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マーチの一角に過ぎない中大法がなぜ
過去に東大に匹敵する司法試験合格者を輩出できたのでしょうか?
偏差値では早慶上智に劣り、同志社とほぼ同等のレベルで
どうして国家試験の最難関を突破することができたのでしょうか?
司法試験の受験者数なら早慶も同じくらいだとおもうし
偏差値と比例しない過去の合格者数が不思議でなりません。
もしかして昔は早慶より難関だったのでしょうか?
司法試験に特化したマル秘のノウハウでもあるのでしょうか?
早慶に一般企業の就活では敵わないので
負け戦をしない苦肉の策みたいなものでしょうか?

A 回答 (21件中1~10件)

質問者さんは中央がお嫌いのように感じてしまいますねw


あるいは、「認めたくない」といったところでしょうか?

さて、質問内容に対する答えですが、他の投稿者さんの回答を整理すれば、もう答えは出ているはずです。

>マーチの一角に過ぎない中大法
まず、ここの認識が間違ってます。
中大法のレベルはマーチのレベルではありません。
あくまで中央大学がマーチという枠に属しているだけで、中央法の偏差値はマーチの偏差値ではありません。

>偏差値では早慶上智に劣り
確かにその通りですね。
ただ、そうは言っても1~3程度の差(年度によって違います)ですので、あまり偏差値の差は参考にできないと考えるべきでしょう。

>もしかして昔は早慶より難関だったのでしょうか?
そうです。
他の多くの方が回答されているように昔は早慶より難関でした。
今でも法曹界における学閥は、東大と中央が二大勢力ですし、司法試験合格に向けたバックアップ体制もしっかりしてるので今でも早慶とかわらない実績を維持できているのです。
「数の論理」を仰いますが、これは早慶もやってることはあまり変わりません。純粋に「質が高い」と言えるのは一橋を筆頭に上位国立だけであって私立の質など大差ありません。

>早慶に一般企業の就活では敵わないので負け戦をしない苦肉の策みたいなものでしょうか?
というより、それぞれの大学には中心となる戦略というものがあります。中央の場合は司法試験ということです。
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司法試験に合格できる人とそうでない人の大きな違いは、


「論理的思考能力」が高いか低いかです。

これは大学受験に必要な能力ではなく、訓練によって取得できる能力です。(ロジカルシンキングともいいます)

この能力は、ロースクール試験の適性試験でも試される能力で
法曹になった場合、この論理的思考能力が不足していると
裁判に負けてしまうと聞いたことがあります。
東大生であっても司法試験に落ちる理由は、論理的思考能力が
大学受験では身につけられないことを証明していると思います。

中央法では、大学の4年間、司法試験勉強のために大学挙げて応援しているようです。中央は、法曹界に絶対的な地位を確立しているため、教授陣や、現役の弁護士や裁判官OB・OGが教えてくれたり、 司法試験等の難関資格試験勉強専用の「炎の塔」を建て、司法試験受験生に、一人に一机+ロッカーを提供し、司法試験受験仲間に囲まれ、苦しい勉強もお互い乗り切っていける環境もあるようです。
だから司法試験合格率も高いんだと思います。

平成20年 旧司法試験 大学別合格者数
1 東京大 25
2 京都大 14
3 中央大 13
4 早稲田大 12
5 慶應義塾大 11
6 一橋大 6
6 大阪大 6
7 同志社大 5
-------------------------------------------------
平成20年度 新司法試験 大学院別合格者数
1位 東京大法科大学院    200名
2位 中央大法科大学院    196名
3位 慶應義塾大法科大学院  165名
4位 早稲田大法科大学院   130名
5位 京都大法科大学院    100名
6位 明治大法科大学院     84名
7位 一橋大法科大学院     78名
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過去からの推測。



