高齢者の人工関節が感染した場合の選択肢

74歳の母は長年の関節リウマチのため50代から
その道で有名なA病院で体中人工関節置換してきました。
3年前最初に置換した膝関節を再置換してから体調を崩し
肺炎を繰り返し老健と病院を転々とし
現在B病院の介護病棟で胃ろう・ほぼ寝たきりです。
2週間ほど前から熱があり、調べたら、
再置換した膝がブドウ球菌に感染したとのこと。
手術か手術せず抗生剤投与かの選択をせよ、とのことですが、
手術とは内視鏡洗浄から人工関節抜去または切断まで含む広義のもので、
手術するなら車で約1時間のA院に転院です。
健康な人なら手術・洗浄の選択でしょうが、
母は体力無く慢性心不全です。
転院だけでも非常に消耗しますし、手術は命がけです。
転院して結局手術は無理となっても急性期の病院なので
すぐに別の病院を探す羽目になるでしょう。
かといって抗生剤投与だけではいずれ敗血症です。
つらい選択です。
Bはよくしてくれる病院なのでこのまま穏やかにいられれば・・
と思っていたのに・・・。
移動のたびに体調を崩して衰えていったので
大好きなAに戻る、といっても心配です
先生に手術しない選択をした人がいるか聞いたところ、
若い人で今も歩いている人なら知っている、とのことでした。
お年寄りで手術しない選択をなさった方、また手術を選択した方、経験談をお聞かせください

No.1 ベストアンサー 回答者： tarin-0100 回答日時： 2009/07/11 14:53

骨、関節は一度感染したら極めて治りにくいです。

ましてや異物（人工関節とか骨折固定の金属板など）が入ったまま
なおした　と言う例は滅多に聞きません。おかあさんの場合　体力
が無いみたいな時、じゃんじゃん抗生剤を使うだけでも体力が消耗
します。
人工関節の抜去；歯に例えると入れるのは面倒　然し　抜くのは簡単
　と同じですが歯の場合　スキマが出来ますね。手術してくれる整形
　外科医から言われているとは思いますが、人工膝関節の場合も
　大腿骨と下腿骨のスキマをどうするか　これが大変なのです。
　神経や血管も走っていますから固定しなければいけない・・・
　今一度整形外科医に予約を取って良く相談してみて下さい。
　関節内洗浄くらいで感染が治った　と言うケースが有れば、学会
　にての報告モノ　です。それくらい　人工関節が感染を起こしたら
　我々整形外科医は命が縮まるんですよ。　頑張って下さい
　　こういう我々も明日は我が身　かもしれないんです。
　
　　麻酔は全く心配はいりません。

この回答へのお礼

お返事遅れ申し訳ありません
大変参考になりました。
麻酔はあまり心配がない、とのお言葉にホッとしました。
とりあえずA病院への転院をお願いしました。
またあれこれ検査されるのもかわいそうですが、
よく相談してみます
ありがとうございました。

お礼日時：2009/07/15 19:35