ってもやめるとまた元の真っ赤でカサカサざらざらにすぐ戻ってしまうので、こわくなっています。
最近入浴後すぐに保湿することをはじめて、皮膚がぽろぽろむけていたのが改善してきました。
takishioさんのご回答がとてもあてはまる気がします。

さらにお伺いできるなら、乳児湿疹というのは、最近増えている症状なのでしょうか、それとも昔から一定の割合で出る症状だったのでしょうか。お答えいただけると湿疹と食生活との関係もすっきりするのですが…。
あと、アトピー治療については諸説ありますが、takishioさんからお勧めしていただけるHPや素人にも読みやすい書籍はありますか。
すみません。長々と。

お礼日時:2009/01/30 10:52

うちは、下の子が一歳の時にアトピーと診断されました。


4ヶ月くらいから頬が赤くカサカサしていて、徐々に耳切れ・首・手首・膝裏などに発疹ができました。寝付く時など痒みがひどく掻いてしまうため、朝には血液と浸出液で肌と衣類がくっついつしまうこともありました。
三歳過ぎからは症状も大分治まり、四歳の今ではたまにステロイドを使用する程度です。

病院では、症状が酷い時のみ内服薬・ステロイド、その他はヒルドイドが出されました。
食事制限はしていません。

これからの季節は乾燥しますし、夏は汗が原因で悪化するんですよねぇ。

完治するのか?とか考えると不安にもなりますが、お互い気長にがんばりましょう!
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この回答へのお礼

早々のご回答本当にありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
子どものことって本当にいろいろ気にするとキリがありませんが、肩の力を抜きつつがんばります。感謝。

お礼日時:2009/01/30 10:25

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