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田園都市線で『各停 長津田行き(長津田始発の各停中央林間行きに接続します。)』てありますが、なんでそのまま行かずに乗客に不便をかけてまで、移動させるのでしょうか?
このようなダイヤの車両は大体、東武車両ですが関係あるんでしょうか?
でも、東武車両が長津田から先に入れないわけないし不思議です。

A 回答 (3件)

こんばんは。


鉄道会社で電車運転士をしております。

これは、「車両交換」と呼ばれるモノです。

電車は一日中グルグル動いています。
まして田園都市線は半蔵門線を越え、東武線の久喜や南栗橋といった遠距離まで運行しているのはご存知だと思います。

鉄道車両は一定の距離で検車区に入れて点検することが、定められています。
そのキロ数を越えて車両を走行させる事は出来ません。
自動車で車検切れのモノを走らせてはいけない様に、鉄道車両も走行距離を管理し、その距離数を超えない様に点検しています。

車両の運用(前面の行き先、種別の他に記されている、数字と記号)は、これら点検の事も考慮して割り振られており、すべて同じ距離を走るのではなく、長いモノ短いモノを定め、その組み合わせで車両の走行距離を調整しています。

そのタイミングで、やむなく長津田で車庫に入れる必要がある為、(若しくは、車両を車庫から出して交代させる為)の車両交換になります。
東武の車両だからという訳ではありません。

車両交換はなるだけ行わないように配慮していますが、田園都市線~半蔵門線~東武線と運用すると距離がどうしてもかさみますし、全てが中央林間~久喜・南栗橋と走っているのではなく、途中の長津田折り返しや清澄白河、押上折り返しとあり、どうしても車両の走行距離にバラツキが出ます。
そのタイミングで車庫へ車両を出し入れしないとならない為、行っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/25 17:13

#1様の理由のほかに車両使用料の調整といった面もあります。


乗り入れの際に他社の車両を使用して列車を運行するわけですので
使用料を払う必要があるのですが、相互乗り入れをすることで相殺し
お金の移動はできるだけ少なく済ませています。
しかし、ご質問の路線は中央林間ー渋谷が31.5km、押上ー南栗橋が50.3kmと圧倒的に東武の路線の方が長いためどこかで走行距離を調整する必要があります。
このために車両交換を行う場合があります。

余談ですが東武鉄道の車両運用で、押上到着後折り返し中央林間方面へ向かうものもあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/25 17:13

相互乗り入れの場合、それぞれの車両が相手の路線を走るキロ数を


同じにして、お互いの車両賃料を相殺するのが通常です。
(田園都市線の場合はさらに東京メトロも噛みますが、基本は同じ)

恐らく、キロ数を揃えるため東武車を長津田止まりにしているのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/25 17:12

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