No.6ベストアンサー
- 回答日時:
1)「曲を聴いていて分かるものですか?」
・・・これは分かりますね。例えば童謡のように、メロディーなしで歌うことがある曲を思い浮かべれば分かると思います。同様のような非常にシンプルな曲は、伴奏がなくても大体のメロディーラインからどんな「調性」か分かりますし、伴奏をつけるとしてもどんな音を使えばいいか予想できますね?
2)「伴奏がヘ長調のものとイ短調のものでメロは同じってことはありえますか」
・・・詳しいことや正確なことは説明できる自信がありませんが、ハモリや伴奏の付け具合で、同じメロディーでも、ヘ長調の伴奏やイ短調の伴奏のどちらでも付けることは可能だと思います。但しこれにしても、「曲全体が何長調なのか何短調」なのかが影響するのではないでしょうか。
3)「同じ曲でも読む人によってドレミが違っちゃうってことですかね」
・・・「読む人によって変わる」のではなくて、「音階の理論上のとらえ方の違い」です。
「移動ド」と「固定ド」と言うのは、「絶対音」と「相対音」と考えてもいいかもしれません。例えば♭がひとつ付く長調を「ヘ長調」と言いますが、これは楽譜で見ると「ファソラ、(フラットのつく)シ、ドレミファ」ですね。これを楽譜通りに「ファソラシ~」と読むことを「固定ド」と呼び、たとえ「ファ」やそれ以外の音から始まっても、「ドレミファソラシド」の音の並びと全く同じと考えて、常に「ドレミファソラシド」と読み替えるのが「移動ド」の考え方です。
つまり、「実際の音に関係なく」常に「ド」から読み始めるのが「移動ド」であり、「音の元々の名前と常に同じ名前」で読むのが「固定ド」と言うわけです(専門家の方、これで正しいですよね?逆になってませんよね?)。
4)「和音」に重きを置く理由は何ですか?
・・・これは音楽に和音がなかったら、「曲に深みが出ないから」ではないでしょうか。専門的に言うともっと違う答えようがあるかもしれませんが、私には自信がありません。
日常生活に例えるとしたら、自分ひとりで勝手に行動(音楽でいえば、「メロディーだけ唄う」)したって周りから浮いて、いわゆる「KY」状態になるでしょう?周りの環境と折り合いをつけて強調する(「和音を作る」)ことによって社会がうまくいく訳でしょう?それと同じことだと思います。例えがこじつけの様な気もしますけど・・・。正確な理由を説明できなくてすみません。
5)《小節内の音をまとめて和音にした場合》・・・何のために「まとめる」んですか?
・・・質問者様が分かりやすいようにと思って、「伴奏の音を、例えばまとめて和音にしたら・・・」と言う話をしたまでで、必ず和音でなければならないと言ったわけではありません。
6)「和音」を使わないで「伴奏」はできませんか?
・・・できないことはありません。その証拠に、バッハの曲や有名な「パッヘルベルのカノン」では、メロディーの伴奏をするのに元のメロディーを重ねますでしょ?童謡の「蛙の歌が聞こえてくるよ~」だって、メロディーの伴奏をメロディーでするでしょ?そういう意味では和音を使わずに伴奏することは理論上はできます。しかし、それだけでは音楽が進歩しません。先ほども申しましたように、和音があるから音楽に厚みや深みが生じるのです。
和音がいらないんだったら、極論すれば、オーケストラだって必要無くなるでしょ?だから「和音」は絶対に「音楽にも日常生活にも」大事なんです。
以上です。専門的なことを言って分かりづらかったと思いますが、どうやら今迄のQ&Aを拝見していると、質問者様はもう少し楽典の勉強をなさった方がいいですね。
>例えば童謡のように、メロディーなしで
普段僕らが歌ってるとこがメロディーじゃないんですか?
>つまり、「実際の音に関係なく」~
例えばある曲を「移動ド」で読んだAさんがその音階だけをそのままBさんに伝えBさんがその音階に忠実に演奏したら違う曲になってしまうんですね?
これって移調か移旋になっちゃうってことですか?
>「曲に深みが出ないから」ではないでしょうか
分かります、でもそれって飾りじゃないんですか?
