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3月27日に石破防衛長官が「敵基地攻撃能力の保持を検討する」と表明しました。
安保条約問題に絡むため、政府内に波紋を広げているとの事ですが、私の質問は以下の通りです。
(1)攻撃能力とは具体的に何をさすのでしょうか?
(2)攻撃能力として私の頭に浮かぶのは戦闘機。現在自衛隊が保有する戦闘機に敵基地攻撃能力はないのでしょうか?以前このサイトでは、給油機がないため航続距離が足らない、空対地ミサイルを保持していない等の記事を読んだ覚えがあるのですが、その通りなのでしょうか?
(3)もしその通りであれば、航続距離がどのくらいなのか、空対地ミサイルを保持できない理由は何なのでしょうか?
なお、基本的な質問ですが、自衛隊の戦闘機とは全て米軍基地から飛び立つのですか?対北朝鮮だと何処の基地になるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

私も今まで良くわからなかったのですが貴兄の御質問に私の独断と偏見ですが日本は世界の最強の軍事大国と思います。


(1)については日本の場合は日本国を攻撃された場合は反撃(攻撃)しても良いとの解釈は出来ますが、日本国を明らかに攻撃しょうとしている国が日本に対してミサイル、又は攻撃型戦闘機を準備していても日本の領海内に到達しなければ反撃の防衛は出来ない専守防衛と私は思っています。
しかし、日米安全保障条約に基づいてアメリカは日本国を明らかに攻撃しょうとしている国が日本に対してミサイル、又は攻撃型戦闘機を準備していれば先制防御(準備基地を破壊)は可能です。
(2)については日本の戦闘機は専守防衛に基づいて中国大陸等に到達(攻撃)する後続距離の長い戦闘機の採用は禁止、航続距離を伸ばす給油機(空中戦からみれば馬鹿げた事)は禁止、及び朝鮮半島及び中国大陸に一番近い対馬の基地に韓国及び北朝鮮、中国を攻撃できる空対地ミサイルは装備できません。
(3)については(1)、(2)が現在の日本の専守防衛論で貴兄の答えと思います。
只、問題は日米安全保障条約に守られている日本政府が専守種防衛の精神を外れて北朝鮮の問題で核弾頭搭載のミサイル(貴兄もテレビで見られたと思いますが種子島のロケットは・・)、攻撃型の核弾頭ミサイル及び先制攻撃可能のトマ-ホ-クの導入等の議論がありますが私なら日米安全保障条約の掌で守られた日本国憲法の解釈を勝手で、馬鹿な議論と思います。
最後の貴兄の御質問ですが北朝鮮は核問題及び人権問題(例えば政治犯収容所の収容人員は20万人とも25万人とも言われていますが極端な事を言えば人件費0で働かせて製品を作らせれば利権を有する団体に莫大な利益が)は既に利権が発生しており政治犯が少なくなれば利権を有する団体が利益確保の為に無実の国民に罪を被せて政治犯として収容するでしょう。
イラクのように金の成る木の石油あれば話は別ですが、北朝鮮には世界各国に負けない優秀な人材(但し、人はいるが物及び金がなくて宝の持ち腐れ)以外に何もなく国際的に債務不履行『借金(輸入)しても踏倒し(取り込み詐欺)』の北朝鮮に米国は国連の安保理に託して武力行使はしないで安保理の決議に任せると思いますが、安保理に北朝鮮の経済封鎖を議題に乗せれば最大の援助国の中国政府(以前は北朝鮮がアメリカ及び韓国、日本から侵略された時に自動的に参戦する軍事条約は破棄されています)が結論を出すと思います。
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すみません回答ではなくて質問なのですがtruckさんの質問にかかわることと新たに質問をたてるほどではないのでここでお聞きします。


自衛隊機は爆撃用の照準器がないとのご回答がありますが本当でしょうか?
わたしのにんしきでは支援戦闘機には射撃爆撃指揮装置(射爆装置といったような気が?)があるように記憶していました。F4EJ戦闘機にその装置をつけてF4EJ改になったようにおもったのですが?
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わが国の防衛政策は、「専守防衛(戦略守勢)」という考え方を基本にしています。

これは、侵略されれば戦うが先制攻撃はしない、という考え方です。この考え方を徹底するため、わが国の防衛力は、法的には防衛出動を命ずる要件として「外部からの武力攻撃(外部からの武力攻撃のおそれのある場合を含む)」(自衛隊法76条)を要求し、自衛隊の装備については「性能上相手国の国土の壊滅的破壊のためのみに用いられる兵器の保持は、憲法上許されない」(松本衆議の質問趣意書に対する答弁書、昭和44年4月8日)から、長距離・中距離弾道弾、長距離爆撃機、攻撃型空母などは保有できない(防衛庁長官等答弁より)、とされています。