親世代に聞くと、
1960年代、70年代までは
経済学部>>>>>>>法学部だったようで
早稲田も同志社も慶応も経済学部が法学部より偏差値も人気も
上でした。
親戚で明治のOBだった人は早稲田落ちですが、
中央など受けもしなかったそうです。
それが文理分けが進んだことと、弁護士人気、などにより経済学部
より法学部が人気になったようです。
中央はもう何十年も司法試験を頑張ってる大学だったので、
法学部人気、弁護士人気が高まるごとに偏差値を伸ばしていった
感があります。
また東大早慶法落ちの受け皿になれたのも良かったですね。
東大早慶法の一般層は、国1や企業に引き手あまたなので、
そこそこ優秀な中央法の学生が懸命に頑張れば司法試験に
通ることができたんだと思います。
つまり理科大や東工大と同じく「マジメ大学」なのです。
このような不況期だと大学ブランドより実力が重要視されますから、
中央のようなマジメタイプは伸びるわけです。
関西では京法落ちで中央へ行く人が多いですね。
京法受けるぐらいだからかなり優秀です。
法曹狙いなら慶応でも早稲田でもなく中央を選ぶのです。
「わざわざ東京に行くのだから絶対に司法試験に受からねばならない」
と言う思考だとそうなります。
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現在慶大法学部に通っている者です。

今では慶大法学部は私立文系の最難関で、以前からの看板学部の経済よりも入るのが難しい言われています。でもやはり昔は「阿呆学部」だったみたいですね……。
確かに中大法学部の過去の栄光はすごい物だったようです(まあ今でもMARCHの中では別格ですが)。私の親戚で、家族そろって中大法出身の家もあります。中には裁判官をしていた法曹界では有名な人もいます。また、私の叔父は附属杉並高校から「お得な」中大法に進学しました。自分は理系に適性があると思いつつ、大嫌いな暗記を覚悟で進学したというから驚きです。叔父はその後大手銀行に就職し、成功を収めました。ただ、当時(80年台半ば)でも早慶より下位の大学(中大法も含む)から大手銀行への就職は困難を極めたようです。今でも伯父は、出身大学を訊かれると「中大『法学部』です」と学部まで答えるそうです。
慶應の話に戻りますが(蛇足かもしれませんが)、創立者の福澤諭吉は何度も政府から要職を依頼されたにも拘らず、すべて断ったそうです。その義塾が今日国家試験に多数の合格者を出しているのは、いささか滑稽な気もします(かく言う私も例外ではないかもしれませんが)。
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以前和田秀樹がいっていたのですが


立地(ロケーション)が強さの秘密なんだそうです

司法試験特に旧司法試験は超難関で大学の授業ではとても追いつかない
そこで都心の予備校にいって切磋琢磨しながら勉強する環境が
非常に重要なんだそうです
つまり勉強の場は大学ではなく予備校でありどこ大の学生で
あるかはほとんど関係ない逆にいえば優秀な予備校がひしめいている
東京都心であることが非常に重要なんだそうです

元々中央大は東京都心の神田(確か)という最高の条件でしたが
八王子に移転してしまい少し凋落しましたこれは先の説明どおり
優秀な予備校に通いづらくなったためです
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1975年頃、受験をした者です。



当時でも、ダブル合格者は、
早稲田・法>中央・法 でしたけどね。
慶応VS中央 は母数が少なかったはずです。
当時は、法曹を希望に入れての受験では、私立では、
早稲田>中央>明治 のラインの受け方が多かったです。

それで、司法試験合格者が多かったのは、
一つに、それを目指して進学している人が多いから、に尽きます。
受験者数が多いのです。結構、浪人を何年してでもという人が多かったです。早慶の場合、民間就職や、その他の公務員にさっさと変える人も多くて。多浪の人数が少ないです。
受験者の数が多い、もう一つの理由が学生数。
当時はまだ、中央は夜間もありました。
早稲田はすでに夜間は社学にまとめられていましたし、慶応は夜間はありません。
更に、中央・法は通信もあります。慶応の通信は文学部しかなかったように記憶しています。