分類するってことは根本的な違いがあると思うんですが、、、
何のために分けるのかな?という疑問があります
>正確な理由を説明できなくてすみません。
いえ、とても分かりやすいです、難しい話が多いので助かります
ご回答、ありがとうございました
No.10
- 回答日時:
お世話になっております。
♯4,6,7,9です。なるほどウィキペディアにありましたね。私も初耳でしたが、ウィキペディアは信頼性のあるインターネット百科事典なので、本当にそういう言葉があるのでしょう。
私はここで言う「移旋」もひっくるめて、総称して「移調」と思っておりました。「移調」の中でも、長調・短調間で行われるものを、特に「移旋」と呼ぶということですね。
質問者様のお陰で、一つ勉強になりました。ありがとうございました。
お互いやはり楽典を勉強したほうがよさそうです。(いい加減くどいって!!申し訳ありません、陳謝します。)
>質問者様のお陰で、一つ勉強になりました。ありがとうございました。
少しでもお役に立てて嬉しいです
chopin7014様のお導きで人生が有意義なものになりそうです
>お互いやはり楽典を勉強したほうがよさそうです。
そうですね、来年は僕も晴れて音大生の仲間入りです
何回も回答戴きましたことに感謝の気持ちで一杯です
本当にありがとうございました
改めて質問を立ち上げますので、ご都合の宜しいときに覗いて頂けると幸いです
子どもさんに音楽を教える機会がありましたときは「やさしく」教えてあげてください
No.9
- 回答日時:
♯4・6・7です。
確かにご紹介のリンク先では「移旋」なる言葉が使用されていますね。
でも、私は聞いたことないし、正しいのか間違ってるのかは疑問です。
最近、質問者様のほかにも2名ほど、転調やコード進行や「これこれの和音はコードネームで言うと何と言うのですか」と言った、音楽の「調性」(何とか長調とか何とか短調のこと)やコードと和音の関係についての問い合わせがありまして、そのお二方には詳しく説明しましたが、彼らも「和音に重きを置く理由」に納得がいかないようでした。
しかし、私はもとより他の回答者の方々がほぼ口をそろえて仰るように、「和音」や「転調の仕組み」や「コード進行」の仕組みは、300年以上と言う長い歴史的スパンの中で生み出され、試行錯誤を経て体系化され、脈々と続いてきた理論です。今更とやかく口を出すことではありません。(もちろん疑問を持つことは一向に構いませんが・・・。)
私は音大生でも卒業生でもないので、詳しい根拠は勉強しておらず、そのため正確なことは説明できませんが、少なくともこれだけは言えます。
音楽には一応目安となる理論(楽典)はあるものの、そもそも「音楽」は人間の本能的感性から作り出されるため(アフリカ等の先住民の原始音楽等)、いわば「理屈では考えられない問題もある」と言ってもいいかもしれません。その「理屈では考えられない問題に理屈をつけた」のが、西洋音楽の音楽理論でしょう。現在の音楽はほとんどすべてがこの「西洋音楽理論」に基づいて作曲されています。
従って、「和音に重きを置く理由」や「和音を使わないこと」に神経質にこだわることは、非常に時代錯誤であり、ナンセンスなことだと思います。
詳しいことは私も知識不足な為勉強したいところですが、再三申し上げております様に、質問者様は「楽典の本」を一冊お買い求めになり、納得のいくまでご自分でお勉強なさることをお勧めいたします。
又はいっそのこと、音楽大学に入学なさったらいかがでしょうか?そしてご自分の耳と頭で、納得のいくまで質問の答えをお探しになることをお勧めいたします。
この回答への補足
>でも、私は聞いたことないし、正しいのか間違ってるのかは疑問です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%BB%E8%AA%BF
http://www.weblio.jp/content/%E7%A7%BB%E8%AA%BF
正しいのか間違ってるのかは分かりませんが、、、
>又はいっそのこと、音楽大学に入学なさったらいかがでしょうか?
ネットとパンフレットで情報収集しています
来年受験しようと思います
ご回答、ありがとうございました
No.8
- 回答日時:
これは実際に転調する曲をたくさん聴いて間隔を掴むのがてっとり早いと思います。
「転調」の意味がわかっている人は実際にそうやって聞いた音楽より身についたものだと思います。
よくある転調パターンはワムの「careless whisper」やホイットニー・ヒューストンの「I will always love you」などのように、最後にサビメロがより高くなるパターン。1度(半音)~2度(全音)高くなる場合が多いです。
他は、曲のい途中で劇的に印象が変わるパターン。
ビートルズの「NO REPLY」がわかりやすいと思います。
(サビの「IF I WERE YOU」より転調、サビが終わるとまた元に戻る)
No.7
- 回答日時:
先程から厳しいコメントばかりして、もしお気に障っていらしたら謝りますね。
「例えば童謡のように、メロディーなしで・・・」⇒「普段僕らが歌ってるとこがメロディーじゃないんですか?」
仰るとおりです。今自分で読んで間違いに気がつきました。「メロディーなしで」ではなくて、「伴奏なしでメロディーだけで歌う」の間違いです。失礼いたしました。(m_m)
「例えばある曲を「移動ド」で読んだAさんが、その音階だけをそのままBさんに伝え、Bさんがその音階に忠実に演奏したら違う曲になってしまうんですね?」⇒「違う曲」にはなりません。「違う調性」の同じ曲になります。つまり「移調した」同じ曲になります。
例えば、先ほど「ヘ長調」を例にとりましたが、これをAさんが「移動ド」で伝えた時、Bさんがそのまま忠実に「移動ド」で演奏したら「同じ調性(ヘ長調)」になりますし、Bさんが「固定ド」で伝えられたのだと判断したら、「ハ長調に転調した形」になります。ちょうど電子ピアノやキーボードの「トランスポーズボタン」を押して演奏した状態になるわけですね?
