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環境を守るために、利益追求型企業活動を全面禁止できないの?
どう考えても「消費社会はエコに反する」と思います。よって、製造業をかなり最低限の生活物資に限り認め、後は全面禁止して、農業の星として地球を変える必要があるのではないか?(スポンジはヘチマでいいし、車も禁止して自転車のみ、とか)
サラリーマンも全面禁止。全て社会保障完備すれば可能です。都市は地震に強い鉄筋コンクリート(無料でみんなで作る)で屋上に植物を植えて作物を作る。地球全体で「この星」の計画を立てる時期がきていると思います。皆さんはどうお考えでしょうか?

A 回答 (21件中21~21件)

国家制度を変えるという点を切り口に考えてみます。


国家というシステムの本質は、他国家との力の均衡によって安全をもたらすというところにあるのではないでしょうか。
そのために最も合理的な手段を選択しなくてはならない。
質問者さんの提案されていることは、誰か個人に「自然の暮らしに戻ろう」と言うのと相似だと思いますが、
その場面から簡単に想像できるように、もはや我々は文明を手放したくない(手放せない、ではなく)し、その枠の中で理想的な生活を欲しがってしまいます。
国家は強くあるために物的に富むことを要請するし、個人の価値観もそれに同調する。実際に現代の社会にあるのは、自分のほんの周辺の幸福という基準のみで勝手に完結したシステムですが、人はそこで単に欲望を満たすというのみではなくて、そこにこそ生きる意味を見出だすことができるのでしょう。
生きる意味とか幸福とは何かと言うと、他者との関わりにおいて生じるものだと思います。その他者との関係性が物的なものに規定されているために、物的な幸福を捨てることができないのかも知れません。
結局は、公害レベルの大規模な環境問題でこのような幸福が挫折するまでは、抜本的なシステムの移行はあり得ないと思います。社会が動くのは、常に功利的な理由においてです。


多少散漫な文章になりましたが、とりあえず要点を三つ挙げておきます。

・人間の価値観や幸福は関係の中で、あるいは社会、国家の中で形成される。
・国家の要素としての個人や社会的集団は、それぞれ懸命に価値ではなく目的に沿って合理的役割を果たさなくてはならない場合が多く、それが制度を硬直化させる。
・多くの人間は欲望を放棄できないし、上手く制御もできない。


これらの要因が複合的に作用する結果として、「動かすパズル」のように、理想論的な完成図を分かってはいるがそれに向かって動くことは難しいような状況があるのでしょう。
また確かなのは、それでも理想を持ち続けることが動かないパズルを動かす力になりえるということだと思います。


何やら適当な風になってしまいましたが、よろしければご参考までに。

この回答への補足

重要なのは、物質的豊かさ(便利さ)の追求のために、多くの自由な時間を失う、ていう。滅多に使わない高級車とかね。あるでしょ?

補足日時:2010/01/28 03:32
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