しかし、政府が敵の基地に対する攻撃能力の保有が許されないと言ったことは一度もありません。それどころか、「我が国土に対し、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられない」から、このような場合には「攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、例えば誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛権の範囲に含まれ、可能である」(昭和31年2月29日、政府統一見解)としていますし、核兵器についても、自衛のための必要最小限にとどまるものである限り「核兵器であると通常兵器であるとを問わず」その保有は禁止されていない(法制局長官答弁、昭和57年4月5日)と明言しています。

(以下、私見)
よって、敵基地の攻撃能力とは、敵のミサイル基地や空軍基地などわが国に対する攻撃力の発進源を無力化する能力であり、具体的には、十分な射程・航続距離のあるミサイルや攻撃機が考えられ、これらを保有できることは従来から一貫した政府の考え方です。巡航ミサイルが検討されている理由は、過去においてICBMやIRBMなどの「弾道」ミサイルを保有できない兵器として明示した経緯があるためと推測しています。

空軍機のうち戦闘機とは、敵の航空機の迎撃を主任務とするもので主に対空ミサイルを装備します。これに対して攻撃機とは、地上目標の攻撃を主任務とするもので主に対地ミサイル・ロケット・爆弾を装備します。航空自衛隊のF-1(F-2)支援戦闘機は明らかに攻撃機ですが、外国に脅威を及ぼさないようにするため意図的に航続距離を制限しているので、敵の基地を攻撃する能力はありません。
また、航空自衛隊の主力装備であるF-15は戦闘機なので対地攻撃には使えません。対空ミサイルの代りに爆弾を積むことはそれほど困難ではありませんが、地上目標を攻撃するためには地上目標用のレーダーや射統装置を搭載するため機体の大規模な改造が必要になるし、仮に機体の改造が可能であるとしても、パイロットは戦闘機と戦う訓練しか受けていないので急に地上目標を攻撃しろといっても対応できません。

なお、自衛隊の航空機は自衛隊の基地から発進します。米軍基地も単なる滑走路としてなら利用することはできますが、出撃前後の整備や搭載するミサイルなどの保管設備がないので、米軍基地の利用を前提とする作戦はあり得ません。
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「敵基地攻撃能力」として検討されているのがなんと巡航ミサイルトマホークです。

防衛庁は27日、米軍が対イラクのピンポイント爆撃に使用している巡航ミサイル「トマホーク」(射程約1700キロ)など、他国基地に限定的な攻撃を加えられる兵器の導入に向け検討に入った、とつたえられています。トマホークは、イラク戦争ですでに600発以上が撃ち込まれた、攻撃用ミサイルに他なりません。

政府はこれまで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母については「他国の国土の壊滅的破壊のためにのみ用いられる攻撃的兵器」との解釈をとり、保有は違憲としてきました。しかし、安倍副官房長官が、昨年の大学での講演で「ICBM」の保有も可能と述べるなど、核や攻撃兵器に対する見解を修正とようとする動きが絶えず繰り返されています。
 
 

参考URL:http://www.jca.ax.apc.org/stopUSwar/Japanmilitar …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今回の発言は、巡航ミサイルの検討を指していたんですか。参考サイトもじっくり読ませていただきます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/04/04 09:52

空対地ミサイルなどは持っていませんが、爆弾の搭載はできます。

しかしそれも爆撃用の照準器がないので、急降下爆撃などに限られます。

それよりもやはり航続距離の問題でしょう。自衛隊の基地も米軍の基地も日本列島からでは難しいですね。韓国の米軍基地が使用できるなら良いのですが。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。
爆弾の搭載が出来ても、爆撃用の照準がないのですか。
私は戦闘機や爆撃機などの区別をゴチャマゼに全く理解していませんでした。

お礼日時:2003/04/04 09:49

安保というよりは、自衛権の問題に絡むことでしょうが、ご質問に即して。



1)この場合、想定されているのは、主に北朝鮮による弾道ミサイルの日本に対する発射という事態ですので、これに対抗するため、(北朝鮮の)ミサイル発射基地に対し、先制的な打撃を与え、ミサイルを無力化する、ないしは発射を不可能にすることを指します。

2)戦闘機と言うよりは、むしろ「攻撃機」(爆撃機)でしょう。対地ミサイルの問題もありますが、そもそも自衛隊は地上攻撃専用の攻撃機や爆撃機を持っていないという問題があります。もちろんこれは、専守防衛という枠組みの中で、空自に求められてきた役割が、日本領空に侵入する外国戦闘機・攻撃機の排除に限定されていたからです。

3)上記の通りですが、対地攻撃能力を持ちうるF15Jの航続距離はおおむね4000キロで、防府、福岡といった、自衛隊が利用可能な施設(これらは米軍施設ではありません)から飛び立つ限り、航続距離自体は問題にならないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど。戦闘機と攻撃機とは別物なんですね。知りませんでした。
そして、攻撃機や爆撃機を保持していない理由は、空自に求められた役割に起因するんですね。

ということは、長官の言う「攻撃能力を保持する」とは、「攻撃機・爆撃機を保持する」事も一つの選択肢として有り得る訳ですね。

非常にわかりやすい説明でスッキリしました。
大変感謝致します。

お礼日時:2003/04/04 04:17

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