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1.高高度核爆発によって発生した電磁波が半導体や電子回路に損傷を与えたり、一時的な誤動作を発生させる というのは見た事ありますが、
地上に配備されている他の核弾頭も電磁波の影響で機能しなくなる・・・なんて事あるのでしょうか?


2.その高高度核爆発によって発生した電磁波はどのぐらいの時間で、影響範囲内にある電子機器などに影響が出始めるのでしょうか?


3.軍事用の電子装置には、金属箔などでケーブルをシールドする とありますが、自衛隊が対策として始めたのはいつ頃からでしょうか?


頭の悪い質問で申し訳ないですが よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは



> 1)地上に配備されている他の核弾頭も電磁波の影響で機能しなくなる・・・なんて
> 事あるのでしょうか?

地上配備とは言え 多くのICBM搭載型の核弾頭は地中(つまりサイロ)の中にあります
ので 影響は限られたものになるかもしれませんが、某国でせっせと配備している
移動型発射装置の場合は発射準備時に地表に暴露しますので、影響はあるかもしれ
ません。あと弾頭自体よりむしろ 誘導・制御・起爆の各電子機器部への影響が大きい
と思いますが、米露の保有する核兵器には対EMP対策はされていると見るのが自然でしょう。
あっ、某国は解りません(笑

> 2) どのぐらいの時間で、影響範囲内にある電子機器などに影響が出始めるのでしょうか?

パルスの立ち上がり時間:10ns、継続時間:1μs
というデータがありましたので、ほんの一瞬でしょう。もちろんどのくらいの高度
(での爆発)かにも影響しますが、前述のような値ならば ほぼ同時と思って差し支え
ないのでは?

> 3) 軍事用の電子装置には、金属箔などでケーブルをシールドする とありますが、
> 自衛隊が対策として始めたのはいつ頃からでしょうか?

詳しくは解らないのですが、昭和61年11月の衆議院予算委員会にて国会の爆弾男(古っ
の異名をとった楢崎代議士(元 社民連)が、これまたミスター防衛庁と呼ばれた
当時の西廣防衛局長に関連質問をしています。
その中で楢崎氏は「防衛庁ではEMP対策をとっているのか?」という質問をし、対して
西廣氏は「そういうこと(EMPによる障害)は 知ってはいるが、自衛隊として具体的
な対策は未だしていない」と答えています。ところが楢崎氏は
「あなたが御存じないだけなんじゃないでしょうか。海上自衛隊の第二術科学校で
使われております応急教科書(CBR戦防御)これの第十二号、昭和五十五年二月十八日
に出されておる。それを資料として出してみてください、今すぐ出せとは言いません
から。その中に既に対策として書いてあるのです。防衛局長がそういうことを知らぬ
じゃ困りますね。」と追求しています。
結局最後には 中曽根総理(当時)が 「いやいや もっと勉強いたします」ということで
この件は一旦終息しています。

以上のことから 自衛隊(少なくとも海自)は、かなり古い時点からその対応をとっていた
と思われます。ただその範囲や有効性は解りませんが・・・。
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この回答へのお礼

日本もそんな前から対策をとっていたんですね!

爆発とほぼ同時だと、『ウチの家電だけは!』も無理そうですね・・・

これだけ丁寧に、詳しく教えて頂いてありがとうございます。
とても勉強になりました。

本当にありがとうございます。

お礼日時:2009/08/20 00:33

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