ただ、実際の場面でそういう伝達が行われる時は通常、「この曲は何々長調(または短調)ですよ。」と伝えるはずですから、そういう「移動ド」と「固定ド」の認識の違いはほとんど起こりません。そもそも音楽をやる人はこの程度の理論は常識的に認識しており、そんなことで違う曲になるとかならないとかはそもそも問題にしません。
なお、「移旋」と言う言葉は、私の長い音楽人生では聞いたことがないのですが、そういう「音楽用語」があるのですか?
「『曲に深みが出ないから』ではないでしょうか」⇒分かります、でもそれって飾りじゃないんですか?
「伴奏」は飾りではありません。れっきとした曲の要素です。伊達についているわけではありません。
「分類するってことは根本的な違いがあると思うんですが、、、」
音楽理論に則った正しい回答はできませんが、「何の為に転調するのか」と言うことについて申し上げます。
これは「ドレミファソラシド」の8音、半音を入れると12音を基本に様々な音程の音を使って音楽を作曲する場合、その音やメロディーやハーモニーから、人間は本能的に自然に悲愴感・躍動感・怒っている感じ・恐怖感等、山川草木や人間の喜怒哀楽のイメージを感じ取るわけですね。
その時、音楽の専門家やクラシック研究家などがよく言うのですが、「何何短調の曲(またはこの調)はこういうイメージを想起させる」と言います。
これはその調で演奏する(または演奏させる)ことによって、人間が本能的に感じるイメージと、その曲のテーマを通して作曲家が言おうとしていることが合致するから、聴く人の心を打つのです。意味があって「調性」なり「転調」をするわけです。
私にはこれ以上の専門的解説はできませんので、詳細は音楽評論家の方に回答をお任せいたします。あなたに嘘を教えたくないので・・・。
少なくとも、そうやって何百何千年もかかって音楽理論が完成され、数々の名曲名演奏が生まれてきたのですから、今更「和音に意味がない」だの「飾り」だのと言うこと自体ナンセンスです。
もう少し音楽理論を勉強なさった方がよいでしょう。
この回答への補足
>なお、「移旋」と言う言葉は、私の長い音楽人生では聞いたことがないのですが、そういう「音楽用語」があるのですか?
僕も良く分かりませんが、
http://okwave.jp/qa4720478.html
http://okwave.jp/qa4721291.html
取り急ぎ補足まで
>今更「和音に意味がない」だの「飾り」だのと言うこと自体ナンセンスです。
僕はあまりに複雑だったので、分かりづらくなる要素はできるだけ削ぎ落として単純化し本質を知りたかったのです
音楽理論にケチをつけるとすれば「もう少し分かりやすくできないものか?」
ということでしたが、今は頭のいい人たちが散々考えてこうなったのだから「これ以上簡単にはならないんだな」と思います
侮蔑している訳ではありません
「難しいよぉ~」と駄々を捏ねているのです
ご回答、ありがとうございました
No.5
- 回答日時:
>前者の「♪レファラミ」か後者の「♪レファラミ」か、なんて区別が付かないと思うんですけど、、、
伴奏が付いていない場合での回答です。
「レファラミ」というメロディは普通、ハ長調、イ短調、ヘ長調、ニ短調が考えられます。それ以外の調だとこの4つの音のどれかに♯か♭が付きます。
この4つの調の中のどれなのかはこの4つの音だけでは判断できません。複数の選択肢があるということです。その場合伴奏とか前後のメロディから判断します。
伴奏なしでメロディだけを見て調の判定をする場合、その音階に固有の音と、メロディのまとまりが何の音に落ち着くかということによって判断します。
>この4つの調の中のどれなのかはこの4つの音だけでは判断できません。
やっぱり、そうですよね
質問文の作り方でアドバイスがあればお願いします
ありがとうございました
No.4
- 回答日時:
はじめまして。
先行のお二方のご回答をなぞるようで、その方々には失礼になりますが、ご回答の内容を拝借させていただきますことをご容赦ください。
「転調」の見分け方には「区分型」・「移行型」があり、最も分かりやすいのは「区分型」ですね。
これは文字通り「ここまではト長調で、転調してここからはホ短調」と言うものです。転調する小節の境目に原則として「複縦線」があり(ないこともあります)、その前後で曲の調性が全く違います。簡単に言うと、線の両側で「♭」や「♯」の数が違う(そのために調が違うわけですが)わけですね。これはご存知ですね?
