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 インフルエンザの予防接種は効果が半年もないと聞きますが
予防接種を毎年受けることで、ブースター効果で免疫力が
しだいと付いてくるなどの効果はあるでしょうか?
 それとも近くにインフルエンザにかかった人よりウィルスに
触れる機会があったほうが免疫効果は高いでしょうか?

A 回答 (4件)

 獣医師でウイルスに専門知識を有します。



 タミフルが有効なのは「発症してから48時間以内」と言われています。
 つまり、インフルエンザの反応が出てから48時間以内、ということですので、反応が早かろうと遅かろうと熱発してから速やかに受診して診断を受ければ、タミフルは使用可能です。
 インフルエンザなのだけどタミフルの効果がない、というのは、単に熱が出てから48時間以内に受診しなかったからで、これはワクチン接種とは何の関係もありません。

 また、ワクチンは「軽く済むだけ」のものではなく、実際に感染防御効果もあります。防御率があまり高くないだけです。
 要するに、ワクチンを接種することで罹患せずに済む場合もあるし、罹患しても軽く済む場合もある、さらに罹患して非接種者と同じような症状になる場合もある、ということです。ワクチンの有効率は毎年70%前後ですので、決して防御率が低いものではありません。

 また、半日の違い、というのはタミフルのことでは。
 タミフルを服用しても発症期間が半日から1日短縮されるだけ、という見方ができるのは確かです。そういう主張は重症化を防止しているという側面を忘れているのですが。
 ワクチンについてはそもそも感染防御が功を奏して罹患しない人も大勢いるわけですし、軽症で済む人もいます。高熱が出ない人もいるわけです。半日の短縮などという話はどこにもありません。

 夏にインフルエンザが流行しているのは、新型が発生した今年に限っての現象です。この新型もそのまま"季節性インフルエンザ"に落ち着いて毎年冬に流行するようになる可能性が高いですが。

 「免疫力」という言葉が安易に用いられて誤解を招くことが多いのですが、感染症に対する「免疫」は、その感染症に罹患するかワクチンを接種することでしか得られません。
 体力だとか自然免疫を活性化することで、感染症の病態が部分的に左右されることは確かですが、それを「感染防御」に期待することはあまり的を得ているとは言えません。
 ブースター効果は、確かに毎年ワクチンを接種するたびに起きているはずです。昨年のワクチンと今年のワクチンが異なるウイルス株をシード株に使ったワクチンであっても、抗原性状は似ているわけですから。
 また自然感染の免疫記憶もありますから、ワクチン接種によるブースター効果は高確率で起きていると考えられています。

 これがインフルエンザのワクチンが1回接種で良いとされている理由です。
 インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンなので抗体誘導能はあまり高くなく、通常なら2回接種が必要です。
 ですが、成人であれば過去のワクチン接種や自然感染の免疫記憶があるのでブースター効果が期待でき、1回接種でよいとされています。
 幼児は2回接種が必要とされているのも、幼児は過去の感染歴がないことが多いので、2回接種しないと十分な免疫が誘導できないからです。

 要するに、インフルエンザワクチンの場合、ブースター効果があって初めて「効くか効かないか」の話になるわけです。

 インフルエンザワクチンが完全な感染防御効果がない理由は、ウイルスの抗原型が常に変異していて、ワクチンによって誘導された抗体が完全に効かないことがある、ということがひとつ。
 それともうひとつは、インフルエンザウイルスは気道粘膜に感染してそこで増殖し、病変を起こすウイルスなのですが、注射によるワクチンでは血中抗体しか誘導できず、粘膜の感染防御に有効な粘膜抗体を誘導しにくいことがあります。(粘膜投与型のワクチンはいろいろ理由があって開発が困難)
 ですが実際に感染防御は不完全ながらできているわけですし、血中抗体価が上がるということはウイルス血症は非常に効果的に防止できるわけですから、重症化防止効果は十分期待できるわけです。
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毎年打ってます。

実際にインフルエンザになったことは打ち始めてからはありません。インフルエンザ患者さんにはシーズンにはほぼ毎日接しますが(医療関係です)

夏でもインフルエンザが流行っているのは今年からです。
今までは、遅くても5月には終息していたので、半年あれば十分でした。

毎年型が違うので、流行りそうな型を予測して、ワクチンにしています。
実際流行した型とばっちり合えば、効果は抜群、そうでなければ、効果は弱いです。ただ、実際に罹患した場合、軽くすむことが多いようです。インフルエンザで一番怖いのは重症化ですから、それもあって打っています。

>近くにインフルエンザにかかった人よりウィルスに触れる機会があったほうが免疫効果は高いでしょうか?
一回インフルエンザにかからないと、免疫はつきません。

もう一つ、予防注射の利点は、打つ人が多い=全体的な感染率が下がる、ということです。インフルエンザは症状が出るまでにタイムラグがあります。なった後の自分のことだけじゃなくて、自分のため半分、社会のため半分を考えて打っている人も多いですよ。
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はじめまして 二児の母です。



インフルエンザの予防接種を 受けた事はありません。
かと言って インフルエンザになった事が無い訳でもありません。

周囲を見ていても インフルエンザ予防接種をしている人の方が
インフルエンザの反応が出るのが遅いのです。
要するに タミフルの効果が発揮出来るうちに 反応が出ないんです。
友人達は みんなそんなでした。
《ん~インフルエンザAですね、でも、もぅタミフルの効果がさほど効果無いですが、どうしますか?》
って、、、結局 念のためって言ってタミフルを貰って服用したが 吐き気で飲めず、いつの間にか完治って形でした。

多分 我が家は 受けないでしょうね。
健康保険組合から補助も出ているので 経済的な事は問題無いです。
予防接種をして インフルエンザにならない と言うのなら 受けますが、結局《軽く済む》と言うだけで、、、でもインフルエンザですから 高熱は出るし、外出制限(学校停止や出勤停止)も変わりない。
インフルエンザになれば タミフルを服用する等しますしね。
体が楽か となれば 辛い物は辛い。
40度近く熱もあり、だるさがあって、ですから、予防接種をする事で半日の違いって医師から聞いたので それなら受けない って人が周囲に多いです。
って思っちゃいます。。。

それに インフルエンザの効果が半年では もぅ既に意味がない気がします。
一年中インフルエンザあるじゃない? @テレビ等の報道
数年前迄は 冬の病気って感じだったけど、真夏にもあったし。。。

少し前って言っても 数年も前ですが、新型もいつか有り得る ってテレビで見た事がありますが、いたちごっこなのかなぁ~。って気もします。
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一般的なインフルエンザの流行期間は12~2月くらいですから半年の効果があれば十分です。


予防接種を毎年受けるのは毎年流行する型が違うからです。


>インフルエンザにかかった人よりウィルスに触れる機会があったほうが免疫効果は高いでしょうか?

普通に会社や学校に行っている健康な人よりも、週に1回くらい通院している病人の方がかかりにくかったりします。
一応、私を含め周りの重病人が皆同じように言っています。しかし一旦かかったら死ぬ可能性が高いので予防接種しています。
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