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ある小学校の廊下の壁に張ってあった掲示物が1m四方燃えた事が有り、その小学校の校長先生を含む先生、市役所教育委員会の関係者、警察官が集まって話し合った結果、第三者が学校内に進入した事は全く考えられない事などから小学生の仕業と判断したのですが・・・・ 

普通この場合って、火を付けた児童を探し出すのが学校関係者ではないのでしょうか?  
学校長は、犯人探しするのは児童に嫌な目をさせるので何もしないという事になりました。  

火を付けたという悪い事をしたのだから児童を探し出してやった事が「悪い事」である事を教える事、何故やったかを聞き出す事が大事なのではないでしょか? 今の教育現場って悪い事をやってもそのままにしておくのが普通なのでしょうか? 

A 回答 (6件)

中学の現職校長です。


学校では犯人捜しはしません。当然見ていた者があって誰がみてもその子だと特定できる場合には当然、その子を呼んでしぼりますよ。
しかし、確たる証拠もない場合には、見込みで犯人をとくていしようとするわけですから、多くの人権侵害を招くことになります。本気で犯人捜しをすれば、生徒児童間でお互いを疑うような雰囲気ができてきます。これは教育を行う上では非常にマイナスです。また生徒の児童の指紋を採取する権限もありません。
学校では、そういう場合には、再発を防ぐため全生徒・児童に注意や啓発を協力に行いますし、自分がやったという者は名乗りでるよう指導します。実際に名乗り出てくる子どももいます。

逆にあなたがおっしゃる犯人捜しの具体的な方法を聞きたいです。
1.学校には司法警察のように強制的に取り調べる権限がないこと。もちもの検査もできない。
2.見込みやそれに伴う人権侵害が生じないこと。
という条件の中で、本当にやった子だけを一発で合理的に特定する方法がありますか。

中学ではもっとえげつないことがたくさんあります。たいていはわからずじまいですが、全体にがつんと注意を与えれば、確実にある一定期間は事案は減ります。
教育というのは、実に時間のかかるしごとだと思いますよ。

一般の方は、こういう学校の対応を聞くとなんとなまぬるい、そんなことだから教師はなめられるんだ、とよくおっしゃいます。
そういう人には聞きたいです。誰もが納得できる方法を具体的に示してみなさい、と。
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この回答へのお礼

7kobito TAKADEARU kanau122 sarahbeeze kyo-mogu choco0110の皆さんご意見有難うございました。 
choco0110さんを除いて全ての方が私の意見と相違すると言う・・・・、、今の学校事情の難しさを改めて考えさせられました。今回の投稿では書いていませんが先生の話等から99パーセント特定出来ているのですが、、、残りの1パーセントが問題なんですよね。

実は、此処に投稿する前に友達同士でこの話題で盛り上がったのですが、私達の世代では、授業中に両手に水バケツ持たされて廊下に立たせられたり、座らせられたり、時には男の先生に殴られたこともありましたけどね、、、もう何年も前の話しですけど、、あの頃はなんだったんでしょうね、、
先生の事が憧れであり、怖い人であり、絶対的な人 だったんでしょうかね?
自分が悪い事をした時はどんなことが有っても両親には絶対話さなかったですよね、

今から思うと私たちに体罰を与えてくれた先生は良く覚えているし、懐かしいです、決して恨みなんていうのは100パーセントありませんね!!  自分の子供の事なんですが、学校で問題起したときに先生の前で体罰を与えて先生にも「悪いことした時は、体罰をどんどん与えて下さい」とお願いした事がありますが・・・
あの時の先生の返答が思い出せないのですが・・・悩まれたのでしょね。  
「人権の侵害」「学校には司法警察のように強制的に取り調べる権限がない」私も法律に多少係る事が有りますが、、、問題はこの二項目なんですよね・・・  どうしたらいいのでしょうね、、、 
「もっともっと学校関係者の良い意味での権力が必要なんでしょうね]
皆さん貴重なご意見ありがとうございました、時間と時代の流れを痛感した話題でした、

本来ならば一人ひとりに返事を書かなければいけないのですが纏めて返信した事をお詫びしておきます。

お礼日時:2010/02/06 11:11

今回の件は、放火という刑法犯でしかも火種の調達などを考えれば、故意かつ用意周到である可能性が高いと考えられます。

そうした子どもが、犯人探しもされずに啓発だけで終われば何を思うでしょうか。またモラトリアムの延長、通過儀礼なき社会において、現在では大人と子どもの境界線が曖昧であることが指摘されています。そのまま成長したとするとその場は良くても先々どうなるのでしょうか。

