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はじめまして♪今回初めて質問をさせていただくaibonという者です。最近英語に興味がでてきて、英語ついていろいろ調べているのですが、
先日、日本の「らんま1/2」という漫画の翻訳版(英訳)を手に入れたのですが、そこに書かれている効果音
(って言うのかわからないんですが・・・笑)について
知りたいのでよろしければ教えてください♪。


例えば・・・
 心臓のときめく(?)音
   →「ドキッ・・・」が「BA BUNP」
 傘を開く音
   →「バッ・・」が「SNIKT」
 平手打ちをされる音
   →「ぱんっ!!」が「WHAP!!」
 ノックの音
   →「こんこんこん」が「TAP.TAP.TAP」

という風になっているのですが・・・なにかこの音の訳し方に方法、もしくは決まり事みたいなものってあるのでしょうか?すっごく気になるんです!!
ご存知でしたら是非教えてください!お願いします。



 




   

A 回答 (1件)

こういう「音を表す言葉」とか「様子を音になぞらえて表す言葉」を擬声語とか擬態語といいますが,これらは言語によってものすごく違いがありますね。


そのうち,実際の音を表すのであれば,バウバウとかバウワウと言われれば,日本人でも犬の鳴き声かなと見当はつきますが,「心臓がドキドキ」のような「様子を表す言い方」は本当にさまざまです。
たとえば,心臓がドキドキというのを,英訳版のマンガでdoki-dokiと書いても,あまり通じないと思います。ところが,pit-a-patと書いてあると,このほうが心臓が高鳴っている感じがするのですね。
また,弾丸がビューンと飛んで行ったというとき,byoonと書くより,zip!と書いたほうが,実感が出るようです。

というわけで,別に決まりごとというほどのものはないと思いますが,基本的には,そのまま音をアルファベットに直したりせず,英語なら英語でふつうに使われている言い回しがあれば,そちらに置き換えたり,それに近い表現を使うことが多い。
もちろん,あんまりワンパターンの表現だと飽きてしまうので,原作者も,また翻訳する人も,ある程度新しい「音の表現方法」を開拓したりすることはあるでしょうが,その時も,少なくとも,英訳する場合なら英語圏の人が読んで実感が湧きやすい,ピンと来る言い回しにする,ということでしょうね。

余談ですが,私が教わった韓国語の先生が「長い間韓国語を勉強して,しゃべったり聞いたり読んだり書いたりしていても,一番最後までひっかかって,なかなかピンと来るようにならないのが1つある」とおっしゃっていました。
それは,擬態語だそうです。
よく日本語は擬態語の豊かな言葉だといわれますが,韓国語もそれに劣らず豊富です。
いや,母音や子音の数が日本語より多い分だけ,日本語にはない微妙な音の使い分けがあって,よけい難しいといえるかもしれません。
韓国の小説やマンガをはじめ,新聞の見出しなどにも擬態語が頻出しますが,確かになかなかピンとこないのですね。これが理屈抜きに実感できるようになったら,一人前ということなのかもしれません。

ある日本のマンガで,子どもが満面に笑みをたたえている場面で「にこっ」と書いてありました。日本人にはこれでピンと来ますが,外国ではそうではないわけで,たとえば同じマンガの韓国語版では「シングッ」となっていました。
英語なら「grin」というところでしょうか。(grinというと,意味ありげにニヤニヤ,あるいはニタ~ッとしている場合に使うと思っている人が多いですが,「にっこり」のような時にも使います。)
『セーラームーン』や「ポケモン」などのような,外国でも知られている作品の表現を,日・英・独・仏・韓などで比べてみると,けっこう面白いです。

それにしても,あまり日常的でない表現を訳す人の苦労は大変でしょうね。
「山猫のにゃあとした顔」(宮沢賢治『どんぐりと山猫』)とか「みんなでぶたりましょう」(矢玉四郎『あしたぶたの日ぶた時間』)とか。
辞書にも載っていないでしょうから。

すみません,ついつい余計な話まで語ってしまいました。
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この回答へのお礼

ずいぶん前にお答えしていただいたのにお礼が遅くなって
すいませんでしたっ!!すっごい有り難かったです!!
参考にもなりましたし勉強させていただきました(>。<) 本当に有り難うございました♪

お礼日時:2003/05/07 19:23

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