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 [東京 5日 ロイター] 三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)が大幅安。
パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)が4日、三洋電機の株式公開買い付け(TOB)を決議。
TOB価格は4日終値の216円よりも低い131円に決定され、下方にサヤ寄せの動きとなっている。


 実施日は5日から12月7日までの22営業日。
普通株のTOB価格は当初の予定通り1株あたり131円となったが、
市場の実勢価格に近づけられるのではないかと期待してきた向きからの売りが出ている。


 三洋電機の大株主である金融3社が過半数を応募することで、
TOBは成立する見通し。
パナソニックは発行済み株式の過半数を取得して、年内にも三洋電機を子会社化する。


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現在、172円です。
131円でTOBされるなら40円も高いのですが・・・・

A 回答 (1件)

TOBには全株取得を目指すやり方(後に上場廃止されることがほとんど)と一部取得(上場は維持される)し筆頭株主などになり経営権を大きく握る方法とあります。



三洋の場合は後者、今回は50%取得を目指し、大口から既に過半を譲り受けるという契約が成立しています。
パナソニックは今回50%以上でTOB取得をかけましたので既に50%行ってるので市場から買い取る必要はない・・・であれば株価がどうこうは関係ありません。

今日、暴落したのは既に決定されていた131円のTOB価格は実勢とかけ離れていたので見直しが行われ、高値で再募集するのでは・・という思惑からの失望売りです。
たまたま、春に公表されたものの独禁法とかに引っかかり大幅にずれ込んだTOBでしたがパナは話を出した時点で見通しは立てていましたし、諸手続きが遅れさえしなければ131円に近い価格で半年前には終わっていた話です。
価格を上げてまでは欲しくなかったと思いますし、価格が上がると思っていたのは個人投資家などが欲を出したか、事情がよく分からない人を売りも買いも巻き込んで値が釣りあがってたかもしれません。
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