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りんくうタウンの都市開発プロジェクトについて質問させていただきます。

りんくうタウンの都市開発は結果的に失敗なのでしょうか?
バブルの時代から開発が進められてきましたが、その後不良債権が山のように積もり、一気に事業がスローダウンし、失敗だと糾弾されていました。しかし最近大型ショッピングモールの設立や大阪府立大学院移転などで空き地の9割が埋まったといわれております。これは事業が少し上向き傾向にあると判断できるでしょうか?

地理的な見地からご教授願います。

後、りんくうタウンプロジェクトについての参考文献などあればお教えください。

A 回答 (1件)

土地の賃料を大幅に下げ、強烈な誘致活動を進めた結果、敷地が埋まりつつあると解釈してください。

総合的な開発そのものが成功、失敗というにはまだ何とも言えないでしょう。開発は「途中」ですから。当初の予定は、何といっても、伊丹廃港、関空一本化、りんくうを物流拠点、そして人の流れの拠点にすることでした。物流拠点の誘致という当初の予定、そして一番重要な資金回収という点で考えると、開発はうまくいっていないと考えてよろしいかと思います。物流拠点、交通拠点にするには、りんくうはただの通過点になってしまっています。まあ、計画が出来たのは、バブル絶頂期のものでしたから。
りんくうパパラにせよ、ゲートタワーホテルにせよ、駅構内のテナントにせよ、開業当時とはあり方が大幅に変わっています。現在、一番最初の原案通り進んでいるのは、泉佐野市民病院、りんくう救命センターぐらいでしょうか?
参考文献としては、まとまったものは多分発刊されていないと思いますが、毎年発刊される「関西活性化白書」を平成2年ぐらいから見ていけば、おそらく当初の計画案、賃料を下げざるを得なかった経緯、敷地が埋まりつつある状況などの流れはつかめると思われます。あとは、日経系の専門新聞に、どこそこの企業が進出断念した、進出を決めたなどの情報が数多く載っていると思います(日経テレコンを利用できたら古い情報も検索できますが・・・有料です)。
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