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アジア通貨危機が起こる前には、途上国のリスクプレミアムは理屈に合わないくらいの低水準にあると、一部では見られていた。この見方は結局のところ正しかった。危機によってリスクプレミアムは急上昇したのである。
と本に書いてあったのですが、なぜ危機によってリスクプレミアムが上昇したのでしょうか?
危機なら企業が経営不振で期待収益率も下がるのではないのでしょうか?
当たり前の答えの質問かもしれませんが、回答お願いします。

A 回答 (2件)

リスクプレミアムというのはリスクに対応しての上乗せされる利回りの話です。

企業でいえば、国際との債券利回り差です。


業績好調でまずつぶれないと思われる企業の債券ならリスクプレミアムは低いです。低金利でもまあ安全だから投資していいかとなります。
例えば、トヨタの社債のリスクプレミアムはほぼ0で日本国債と同じ扱いでした。

しかし、同じ会社でも業績が低迷してきたり、別のもっと信用力が低い会社となると、潰れる可能性が増えたのですから、より高い利回りをもらわないと投資できません。
「べっぽこ商事」などというわけもわからない会社があったとして、その社債なんてトヨタと同じ利回りでは買いませんよね?リスクプレミアムとして10%の上乗せを要求するでしょう。

上のトヨタの例でも今回の業績下方修正で、「もっと高い利回りでないとリスクと見合わない」とリスクプレミアムは上昇しています。
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>なぜ危機によってリスクプレミアムが上昇したのでしょうか?



危機が起これば割高な利息をもらわないととても投資する気にならないからです。

>危機なら企業が経営不振で期待収益率も下がるのではないのでしょうか?

誤解しているようですがあくまでもリスクプレミアムってのはその国の信用度ですので企業が儲かっていなければリスクプレミアムはいやでも高まります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
もう一度リスクプレミアムをきちんと調べてみます。

お礼日時:2008/11/30 00:25

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