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某私大の准教授(東大、理博)が言うには、
「理系の場合、博士号はバカでもとれる。京大より東大のほうがとりやすい。」らしいです。
僕はこの人が大げさに言っているのはわかりますが、本当にバカでも取れるのでしょうか?末は博士か大臣かといわれるほど難しいと思っていましたが、現代では簡単に取れるのでしょうか?教えてください

A 回答 (13件中1~10件)

今現在は、No.11のご回答にもあるように


コースドクター、つまり大学院に在籍していないと
博士号が取れないようになったので、少し事情が
違ってきていますが、教授に論文を出せばいいという
ペーパードクターが認められていたときにはかなり
酷かったです。

>「理系の場合、

 日本は特に、工学系の博士号取得者が多いのですが、
この殆どはメーカー務めの人たちです。大学院での研究なら
日々の研究を教授を含め研究室の人たちが何かしら見て、知って
いますが、メーカーでの研究など、どうゆう役割分担でやって
いるかなど、大学の教授が知ることなどできるはずがない
わけです。
 優秀な人に研究をやってもらって、その内容を
まとめさせ、自分の名前を書いて提出すればそれで
博士号を取ることができるわけです。
 教授のほうも、資金援助などの面でメーカーにお世話になる
ことも少なくないので、「この研究、あなたが本当にやった
んですか?」なんて追求しないわけです。
 口頭での説明など、実際に研究なんかしてなくても
研究した人に詳しく聞けば、誰でもできます。

 No.9のご回答に
>バカが博士号取ったとして、その後どうするのでしょう?
 というにがありますが、博士号という名前だけ欲しい人など
掃いて捨てるほどいます。特に日本の場合、年功序列という制度が
長く続いたため、大した能力も業績もないのに、大手メーカーの
管理職やら役員という人たちが沢山いるわけです。
 見栄だけは人並み以上にあるので、博士号だけ東大で
取るという、いわゆる学歴ロンダリングというのが横行し、
これが海外でも有名になったんです。

>京大より東大のほうがとりやすい。」らしいです。

 東大のほうが企業との結びつきが強いのと、
メーカーの研究に直結しやすい工学系の
研究、そういった方面の教授が多いから
結果的に東大のほうが学歴ロンダリングに
利用されやすいということです。

 ですから、博士号でも文系の場合は事情が全然
違うんです。

 
 だいたい修士課程まで研究したら、博士号取得のための
課題もその分野のもので、それをよく理解してくれているのは
研究室の先生なんですから、少なくても日本の場合、
大学院が東大じゃないのに、博士号だけ東大なんて
いうのはちょっとおかしいんですよ。全部が全部とは
言いませんが。
 でもそうゆう学歴の人って、メーカーには沢山
いるんですよねー。

 それかNo.10のご回答に
>「大学院に入れた人なら」というのが最低基準で、

 というにがありますが、基準の緩和というのが行なわれて、
大学卒業と同等と認められるなら、大学院に入学を
許可してもいいということになっていて、その基準の
具体的内容は大学院まかせなんです。
 ですから高卒のサラリーマンでも、実社会での
仕事の成果を認めるとかして、大学院入学を許可し、
働きながら大学院の夜間に通ったなんてことにすれば
博士号取得ができます。

 かつては、大学院の設置基準そのものが厳しかったので、
先生の何割以上が博士号取得者であることなんていうのがあった
のですが、今はそれもなくなりました。

 法科大学院の設置時など、博士号など持っていないものの
実務経験豊富な弁護士さんなどの多くが大学院の教壇に
立てるようになるなどの利点もあったのですが、
極論を言えば、金さえあれば大学院が設置できて、
基準があればだれでも大学院に入学させ、学位も持って
いない人でも学位認定ができるというのが現状なんです。

 学位の名前だけ欲しいという人、つまり需要は
沢山ありますし、授業料を取れれば大学院の
経営としては問題ないわけです。

>現代では簡単に取れるのでしょうか?教えてください

 金とほんの少しの社会的地位があるというのが前提に
なるとは思いますが。

 




 
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大学の教員をしており、工学博士(東大)です。


まず、東大の論文博士制度は今もありますので、下記のURLをご覧ください。課程博士の方がとりやすい状況は昔(20~30年前)も今もあまり変わらないと思いますが、一時期問題視されたことがあって、各研究科や専攻で、内部規定を作って厳格な審査をするようになってきています。文科省の指導もあります。
東大で課程博士で、発表したオリジナル論文が1報もなく博士認定することは工学系研究科ではなくなってきているはずです。ただ、submit(投稿中)が3つだとか、と理由をつけ、主査(指導教員)が全面的に押した場合は通ることがあるでしょうか。
この場合、専攻でその後acceptされたかがどうか調査される場合もあるようです。
(以下、誤解を受ける可能性はありますが・・・)
このほか、社会人ドクター制度、外国人特別制度などが各大学によってありますが、いずれも入るときのハードルは高いが、博士号をもらうときのハードルは低いかもしれません。その主な理由は主査の責任に全面的に頼っている現状があるものと思います。