確かに無関係な子どもに疑いの目をむけることは教育者としては快いことではありませんし、人権の問題もあるでしょう。当人は学校にも居づらくなるかもしれません。しかし、本当に子どものことを心から考えるならば、人生を棒に振るよりはここで厳重に注意を受けた方が格段にマシでありましょう。ならば、全体に向けた啓発・注意に留まらずに犯人を特定してきちんと叱ることが必要なのではないでしょうか。子どもが大人ほど強い刑罰をされずに許されているのは、偏に更生の為です。

割れ窓理論に基づく「ゼロトレランス方式」による生徒指導が昨今、銃乱射事件などが多発するアメリカで頓に注目されています。こうした方式は昔の日本を参考にしているそうです。その方式の弊害も指摘されていますが、少なくとも性善説のみによらない毅然とした態度は必要と言うことです。

「今の先生は甘すぎる」という声に対して、私も周囲の「そんなこと言われても。」とか「だったらお前がやってみろよ。」という声をよく耳にします。しかし、特に後者はプロとしていかがなものでしょうか。私にはそれこそ子どもの論理にしか思えません。警察や外部機関と連携することで解決出来る問題も多数あるはずです。

仮に私ならばですが。
「こうした行為は放火犯であり、刑法にも違反する重罪である。最高で死刑まである罪だ。さらにそれ以上に悪いことはそれを隠すことである。だから僕らもこれを放置出来ない。犯人が出てこなければ君らを警察の協力のもとに調べなければならなくなる。そうなってからでは遅いし、本当に取り返しがつかない。私たちもそうしたことは望んでいない。それを解決する手段は1つ「隠さないこと」、つまり自首することだ。自首すれば、罪は軽くなるし、少なくとも先生は他の人にそのことを絶対に言ったりはしない。でも自首した人に対して、先生は叱る。でもそれは君らが憎いからではない。二度と同じことをして欲しくないからだ。だから、本当にこれが最後だ。今ならやりなおせる。全員が警察に調べられれば必ず犯人は見つかる。そうして学校に居られなくなるなんてことは先生たちも望んでいない。そうなる前にこっそり○○まで謝りに来なさい。今ならばまだやりなおせるから。」

とかでしょうか。毅然とした態度はやはり必要です。
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 現職の校長先生のおっしゃっているとおりなんですよね。

犯人捜しをすると、見つかったらその子供はその学校にいる間は「犯人」のままなんです。子供を通じて保護者に行けば、保護者間でのトラブルが発生します。そして動機を確認すればどの子供も持っている好奇心だったり、悩みだったりします。全体的に特定をしないで話をしていくのが一番です。その段階で犯人は理解しますし、自分から謝りに行くこともあります。単独でない場合は友達も含めて。
 おまえが犯人だろう!と強く言えば言うほど出てきません。

 昔なら、あなたのような形も有ったのですが、今はそれをすると大トラブルに発展します。それは昔は悪い点を含めてかばい合ったり、認めてあげたりと受け入れてきたのですが、今は失敗など受け入れてくれない社会になりました。子供たちは良い子を演じていると先生から聞きました。その通りなんですね。

 小学生は誰がを問うより、なぜという原因を探ることが大切なように感じます。
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私も、犯人探しがいい結果をまねくとは思いません。


犯人をさがすということは、学校の児童を一人ずつ調べ、疑うということになり、疑われた子は周りの子から偏見の目でみられたり、今後の学校生活を台無しにしてしまうおそれもあります。

それよりも、全員に対してそういうことがどうしていけないのか、ということをしっかりと指導し、やった子がいたとしたらその子が自主的に名乗り出るなり、名乗り出ないまでも心の中で反省し、二度とやってはいけないんだなという気持ちにさせることのほうが大事ではないでしょうか。

教師側から犯人をみつけて怒りつけたところで、効果的な反省につながるとはいいきれないと思います。
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こんにちは。



学校関係なので、気になりました。

「いじめ」でも「盗難事件」でも、
犯人捜しを【教員がすること】は、できません。
というか、できなくなりました。

生徒・児童の人権を守る……という名目です。

でないと、子供の身が危ないからです。
しかし、その反面
守るべき第三者が守れなくなりました。
それが、教員です。

保護者が守らなければならなくなりました。

例えば
教員が児童に「君はやりましたか?」と質問したら
子供が「私は疑いを掛けられた」と思います。
被害を保護者に訴えますと、これが【人権の侵害】
に該当します。
聞けないのです。警察官の職務質問にあたることができない
でいることを、残念に思います。

学校が火災に気づいた時点で、警察に訴えることしか
できません。
児童の心情に訴えることが、我々に残された唯一の方法ではないでしょうか。


だけで
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犯人探しは、教育的観点からしないのでは?


それより大切なのは、全員に、この事件の重大性を教えることだと思います。
放火の怖さ、火の危険、人の命や財産を奪ってしまうかもしれないことだということを教えるのが先決だと思います。
そのうえで、もし、した子供が「自分がしました」と言えたら、それが教育だと思います。
犯人探しは、するべきだはないと思います。
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