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前立腺がんの治療法の中に「ブラキセラピー」という体内に埋め込む治療法があります。その方法にした場合の他の方への影響について質問です。
線源から出る放射線は1年でほぼゼロになると聞きました。
しかし、体内に埋め込み後は
(1)子供や妊婦との長時間の接触はしばらく避けましょう。
(2)一般の方との長時間にわたる接触はしばらく避けましょう。
(電車の絵がでていました)
とネットに出ていましたが、しばらくとはどのくらいの期間なのでしょう。
お腹が目立たない妊婦さんも電車通勤すると思いますが、知らない間に1時間とか同じ車内で接しているかもしれませんよね。そのくらいは大丈夫なのでしょうか。
また、旦那さんがそういう方と接して帰ってきて、変な話ですが
その日に子供を作りできた場合は大丈夫なのでしょうか。
電車で接して帰宅後、家にいる子供たちや妊婦の人には影響ないのでしょうか。
旦那さんが、ブラキセラピーを受けた場合、一緒に生活している奥さんは長時間そばにいることになると思いますが平気なのでしょうか。
ご存じの方がいらしたら教えて下さい。

A 回答 (1件)

放射線技術者です。

できるだけ判りやすく説明しましょう。
使うのはヨウソ125と言う放射性物質で前立腺の周囲に100個くらい埋め込むようです。
ヨウソ125は60日で放射能が半分に減ります。
1年で1/32≒3%で仰るとおりほとんどゼロに近くなります。
患者はこれを永久に入れたままです。
患者の被曝は前立腺を集中的に攻撃し、他臓器には影響がない程度と言われています。
1年間で考えると24×365=8760時間です。
一番放射能の強いときに1時間濃厚な身体的接近があったとしても
厳密では有りませんが患者の1年分浴びる量の5000分の1程度と言うことになります。
ただ胎児や乳幼児は細胞分裂が活発ですので放射線被曝は少ないに越したことはありません。

もう一つ放射線源との距離の問題です。
患者は前立腺のごく周囲に埋め込みますが、体外での接近の場合放射線の強さはほぼ距離の2乗に反比例します。
例えば距離が10倍なら強さは100分の1、僅か1%になります。

結論はほとんどご心配には及びませんが、放射線の強い初期には出来るだけ長時間の身体的接近は避けたほうがいいと言うことです。
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