参考URL:http://www.u-tokyo.ac.jp/stu04/e10_01_j.html
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昔、東大は査読付学会投稿論文が無くても学位を与えていたからでしょう。

今でも甘いようです。
ただ東大の教授にコネが要るし、それにはお金もかかる。今はコースドクターでないと博士号は取れない。だからバカでも取れるかもしれないけど、バカでは東大大学院に入れないので、バカで貧乏人は取れないと思う。
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>理系の場合、博士号はバカでもとれる。



基準が違うんですよ。あくまでも「大学院に入れた人なら」というのが最低基準で、大学や大学院に入れない人は最初から対象外なわけです。つまりその准教授にとっては、大学院に入れない人は「バカより下」という事です。
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言葉は悪いですが、バカが博士号取ったとして、その後どうするのでしょう?



博士号を取りたいと思うような人が、取れるとか取れないとかを話すことは無意味ですし、それについての回答も無意味かと。

取った後の話が大事。本当にバカだったら博士号とってもバカ。

取っただけでどうなるという世の中ではないです。
博士号だけでは飯は食えません。
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>>それは第二次世界大戦前の「博士」ですね。


#6さん。うけました(笑)。

やはり以前より取得は簡単にはなっている様です。私の学部の先生は私がいた頃満期退学のみでしたが、数年後周囲の変化で取らざる得なくなり取得したそうです。昔は長く研究をした方が、集大成として取得する欧州型だったのが、米国型に変わってきてると思います。

あと東大は必要論文数が他大学より少ないそうで、そういう意味では楽かもしれません。ただ高い内容が求められるのかも。
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現実問題として、現在と30年前では難易度はかなり違いますし、大学によっても違います。

だから、正式には学位を出した大学名を添えて、「○○大学○○博士」ということになります。したがって、「○○大学」の部分が違っていれば難易度も違うことになりますし、「格」が違うと考える人がいても当然でしょう。

最近では、博士課程の定員が増えて、多くの大学で学生の確保に苦労しています。結果的に国内、国外から少々無理をして人を集めますし、社会人入学などと称して、大学でほとんど研究などをせずに企業での研究に基づいた学位論文でお茶を濁したりする例もありますし、早期修了などと称して所定の年限以下で学位を出したりする例も増えています。研究が極めて立派であればそれでも良いのでしょうが、そうではない例が多いように思います。少なくとも20年前頃の東大や京大であれば、所定の年限で学位を取得できない人は多く存在しました。つまり、所定の年限で学位を取得できるのは優秀な人に限られていましたが、現在ではそれほどのことはないようです。

いずれにせよ、最近、多くの大学で、営業上の理由からでしょうが、学位の大安売りを行っているために、さほど優秀でなくても(=バカでも)、所定の年限で学位が取れると言うことになっているのでしょう。
まあ、あくまで以前に比べればと言うことですが。
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>末は博士か大臣か


それは第二次世界大戦前の「博士」ですね。
今は自分で研究をするためのパスポートという「米国式」担っております。
欧州でもかなり米国式が多くなっていますがイタリアでは大学教授が一生かかって何とか取れるほど難しいとのことです。
「東大は京大より簡単」論文数の縛りは東大の方が緩いです。研究室の構成が両者では大きく違うせいなんですけどね。
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清原の学力などたかが知れていると思いますが、だからといってあれだけの記録を残すのは簡単ではありません。


バカでも取れるというのは事実であっても、だから簡単だとは誰も言っていません。
もっとも、文系の、誰がどうやって博士号をくれるのか見当も付かないような分野よりは確実だろうとは思いますが。
ちなみに漢字が読めない誰かさんも総理「大臣」だったりします。
バカでもなれるが簡単ではないでしょう。
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日本のほうが欧米のPhDに比べてとりやすいかとは思いますが、それでも「バカでも取れる」は行過ぎでしょう。

もっとも、大学を問わずして取るというなら人材がよほど不足しているところとかなら容易かもしれませんが、きちんとした指導教員の場合は難しいと思いますけど。もちろん、教授や第一線の研究者の方からすればまだまだ博士なんてやっと自分の土俵に立てたようなもんでしょうが(野球で言うととりあえずどっかのプロに入れたようなもんでしょうかね?)。

修士の場合は”努力賞”だと言い切る方もいますし、実際修士が取れない人は聞いたことありません。かなり”バカ”でも学部は卒業させてもらえるでしょう。かなりの”バカ”だとおそらく就職することを進められるでしょう。もっというならば、博士課程に進む場合は教官が認めることが重要になりますから、その点で”バカ”なら教官があきらめるように言うと思います。仮に、反対を押し切ってどっかの別の院にいくとしても、研究者の世界は同分野では狭かったりもするのでなんとなくわかったりするようなきもしなくもないですが、、、。

いずれにせよ、東大や京大に入るような方ならその気になって取れない人を探すほうがレアなのでしょう。


いずれにせよ、今の学問は昔と比べてかなり細分化も進んでいますし、その分専門もやる範囲が多くなっているはずなんですが、学生の質(勉学意欲)も落ちているとかいないとか、、、。
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