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経済の事は素人で恐縮ですが、国の借金が不景気、デフレなどにより大きく増えています。
ある格付け機関によると先進7ヶ国で最低だそうです。
このまま今の借金が増えつづけると国の信用力がさらに低下します。
ここで質問ですが、国債等の債権は国の信用力が低下したとき今の低金利から(破産懸念より)実質利回りは高金利に換わるのでしょうか、またそのとき一般的な(銀行金利など)高騰するのでしょうか?
その他にデフレがインフレに切り替わるのでしょうか?

A 回答 (3件)

一般論としてはお考えの通りです。

但し、突き詰めれば、信用力は金を貸す人間が評価する事であって、格付機関が決める事ではありません。今政府に金を貸しているのは、主に日本人です。(個人が銀行等の金融機関を通じて買っている。)
日本人の場合、本当に日本政府を信用しないと何かと都合が悪い(国債や現金より信用できる金融資産が、円建では存在しないから)ので、格付機関が何を言おうが、実際に国債を買うのを中々やめられません。

もし、日本人が日本政府を信用しなくなったら、国債や預貯金という形の円建て金融資産から、外貨建資産や土地などの実物資産へのシフトが起きるでしょう。こういうシフトは早ければ早いほど良いので、一旦シフトが始まると我先に殺到するでしょう。国債の価格は暴落(=金利は上昇)し、為替は円安に振れ(→輸入物価の上昇につながる)、銀行は、預貯金を繋ぎ止めないと資金繰り倒産をしますから、金利をあげます。(でないと、インフレ下でも預貯金を続ける奇特な人も、みんな国債を買ってしまいますから。)
「金よりも実物を選ぶようになる」という事は、持っている金や入ってくる金は早く使って実物に変えるという事ですから、当然輸入品のみならず全般的に物価は上がります。
どの程度の金利上昇・インフレになるかは、なってみないとわかりませんが、「本当に日本人が日本政府を信用しなくなったらこうなる」というシナリオ自体は、ほぼ間違いないもの、と思っています。
尚、私個人の理解としては、格付機関が日本国債の格付を下げているのは、大幅な赤字を垂れ流しながら何の具体策もとらない事が主な理由であって、「国債のインフレによる暴落リスクを元にして、あれだけの低い評価をつけているわけではな」くても、それ程奇異には感じません。(政府の信用が失墜する事による急激なインフレではなく、通常の景気回復によるインフレ⇒国債価格の暴落であれば、日本政府の信用はそれ程悪化しません。もし、マイルドなインフレが可能であれば、むしろプラス要因になると思います。)
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難しい問題ですよね。



国(日銀)に対する信任が地に落ちたとき、国債価格は下がるでしょうから、その裏返しとしての金利上昇は発生すると思います。

「実質利回りは高金利に換わるのでしょうか」という部分が何を想定していらっしゃるのか、不明な部分がありますが、個人向け国債の利回りを想定されているのでしたら、国債がデフォルトを起こさない限り、満期まで保有すればそれなりの高金利を享受できるでしょう。

果たしてデフレがインフレに変わるかどうかなど、将来は分かりませんが・・・。経済のグローバル化に伴う、供給コストの低廉化には目を見張ります。
それでも・・・私自身は、長期で見ると、インフレはやってくると思っています。資本主義経済の基本である「拡大再生産」が終焉するとは思えません。
この考えが正しいかどうかは、数十年後に分かるでしょう。
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そうなる可能性は無くはないでしょうが、



>その他にデフレがインフレに切り替わるのでしょうか?

格付け機関は、国債のインフレによる暴落リスクを元にして
あれだけの低い評価をつけているわけではない、と明言しています。

じゃあ、あの評価は何?といったところですが、
どうやら彼らもよくわかっていないようです。
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