プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

前のスレッドで、質問内容に誤りがありました。

以下、正しい質問です。

前々期に未払金があり、
備品消耗品 100,000 未払金
として、あげました。

普通、このような場合は、
次の期(今の場合、前期)で、その未払金を支払ったものとして、
まずは支払い時点で
備品消耗品 100,000 現金
とし、

同じ期の決算仕訳で
未払金 100,000 備品消耗品
として未払金から処理しています。

ところが、今回、
前期で、支払い時点で
備品消耗品 100,000 現金
としてあるものとして(実際はこの仕訳はしていない)、

(同じく前期の)決算仕訳で
未払金 100,000 備品消耗品
として未払金から処理してしまいました。

ところが、今期になって、その未払金はまだ支払っていなかったことに気づきました。

このような場合、今期で修正するにはどのような仕訳をすればよいでしょうか?

単に、間違いの反対の仕訳として、

備品消耗品 100,000 未払金

とすればいいのでしょうか?

その場合、別表4で加算する必要はあるでしょうか?

たびたび申し訳ありませんが、
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



実をいうと、

>普通、このような場合は、
次の期(今の場合、前期)で、その未払金を支払ったものとして、
まずは支払い時点で
備品消耗品 100,000 現金
とし、

同じ期の決算仕訳で
未払金 100,000 備品消耗品
として未払金から処理しています。


両方の仕訳が間違っているのです。

未払金を支払った時点で、
〔借方〕未払金100,000/〔貸方〕現金100,000
この仕訳だけで良いのです。


>(同じく前期の)決算仕訳で
未払金 100,000 備品消耗品
として未払金から処理してしまいました。

この仕訳が間違っています。


なので、今期、どのように是正するか、ですが・・

「備品消耗品」は資産科目ですか、費用科目ですか。


◇「備品消耗品」が資産科目である場合:
今期は前期と同じく間違った仕訳を起します。
〔借方〕備品消耗品100,000/〔貸方〕未払金100,000
減価償却は今期から始めれば良いでしょう。

利益に影響がないので別表四での申告調整は不要です。


◇「備品消耗品」が費用科目である場合:

前期は、
未払金 100,000 備品消耗品
この間違った仕訳によって損金(備品消耗品)をマイナス算入したわけです。つまり、架空の利益100,000円を計上したことになります。そして、架空の法人税を納めました。

今期は、次の仕訳を起して前期の間違いを取り消します。
〔借方〕前期損益修正損100,000/〔貸方〕未払金100,000
(備品消耗品は使えません。これを使うと、今期に費用「備品消耗品」を計上することになります。)
これによって、前期の架空の法人税を取り戻せます。

ですから、やはり、別表四での申告調整(所得の「加算」)は不要です。
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この回答へのお礼

何度もお答え頂き、恐縮です。
ありがとうございます。

 未払金を支払った時点で、
 〔借方〕未払金100,000/〔貸方〕現金100,000
 この仕訳だけで良いのです。

はわかっているのですが、
日々の経理をしているものが未払金で上げたことを忘れていて、
決算処理で修正するため、2つに分けて仕訳してました。^^;

備品消耗品は、備品消耗品費で、費用科目です。すみません。

やはり、前期損益修正損を使うんですね。
大変よくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/19 16:42

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