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いつもお世話になっております。

さて、このカテでよく見かける回答のひとつとして
「運動は食前、もしくは食間に行った方が効果的」という回答をよく見かけます。

そこで質問なのですが、何故食前や食間などの空腹時の運動が効果的なのか、また何に対して効果的なのか、御存知の方、御教え願います。

また、可能ならその根拠の提示も出来る限りお願いいたします。

A 回答 (1件)

 これは、いわゆる「適度な有酸素運動」においての話ですね。

空腹時は血中の遊離脂肪酸が多いため、運動時の脂肪の利用率が高まるためです。スロトレ後3時間以内に成長ホルモンによって遊離脂肪酸が多いうちに有酸素、も同様の効果を狙っています。
 ただし、これには反論もあり、遊離脂肪酸が多い状態での運動は不整脈を招きやすいとも言われています。ただ、そう確認された事故例がないので、大勢の意見ではありません。
 適度な、あるいは、有酸素というレベルを超えてくると話は違ってきます。長時間の有酸素運動ともなると、事前に、あるいは運動途中で糖質の補充をしないと、パフォーマンスが下がります。有酸素運動といえど、糖質抜きでは難しいのです。マラソンレースともなると、いかに糖質由来のエネルギーを体にためておくかが鍵となり、レース前などは、たんぱく質などを犠牲にしてでも炭水化物を詰め込む選手も多いです。
 無酸素運動、ことに筋トレなどでは、まさに「腹が減っては戦はできぬ」とのことわざ通り、筋肉に糖質由来のエネルギーがチャージされていないと力が出ません。運動時刻によっては事前に吸収の早い糖質を補充する場合も多いですし、トレ後も筋肉の分解を防ぐために、これまた吸収の早い糖質を摂取します。
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この回答へのお礼

いつもお世話になっております。
というか、登場が早いです・・・(笑)
>空腹時は血中の遊離脂肪酸が多いため、運動時の脂肪の利用率が高まるためです。
はい、これはよく聞きます。
事実、血糖値が低い状態での有酸素運動での呼気ガス換算比でも、脂質の利用比率が増大している、という結果はよく見ます。
で、私も最初はそう考えてたんですけど、最近はちょっと違ってきてます。というのも、件のスポーツドリンクを摂取した後の血中遊離脂肪酸の増大と実際の呼気ガス換算比での結果が食い違い、比例しないという論文を読んだからです。それに加えて、呼気分析によるエネルギー換算、交換比を比較した場合、どれほどの差、それに見合った効果があるのだろうかと疑問に感じたからです。
実際に糖と脂質の利用割合は呼気から測定されますけど、完全な糖代謝では1.0に近付き、脂質代謝では0.7に近付くそうです。
で、これを踏まえたうえで論文中の呼気分析を見ると、果たして空腹を我慢して走るだけの価値が本当にあるのか?と言う疑問が出てきたからです。この辺りは主観にも左右されるとは思いますが・・・
>遊離脂肪酸が多い状態での運動は不整脈を招きやすいとも言われています。
これですね。
異なる運動実施時刻が脂肪燃焼に与える影響
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000478834
空腹時での運動での不整脈の発現の可能性を示唆していますね。
事実、ジョギング中の突然死はケースとしては何度か報告されているようですし、健康の為にはしない方が良いような気がしますね。
>事前に、あるいは運動途中で糖質の補充をしないと、パフォーマンスが下がります。有酸素運動といえど、糖質抜きでは難しいのです。
はい、これには全く同意致します。
適度の糖質補給をしてから運動すれば、それだけ運動時間が延ばせます。運動によるカロリー欠損が有酸素運動の目的ですから、本来は栄養補給してから走ることの方が安全で正しいのではないかと思いますね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/06/17 08:54

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