電子書籍の厳選無料作品が豊富!

短期金利の上昇と共に長期金利も上がったことの理由として、

短期金利が上がれば、たとえば短期のカネを借りて債券を買っていた人は、カネを返すために債券を売るので、債券価格は下がる。

と、ある本に書いてあったのですが、なぜ短期金利があがると債券を売ろうと考えるのかがよくわかりません。どなたかおしえてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

短期金利と長期金利が共に上がることと短期債券を売ることは直接関係ありません。



債券の評価の基本は毎期の利息÷複利利回り+償還元本÷複利利回り
による現在価値評価です。したがって分母に来る市場金利が上がれば現在価値=債券価格は下がります。下がる前に売りたい人がいるから売りになるだけです。

なお、長期金利と短期金利の関係は「イールドカーブの理論」というのが別に存在して、もう少しややこしくなります。純粋期待仮説・リスクプレミアム仮説・市場分断仮説などの説明があります。詳しくは債券の本かWikiなどで調べてみては。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2009/10/17 06:34

>たとえば短期のカネを借りて債券を買っていた人は、カネを返すために債券を売るので、債券価格は下がる。



というのはあくまで「たとえば」の話で、それが全ての要因じゃない。
必ずしも短期でカネ借りている人だけが長期債を買ってるわけじゃないんだからね。

そのときの景気やら金融政策の状況でいろんな要因が考えられる。
短期金利が上昇すれば、長期債での運用から短期市場での運用に
資金をシフトさせるってこともあるしね。

逆に、金融引き締めで短期金利が上昇すれば、インフレ期待が
下がるってことで長期金利が下がるってこともあるんだよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2009/10/17 06:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!