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「はまる」には嵌と填という漢字がありますが、

1、送り仮名は「はま-る」、「は-まる」のどちらなのか
2,ふたつの漢字の使い分け方

以上の二点を教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

送り仮名は、「活用語尾から送る」というのが基本です。


「はまる」の場合、「はま-る」で「る」の部分が活用語尾なので、その意味からいけば「嵌る」「填る」と「る」から送ることになります。
ただ、「はめる」という語も同じく「嵌」「填」の字を使いますから、「る」だけ送ると「はまる」と読むのか「はめる」と読むのか紛らわしくなるので、「嵌まる」「填まる」と送る場合もあります。

「嵌」と「填」の違いについて。
CD-ROM版の『広辞苑』附属の「漢字辞典」によれば、

填=うずめる。中にはめこんで、ふさぐ。みたす。
嵌=はめこむ。彫って入れこむ。はまる。

と解説されていました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ということは、本来は「はま-る」が正しいということなんですね。

漢字の意味を見る限り、
物事に熱中するという意味では、嵌のほうがいいんですかね?

お礼日時:2008/12/18 00:58

● ご質問1: 送り仮名の付け方



送り仮名を付ける際の公的なルールとして、「送り仮名の付け方」(昭和48年6月18日 内閣告示)というものがあります。

◇ 送り仮名の付け方
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&i …

この通則1の本則では次のように定めています。

「活用のある語(通則2を適用する語を除く)は、活用語尾を送る」

この決まりに従った場合、「はま・る」は「嵌・る」と送るのが正しいように思えます。
しかし・・・
上記の( )内にある通則2の本則には次のようにあります。

「活用語尾以外の部分に他の語を含む語は、含まれている語の送り仮名の付け方によって送る(含まれている語を〔 〕の中に示す)」

これに従うと、「はまる」はその中に〔嵌める〕という動詞をを含むため、「嵌る」ではなく「嵌まる」と送るのが正式ということになります。
国語辞典でこの語を引くと「嵌まる/填まる」と送り仮名が付いているのは、このルールに沿っているからです。

同様の例としては、以下の語などがあります。

当たる〔当てる〕、終わる〔終える〕、変わる〔変える〕、
集まる〔集める〕、定まる〔定める〕、連なる〔連ねる〕、
交わる〔交える〕、混ざる・混じる〔混ぜる〕


● ご質問2: 「嵌まる」と「填まる」の違い

「はまる」は「はめる」と表裏一体の概念で、何かを「はめる」には必ず「はまる」ものが必要ですが、一応漢字の意味としては「嵌」が 凹 に、「填」が 凸 に相当します。ただ、実際の文章において必ずしもこの区別に従って漢字が選択されているわけでもないので、事実上常にどちらを選んでも差支えないと言えそうです。
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この回答へのお礼

>一応漢字の意味としては「嵌」が 凹 に、「填」が 凸 に相当します。
なるほど。

>事実上常にどちらを選んでも差支えないと言えそうです。
自分は何事もきちっとさせたい性格なので、これをはっきりさせたかったんです。
しっかり使い分けられるようにしたいと思います。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/01/14 18:06

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