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素朴な疑問です。
「温室効果の原因=炭酸ガス」
と耳にタコが出来る位聴かされて、もううんざりなんですけど

余剰炭酸ガスをドライアイスや液体酸素にして氷河や密閉器で保存すれば
解決しないのでしょうか?

どなたか教えて下さい。

A 回答 (2件)

地球自身にも実は炭酸ガスの濃度を調整する機能が備わっています。


海水です。炭酸ガスは水に溶けやすいのです。
現在の海の中には大気中の二酸化炭素の60倍もの量の炭酸ガスが溶けています。
溶けた炭酸ガスは海水中のカルシウムなどと反応して炭酸塩として沈殿します。
世界中に広がる石灰岩地帯は、昔地球に大量にあった炭酸ガスが自然の力で
保存されたものといえます。

二酸化炭素が増えると海水に溶ける量も増えますが、上に言ったような調整はとても長い時間をかけて行われます。
つまり地球の平均気温の上昇を数十年という短期間で数℃以内に保つほど安定してはいません。
ところが人間の活動する時間と比較するとすごく影響があるので大騒ぎするわけです。
短期で調整するメカニズムはありません。

温暖化の原因でもっと深刻なものがあります。メタンガスです。
割合から言えば微量ですが、温室効果は炭酸ガスの50倍もあるといわれています。
気温の上昇とともに海水温も上昇し、海底のメタンハイドレートが溶けて急激に濃度が上昇することが心配されています。
フロンガスはオゾンホールで有名ですが、温室効果もすごく炭酸ガスの1000倍から4000倍もあるそうです。

短期的に調整するメカニズムが自然にないので、人工的にそれを行う必要があることがわかりますから zanjiさんのようなご意見が出ることがもっともです。
でも、それくらいの温度まで冷却するのにエネルギーをどこからか調達しなければなりませんね。どうしましょう(^^;;?
お金もかかりますね。お金の負担をどう決めるかが問題になってきます。
国連のような機関ですでに論議されています。上記のような理由から
対策が急がなければならないこともみんな知っています。
ところが、アメリカはそれを天びんにかけて、温暖化防止よりも国内の産業の保護を優先させる決定をしてしまいました。
アメリカの負担を申し出る国はいまのところありません。

原理はそのとおりなのですが、理想と現実のギャップを埋める方法がないのですね。
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確か、深海に二酸化炭素を貯蔵しようっていうアイデアがあったと思います。

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