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私の母は今年60歳になりますが、困っています。昨年暮れに心房細動で入院しました。その後も病院ではそれほど心配することはないと言われているのですが、とにかく一日のうち時間によってかなり気分がわるくなるようで、血圧をはかると異常に高くなります。自営業なので、力仕事もやっています。かかりつけの医者からは、気分的、精神的なものだから、温泉にでも行けばいいと言われて終わりです。もちろんためしてみましたが、お風呂など入れば血圧が高くなり、温泉どころではありませんでした。
先週、近所の同じような年の人にすすめられて近くの内科を併設している精神科にいきましたがそっけない態度をとられてしゅんとして帰ってきました。
私自身、アルコールの問題で以前周りには内緒で精神科に通いましたが、そのときにはもう結婚していて県外の病院にかかったので、静岡県のことはわかりません。その時は私は、いろいろな話を聞いていただき、今でも感謝しています。
どこか、親身に話を聞いていただける病院をご存知ないでしょうか。なんとか、母をたすけたいのです。

A 回答 (1件)

ご心配の程、お察しします。


最近はお母様と全く同じ症状の方が急増しております。
特徴は、更年期から老年期初期にかけての女性、夜間、休日など医療施設に直ぐに行けない時に起こることが多く、症状は急な血圧の上昇、動悸、頻脈、気分不快、顔面ののぼせ、時として紅潮です。
これは病名としては、自律神経失調症、もしくは鬱状態(鬱病ではありません。)
が考えられます。こういった病気(病態)が認知されたのはここ4~5年のことです。何故認知されなかったかというと、どこを調べても異常が見つからないからです。それ故昔は、気持ちがたるんでる!などという扱いでした。しかし近年、ストレスなどの急増などで著しく増加し我々医療側も対処する事を迫られる様になってきました。この病気のやっかいな点がもう一つあります。それは日本においては精神科ではほとんど扱われない事です。むしろ一般内科医が診ているケースが多いことです。悪いところがないけれど、症状は強い。こういう病気は医者としては最も苦手な方面なのです。対象が曖昧ですから。お母様を診察した訳ではないのではっきりとは断言できませんが、まず自律神経失調と考えて良いかと思います。おそらく心房細動で入院されて、自分の体特に心臓に対しての自信を失った事が引き金になったと思われます。今までは心臓に対してはほぼ意識していなかったのに、心臓が悪いと言われると急に全神経が心臓に集中してしまう。(脈が飛んだとか、急に言う様になりませんでしたか?)
さてこの病気への対処ですが。
1)この病気で死ぬ事はない。症状がどんどん進行して悪くなっていく様に見えるが、病気そのものは絶対に悪化することはない。そしてこれは精神病ではない!絶対に精神病扱いをしてはいけません。
2)血圧は普通でも20くらいの変動はあります。血圧が上がって症状がでているケースより、不安感の増大につられて血圧が上がる方が圧倒的に多いと言うことを
認識してください。そして、頭が重い、などどいって、血圧を直ぐに測るのは、全くダメな計り方です。時間を決めて計ってください。血圧を上げているのは自律神経です。緊張したり、不安感をもって測定したばあいは血圧がそれだけで上がります。その血圧をみて余計に気分が悪くなるのはとうぜんです。また電動の家庭用血圧測定器は20~30の誤差があると見てくださいね。
この二つの事を本人がしっかりと認識できれば、症状はかなり軽くなりますが、残念ながらこんなに症状があるのに、どこも悪くないなんてそんな事信じられないといわれて納得しない方も多いです。実際お母様は心房細動があるわけですから。
しかし心房細動も特に治療が必要な状況ではないようですし、とにかく今自分の体のどこがどの位悪いのか、どの位の治療が必要なのか、生活上どのような事に気を付けていれば良いのか、をはっきりと自覚させることが重要なのです。
周りの方は、いくら心配ないからといって、わざとつきはなしてもいけません。
発作が起こったときはきちんと座らせて、深呼吸をさせてください。直ぐに血圧は測らせないこと。深呼吸は、1分間に7~10回まで。(多くの方が20~30
回やってますが、こんなにやるとかえって症状は増強します。)
あと、病院ですが、こういう症例に対しては、やはりどこも一緒ですね、どちらかというと、かかりつけの町医者の方が良いかもしれませんよ。
ちなみに薬は、近年SSRIという薬が発売されています。効果はあるようですが、
先ほどいった様に本人がちゃんと自分の病気について認識しないかぎり、それほど効果はあがりません。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、本当にありがとうございました。お礼が遅れて申し訳ありませんでした。昨夜拝見した時点で、すぐに母に電話をし読み上げた後、さらにファックスで送信しました。「ああ、そうなんだ、そうじゃないかと思っていた・・・」とはじめて納得したようです。今まであまりの気分の悪さに、そしてそれを「なんともない」という病院での対応にわかってはいながらもどこかやるせない思いでいたのが、Kurioneさんの、丁寧で相手側に立ったお言葉に、心から癒されたようです。「わかってくれる先生がいた・・・」と母は、なによりも嬉しかったといいます。今朝、母からめったにかかってこない電話がきて、「なんだか気分が良くて、寝起きもよかった、インタ・・・だかなんだかの先生によくお礼を言っておいて」といわれました。本当にありがとうございました。嬉しくて、長々と書いてしまいました。

お礼日時:2001/03/10 02:14

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