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セレン(VI)をセレン(IV)に還元する還元剤について検討しています。JIS K 0102のセレン分析方法67.1に載っている臭化カリウムを使う方法(注1)を試してみましたがうまく還元されていないようでした。試料は、セレン酸ナトリウムを水に溶かした溶液です。注1の方法で本当に還元できるものなのでしょうか。セレン酸単体ではなく塩を使っているのが関係あるのでしょうか。
また、臭化カリウムがうまくいかないので他の還元剤を試してみようと思っているのですが、作業環境上、塩酸を使って加熱する方法はできません。テトラヒドロほう酸ナトリウムをアルカリ性で使ったらセレン化水素として揮発せずに溶液のまま亜セレン酸に還元できるでしょうか。試してみて揮発してしまったら危険かと思い、試す前に質問させていただいた次第です。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

改正 JIS K0102ではICP/MASSを用いますが、そのためには筑波大の方法が良いようです。


http://www.tech.tsukuba.ac.jp/2002/abstract/13ka …
硫酸ヒドラジニウムを使用していますが、これなら充分還元能力があります。
光源に製セレン無電極放電管を使うなど「お金」もかかっていますが、必要不可欠な経費かもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
硫酸ヒドラジニウムの方がテトラヒドロほう酸ナトリウムより還元力が大きいのでしょうか。少し疑問なのは、テトラヒドロほう酸ナトリウムではセレン化水素まで還元されて揮発してしまうので、還元力が大きいとSe(IV)を通り越して(0)や(-II)までいってしまうのではないかということです。お示しいただいた資料ではそうなっていませんが、どうしてでしょう。。。

お礼日時:2009/07/10 09:40

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