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受変電設備の接地放電についての考え方について確認したいです。
(1)区分開閉器にて開放・停電した後、電気室にて検電・無電圧確認→断路器(DS)開放する順序として、接地放電する箇所は断路器一次側と二次側で正しいですか?
(2)この時遮断器(VCB)を開放する必要はないと思っていますが、遮断器も開放するとすれば断路器一次側と断路器二次側(遮断器一次側)と遮断器二次側の3箇所で良いのでしょうか?要は開放した区間ごとに放電するという考え方なのですがよくわかっていません。
(3)また、放電は一瞬なのでしょうか?絶縁耐力試験等の接地放電は時間がかかる聞いたので、、、
以上ですが誰かわかる方いましたら教えて下さい。

A 回答 (1件)

 今、私の手元にあるテキストには、


*検電及び短絡接地
*遮断器開
*断路器開
の順で書かれています。要は切り離した後であちこち接地して回るより、つながったまま一括放電させた方が手間も少ないし抜けや忘れも無いと云うことでしょう。
 それから、停電が周知であっても遮断器より先に断路器を開いてはいけません(インターロックで出来ないようになっている設備もありましょうし)。断路器よりも遮断器が先。これをクセにして下さい。普段から気をつけないと何かの時に事故の要因ともなります。
 設備によりますが、多系統受電で連絡遮断器を介して二次側から逆充電と云う事もありましょうから、切り離してからの短絡接地には不安が残りますしね。
 力率改善コンデンサがついている場合、その容量により、いきなり接地放電するとコンデンサを破損する事があるので、放電電流抑制用の抵抗を介して放電させる場合もあります。その場合は容量と抵抗値の兼ね合いで、いくらかの時間を要することとなります。

 ついでながら。低圧側にコンデンサが有ったりもしますので、低圧側も放電は必要ですが、これはいいですよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>要は切り離した後であちこち接地して回るより、つながったまま一括放電させた方が手間も少ないし抜けや忘れも無いと云うことでしょう。
なるほど、よくわかりました。
放電電流抑制用の抵抗とは放電抵抗と呼ばれているもののことですよね。ネット等でざっと調べてみた感じでは開放後、放電抵抗ついているもので約5分、放電コイル付きで約5秒、低圧進相コンデンサで約3分と、おおよその放電特性が載っていました。放電にいくらかの時間を要するとはこのことですね。

お礼日時:2009/04/30 00:48

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