薬剤師に聞いた所、実は抗生物質(その時処方されたのはフロモックス１００mg)一日量を一度に飲むと治りが早いと言われたので

薬剤師に聞いた所、実は抗生物質(その時処方されたのはフロモックス１００mg)一日量を一度に飲むと治りが早いと言われたのですが実際の所はどうなのでしょう？？

薬剤師に聞いた所、実は抗生物質(風邪で通院、その時処方されたのはフロモックス一錠１００mg３回５日分他)一日量を一度に飲んで早く切り上げると耐性も出来ず治りが早いと言われたのですが実際の所はどうなのでしょう？？
早期に血中濃度を高めておく意味合いやアメリカなどは薬として一度に６００mgを飲む物や日本でも近年一回５００mgなども多いらしいのです。
その人曰く日本の厚生官僚の古い認識、知識の不足から一日量、一回量が決められているそうなのですが・・・

今風邪の真っ最中で試験も控えているので早急に治し知りたいのでどうぞ宜しくお願い致します。

No.3 回答者： USB99 回答日時： 2008/11/19 16:33

最近はPK/PD理論で投与法を決めています。

フロモックスはセフェムですからPK/PD理論では、time above MICが大事とされており、血中濃度をできるだけ維持する事が大事とされています。よって、できるだけ等間隔で飲むべき種類の抗生物質です。
一方で、AUC/MICやCmax/MICが有効な薬剤があります。例えば、ここで薬剤師の方が述べられているクラビックスなどのニューキノロンです。これなどは、４T：２Xや一日一回、その日の分をドンと飲んだほうが効きます。

＞フロモックス一錠１００mg３回５日分他)一日量を一度に飲んで早く切り上げると耐性も出来ず治りが早い

なにかの勘違いだと思います。

www.nanbu.saiseikai.or.jp/saiseikai/kyouikushien/koukinyaku/kouseizaimei.pdf

No.2 回答者： zumichann 回答日時： 2008/11/18 23:18

薬剤師です。

アメリカ人はほんとに体丈夫ですから真似すると痛い目にあいますよ。
抗生物質は、よく使われる用法が変わってきたものもあります。
クラビットという薬は、以前は一日３錠（毎食後１錠づつ）、で出ることが多かったのですが、最近は４錠朝夕食後（２錠づつ）のほうが多いです。

しかし、フロモックスはまだ一日３錠毎食後１錠づつ、の方が主流ですし、なにより、フロモックス３錠いっぺんにのんだらたぶん下痢しますのでやめておいた方がいいと思います。
ふつうの、一日三回の飲み方でも、おなかがゆるくなりがちな薬なので……。
どんな抗生物質も、一日量をいっぺんに、は私は勧めませんが、たとえ他の種類の抗生物質で一日量全部をすすめる人間だったとしても、フロモックスだけはすすめないと思います。下痢は熱以上に試験に影響しそうなので。

No.1 回答者： 24bauer 回答日時： 2008/11/18 22:16

風邪の原因はウイルスです。

ウイルスを殺す薬は今のところありません。
（増殖を抑える薬はありますが、風邪のウイルスに効くものは？）

ウイルスを殺すためには体内で免疫が作られるのを
待つ必要があります。（一週間程度必要）

抗生物質は細菌に効く薬です。ウイルス自体には
効きません。ただ風邪に感染すると体の抵抗力が低下するので、
普段はおとなしくしている菌が活性化し、炎症等を起すことがあります。
その菌を抑えるために抗生物質が処方されるということに
なると思います。

市販の風邪薬では風邪に効くという薬はありません。
風邪の諸症状に効くと書いてあります。すなわち、くしゃみとか
鼻水などのアレルギー反応や炎症を抑える薬が配合されており、
風邪の諸症状を緩和する作用があります。

結論ですが、細菌によって引き起こされる症状があれば
抗生物質によって抑えることができると思いますが、
風邪そのものは治癒しません。熱やだるさは続くでしょう。
服用量を上げても早く治るということは無いと思います。