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 ビールについての質問です。

 最近の健康ブームにより、各ビール会社共「糖質オフ」「カロリーオフ」「プリン体カット」等、体の健康を意識した商品を続々と開発、売り出しています。しかし、それらは各社とも「発泡酒」もしくは「第三のビール」と呼ばれるものしかなく、純粋な?「ビール」ではそのような商品を見たことがありません。(ひとつくらいどこかのメーカーが出してくれても良いと思うのですが・・・) 私は少々高くてもやはりいわゆる「ビール」が好きなのですが、少なからず健康にも気を遣いたいのでそのような商品を待ち望んでいるのですが・・・。

 各社が揃いも揃って開発・商品化しないのはどのような理由が考えられるでしょうか?詳しい方教えて頂ければ嬉しいです。いくら景気後退で低価格志向とはいえ、ビール好きはまだまだ多いので絶対ニーズはあると思うんですが・・・。やはりビールでそういった商品を作ろうとすると技術的に難しくて味が落ちるとか、もしくは製造コストの採算が合わないからなのか、やはりそういった何かビール会社側の不都合があるのか気になりましたので・・・宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

キリン「ラガースペシャルライト」など、カロリーオフのビールは無いわけでもないのですが。


http://www.kirin.co.jp/company/news/01/d/981203_ …

ご質問の原因は、日本の酒税法により、ビールと名乗るには原料までが厳しく決められているのが原因かと。。。
だって、カロリーの高い糖質を減らせば、どこかから糖質の代わりになる旨くてローカロリーの何か「成分(原料)」を使用しなければならない。

本気で、ローカロリーのビールを作っても、区分は「発泡酒」になってしまい、正々堂々とビールと表示できない。
区分が「発泡酒」の消費者イメージは、安い酒が定着している。
この、消費者イメージの定着により、ビール並み、ビール以上の高価格発泡酒は、大企業としては販売しにくいと思います。
(地ビールにはあります。)

私は、ドイツやベルギーのビールが好きなのですが、上記酒税法の絡みで、半分以上は区分上「発泡酒」です。
ヨーロッパでは、ビールにハーブやフルーツを材料に加えることが原因です。
因みに、輸入ビールは区分は発泡酒でも、ラベルに堂々とビールと表記しても何故かOK。。。変な法律。。。

現在主流のホップを使用したビールは、11世紀にドイツで発明され、その製法が日本に伝わった。
日本のビールはドイツが本家です。
しかし、輸入されているドイツビールの多くが、酒税法により発泡酒に分類される不思議な現象。
ソレが日本の酒税法に縛られるビールです。
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この回答へのお礼

すごい・・・まさしくそういう事情が知りたかったのです。実は同じ質問を主要4大メーカーさんにもホームページからメールでしたのですが、各社とも私が知りたいポイントから外れ、何か曖昧に濁した感じで「貴重なご意見を頂き~今後の商品開発に活かします」云々の回答しか返ってこなかったもので・・・。まあ、メーカー側がx530さんのご説明のように回答できないのは当然といえば当然なのですが・・・。

因みにサッポロさんも以前カロリーオフのビールを出していたようですが販売中止になったそうです。やはりメーカ側も四苦八苦して開発した割にはニーズが追いつかなかったのでしょうか・・・。

x530さん、ほんとに有難うございました。

お礼日時:2009/04/16 15:42

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