
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
修飾語には連体修飾と連用修飾の2種類があります。
「厳しい-修行」のような名詞の意味を限定する(「なまぬるい」ではないとはっきりさせる)関係が連体修飾で、
「強く-なる」のような述語の意味を限定する(「弱く」はないとはっきりさせる)関係が連用修飾です。
「厳しい」も「強く」も修飾語の文節です。
これに対して、
「厳しい修行をした。そして、強くなった。」
の「そして」のように、「した。」「なった。」という二つの述語をつなぐ働きをしている文節を「接続語」といいます。
じつは、二つの述語だけではなく、二つの「名詞」をつなぐ働きの文節も接続語です。
「私、そして、あなた」
という場合、このあとに助詞の「が」が続いても(主語)
助詞の「を」や「に」が続いても(連用修飾語)
その名詞が主語でも連用修飾語でも連体修飾語でも、とにかく「名詞」どうしをつないでいるものは「接続語」の文節といいます。
さらに、
「厳しい、そして、つらい修行」
の例のように、
「厳しい」「つらい」という2つの修飾語どうしをつないでいる場合も、「そして」は「接続語」の文節です。
さらにさらに、
「こんにちは、そして、さようなら」
の例のように、
「こんにちは」「さようなら」という2つの独立語をつないでいる場合も、「そして」は「接続語」の文節です。
まとめると、「接続語」とは、
「述語」どうし、
「主語」どうし、
「修飾語」どうし、
「独立語」どうし、
をつなぐ働きをもつ文節のことだということです。
では、接続語は「接続語」どうしをつなぐことはできるでしょうか。
「ほかに誰もいない、だから楽しい。」
「ほかに誰もいない、しかし楽しい。」
この「だから」と「しかし」は接続の文節です。
「ほかに誰もいない、だから、そして、しかし楽しい。」
という例文の場合、「そして」は「だから」と「しかし」という二つの接続語どうしをつないでいると考えて良いでしょう。
つまり、「接続語」とは、「主語」どうし・「述語」どうし・「修飾語」どうし、「接続語」どうし、「独立語」どうしをつなぐ文節をすべて指すのです。
参考になれば幸いです。
No.3
- 回答日時:
No.1です。
No.2さんの説明を見てはたと気づきました。
わたしの説明だとだいぶ抜けていることがありました。
(ちょっと私の理解は古いのだと思います。)
No.1はおおむね「接続詞」という単語の種類の説明で、
「接続語」という文節の働きは、No.2さんの書かれているとおり
少し範囲が広いのでした。
「修飾語」についても、足りないところはあるのですが、
そのへんもNo.2さんが書いてくれているようなので、
補足はしませんが、
いろいろ、不十分な説明ですみませんでした。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
私も去年習いましたね~。簡単にですが説明させていただきます。まず基本の5つの語形です。
・主語:「何が・誰が」を表す文節。
・述語:「どうする・どんなだ・何だ・ある・いる・ない」を表す文節。
・修飾語:「何(誰)を・いつ・どこで・どのように・どのような・何(誰)を」など他の文節の内容を詳しく説明する文節。※1
・接続語:理由や条件を表したり、前後の文を繋いだりして、その関係を示す文節
・独立語:他の文節とは直接関係がなく、比較的独立している文節。
※1詳しく分ける事も出来ますが、ここでは省きます。
ここまでは良いと思います。
考え方ですが、修飾語は上の説明を見て分かると思います。例文で考えてみると、
(例)赤い 花が 咲く。
普通、述語、主語から探したほうが分かりやすいです。この文だと述語が「咲く」、咲くのは何かを考えると「花が」が主語だと分かります。残った「赤い」は主語に当たる「花が」がどんな色の花なのか、詳しく説明していることが分かります。もう一ついきます。
(例)僕は 彼女と お花見に 行きたい。
述語は「行きたい」、行きたいのは誰かを考えると「僕は」ですね。残った二つは全て修飾語です。(修飾語は一つの文にいくつでもあります)では、どの文節を修飾しているでしょうか。それを知るためには二つの文節同士を繋げて読んだとき、日本語として解読できればおkです。(分かりにくいですね^^具体的には…)「彼女と」「お花見に」これを繋げて読んでも何が言いたいのか分かりません。ですが「彼女と」「行きたい」だと、あ~彼女とどこかに行きたいんだな~ということは分かります。(これを修飾・被修飾の関係といいます。)「お花見に」も同様に考えてください。
さて問題の接続語です。大分前の説明の通り、接続語の役目は主に3つ、(1)理由の提示、(2)条件の提示、(3)前後の文節を繋げる です。え?(1)(2)なんか、修飾語と同じじゃないか?!と思うかもしれませんが、見抜くコツがあります。
(例)面白いから、僕は 試合を 見る。
一発で分かりませんか?僕は試合を見る。なぜ?「面白いから」ということです。見抜くコツは「、」です。独立語もそうですが、「、」がついている場合が多いです。ちなみに「面白いから」は一つの文節です。
(例)面白いから、僕は 試合を 見る。でも、父に 番組を 変えられた。
残念ですね(笑)この「でも」も接続語です。、(3)前後の文節を繋げる役目に値します。これも「、」がついていますね。接続語は「~ので」、「~のに」、「だから」、「そして」などが多いですので、パターンを覚えてしまいましょう。
もう一つ(長々とすいません)後々習うと思いますが、修飾語の際にチラッと言った修飾・被修飾の関係ですが、修飾語はその通りです。何をーどうする、どのようなー何 といった感じです。では接続語はどうでしょうか。
(例)面白いから、僕は試合を見る。
「面白いから」が「僕は試合を見る」を説明していると思いませんか?接続語の役目(1)(2)には、この傾向があります。覚えておくと便利です。
長々と大変失礼しました。ご参考になれば幸いです。
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