また、当時は資格予備校がなくて、真法会のような大学の援助のある団体が指導の中心でした。そういう点では強かったです。
但し、定員がありますので、そこに入れない人は大差がなかったのかもしれません。

慶応は確かに当時は評価がイマイチでしたけど、法曹を熱望していない人は、中央をけって慶応は普通にありました。特に女子は中央はイマイチ人気がなかったです。
女子では、
慶応>上智>立教または青学 というラインの受け方をしている人が多かったです。
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ご参考にどうぞ






学部紹介

中央大学の看板学部。『法科の中央』としての輝かしい伝統と実績を有する、我が国を代表する名門学部のひとつであり、『法律学科』・『政治学科』・『国際企業関係法学科』の3学科からなる。法曹界を始めとして、政界・官界・財界・ジャーナリズム界などに数多くの有為の人材を輩出し続けている。2010年をもって、創立125周年を迎える。東京大学の『赤門』に対して『白門』と呼ばれる。

特に法曹界において、『中大閥』は『東大閥』と並び多大な影響力を有しており、最高裁判所裁判官、地方裁判事、検察庁幹部、東京地方検察庁特別捜査部(東京地検特捜部)部長などの歴任者数は、全私立大学の中でも群を抜いて最多である。弁護士数も全私立大学の中で最多で、国内の弁護士の4人に1人は、中央大学法学部の出身者である。また、財界においても大きな影響力を有しており、現在の日本経済団体連合会(経団連)会長は、法学部法律学科の出身者である(私学出身者の経団連会長就任は、日本史上初)。政界・官界においても内閣総理大臣・各省庁大臣(法務大臣や外務大臣等)・事務次官・都道府県知事、市長を含め、数多くの人材を輩出しているが、ここでは割愛する。学部単位では、東大法を除き、ここまで法曹界、政界、官界、財界に影響力を有するところはないだろう。

戦前の『高等文官試験:司法科』、戦後の『旧司法試験』・『新司法試験』の全てにおいて、累計合格者数は東京大学に次ぐ全大学中2位の実績を誇っている。また、中央大学は東京大学・早稲田大学とともに、定員300人という日本最大の法科大学院を擁しており、更に法科大学院入試においても、2004年の開校初年度から現在に至るまで、国内の全法科大学院の中で最多の出願者数を集めて続けている。これらのことは、同大学が全国から法学の分野において高い信頼と期待を寄せられていることの証左といえる。2006年に実施された記念すべき『第1回新司法試験』の合格者数では、東京大学を抑え、全大学中1位の栄誉に輝いた。また今年の新司法試験でも東大に次ぐ2位(新卒合格者数は1位)となった。司法試験界では、昭和初期の時代から東大法科・中大法科が首位を争っており、今後も首位争奪戦を繰り広げるものと予想される。
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gokyusawanのおっしゃるとおりだと思います


中大はお茶の水を去った時から没落しました
しかし没落してもマーチというくくりに入っているのは地力でしょう
OBの協力により司法試験はまだトップクラスにいますが、お茶ノ水時代の王座は取り戻せません
再度駿河台へキャンパスを戻してほしいものです
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>マーチの一角に過ぎない中大法がなぜ


過去に東大に匹敵する司法試験合格者を輩出できたのでしょうか?
マーチという受験用語が出来たのは、1970年代です。
中央大学法学部が東大を凌いで20年連続司法試験合格者数トップを
成し遂げたのは1951年~1970年までなので若干時代が異なります。
有名な話ですが、当時は私大の最難関は、政治の早稲田、経済の慶応、
法律の中央と呼ばれ、法学部では中央が突出していました。
特徴的には全学部バランス良く入試難度が高い早稲田、早稲田と並ぶ
難関でありながら法学部だけは低調だった慶応、逆に法学部だけが
突出していた中央と今とは異なる序列でした。