分かりにくいのは「移行型」です。これは転調する前後の調性に共に含まれる「共通コード」を利用するために臨時記号を使い、そのために「気がついたら転調していた」と言うものです。これについてはNO1様が例をあげて説明くださっていますね?
「何で判断してるんですか?」については、ただいま申しましたように、「楽譜を見て明白にわかるという見分け方」のほかに、「実際の響きで転調したかどうかを聴き分ける」と言うのもありますね。
これは、お二人目の方が詳しくコメントして下っていますので参考になさってください。
「伴奏」で和音を弾く場合、もしくは小節内の音をまとめて和音にした場合、必ず何かしらのコードになるわけですが、コード(和音)には必ずルート音(主音)があって、たとえば「ドミソ」ならルート音は「ド」ですから「ハ長調」、「ド・ミ♭・ソ」なら「ドレミ♭ファソラシド」で「ハ短調」になりますね。
ついでですので少しややこしいことをあえて説明しますが、「コード」には「転回形」と言って、「コードを構成する音のどれかをオクターブ上下させた」コードがあります。「ドミソ」であれば「ミソド」や「ソドミ」が「転回コード」に当たります。
こういう「転回コード」や「臨時記号」を利用して、いつの間にか転調してしまっているのが、先ほど申し上げた「移行型」の転調です。
繰り返しますが、初歩的なレベルで「転調」を判断する場合は、
(1)楽譜の「複縦線」の前後で「調号記号」が違っていないか
(2)転調前後で「伴奏の和音の響き」が変わっていないか(和音のルート音が変わっていないか)
と言うのが判断基準となるでしょう。
このあたりのことは音楽理論から説明するとややこしく、私も正確に説明できる自信がありません。変に知ったかぶりして詳しい方のおしかりを受けないとも限らないので、ほどほどにしておきます。
「和音」に重きを置く理由は何ですか?
いろんな「和音」を使うと思いますが「***のコード」のように1つに決まるのは何故ですか?
>小節内の音をまとめて和音にした場合
何のために「まとめる」んですか?
「和音」を使わないで「伴奏」はできませんか?
「和音」を使わなかったらコードは何になるんですか?
No.3
- 回答日時:
まず、一つの調号につき2つの調が存在するという認識が必要です。
低いレベルで言ってしまえば、明るい感じが長調で、悲しい感じが短調です。ト長調とホ短調の違いは「レ♯」です。ホ短調にはレ♯が存在し、ト長調の音階にはレ♯は存在しません。
音階をドレミで読むかラシドで読むかは、「移動ド」か「固定ド」によって違いますので何とも言えません。
ご近所の音楽教室で楽典のレッスンを受けられてはいかがでしょうか?短期レッスンOK、入会金無料、入会退会自由、みたいなところはたくさんあります。どんな楽器の教室でも、プロの音楽教師なら誰でも教えられるサブジェクトです。ネットで検索し、手当たり次第メールしてみたらいいと思います。
No.2
- 回答日時:
こんにちわぁ =*^-^*=
「転調」の区別。 要するに「調の判定」は、かなりむずかしいです。
例えば、「メロだけ」で「調の判定」する場合がありますが、相当、耳が慣れているか、また、理論を熟知していないと、むずかしいです。
また、実際の音楽は、「メロだけ」ではなく、「伴奏」がつきます。
そうすると、「伴奏」により「調性」が違ってきます。
よく、「同じ曲(メロ)」なのに、「出版の会社」によって、違う伴奏アレンジっていうことありますよね。
このように、「伴奏」をつけると、また、「調性」は、違ってしまいます。
また、「転調」には、区分型と移行形があり、後者の場合は、原調と新調の共通のコードを介してやる方法のため、正確には区分できません。
特に、近親調の場合は、共通コードが多いので・・・
ということで、曲によりますが、クラシックなどの実際の楽曲を分析する場合は、相当、困難な作業です。
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