>偏差値では早慶上智に劣り、同志社とほぼ同等のレベルで
どうして国家試験の最難関を突破することができたのでしょうか?
偏差値で早稲田に負け始めたのは1970年代、慶応上智に負け出したのは
1980年代になってからです。同時期から中央は司法試験で苦戦し始めま
したが、「法科の中央」のブランドもあり、司法試験の合格者数では
1980年代までは早稲田と、1990年代後半までは慶応と比較して優位を
保っていました。

>司法試験の受験者数なら早慶も同じくらいだとおもうし
偏差値と比例しない過去の合格者数が不思議でなりません。
もしかして昔は早慶より難関だったのでしょうか?
法学部は早慶より難関でした。
1960年代以前は中央>早稲田>>慶応
1970年代は早稲田=中央>慶応
1980年代は早稲田=慶応>中央
1990年代以降は慶応>早稲田>中央 の序列です。

偏差値と比例しないではなく、偏差値の低下と比例して合格実績は落ち
ています。
慶応は1980年ごろ(4教科入試時代)までは早稲田、中央に偏差値に関
して大差で負けていました。この頃までは慶応の合格者数は数名~20名
程度でした。一方の東大は90名~120名、中央・早稲田は80名~100名程
度出していました。
2教科入試になった現在は3教科入試の早稲田、中央に比べて偏差値で優
位に立っています。

>司法試験に特化したマル秘のノウハウでもあるのでしょうか?
司法試験で有名な大学ですからノウハウはあると思います。以前は、
もぐりの他大生が多かったとも聞きます。今は他大も司法試験に力を
入れ、予備校もありますので、マル秘というものはないのではないで
しょうか?

>早慶に一般企業の就活では敵わないので負け戦をしない苦肉の策みたいなものでしょうか?
実業界でも中大法学部出身者はかなり多いですね。中大全体でも私学
では慶応、早稲田に次ぎます。法学部単体で早慶と比較すれば、大差が
ないと思われます。
法曹界以外でも、同じ法学関連で官界、政界にも人物が多いです。
以前は東大、早大に次ぐ国会議員を出していましたし、現在でも
衆議院で東大、早大、慶大に次ぎ4番目に、参議院で東大、早大、
京大、慶大に次ぎ5番目に輩出しています。
負け戦をするための苦肉の策ではないと思います。
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数日前、たまたまお茶の水の明治大学キャンパスを訪れました。

新しい高層ビルのリバティタワーが目を惹きました。道路を挟んで向かい側にはかなり傷んだ古い校舎が窮屈そうに並んでいました。今の学生はちょこちょこっと電車で移動できる場所で学び、またちょこちょこっと移動して遊びに行ったりバイトしたりという生活に憧れるのでしょうね。

一方、中大多摩キャンパスは、まさに広大で、講義棟・研究棟、厚生会館、サークル会館、炎の塔、体育館、グラウンド、たくさんの桜の下でお花見が楽しめる中大のシンボル、白門プロムナード(公園)が整然と配置されていて、さながらアメリカの大学のキャンパスか、旧帝大のキャンパスを思わせるゆとりに満ちています。この桜を眺めながら4年間かけて中大生になっていくのでしょう。中大の校訓、「質実剛健」これはどこでもありますが、加えて「家庭の情味」。この校訓は実にユニークです。学生が望むもの、そして恩師として、先輩として、親心として与えてやりたい人格形成・勉学環境が十分に整えられている背景はこの校訓なのかなと思います。

自分の子どもを進学させるなら、のびのびと大きな器をもった人間に育ってほしい。そういう意味では親の世代なら中大キャンパスにはむしろ感慨を持つのかも知れません。

国公立大の授業料が私立とあまり差がなくなった今日、大切な青春の日々をどのような環境で過ごすか、この選択肢が広がったという面もあります。志望校選択にあたっては、大学を知り、冷静かつ総合的に見極める目が必要だと思います。
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