ギリギリ行けるお一人様のライン

現在、家を建築中なのですが、玄関ポーチと路面の高さが1メートル弱あるために、直径三十センチのテラコッタタイルを使用して階段を設置することになりました。
階段の奥行き(足をかける部分)は、タイルの大きさに合わせて約三十センチほどなのですが、三十センチほどのスペースの中で、手前と奥との高さに1.5センチの高低差があり、手前側が低く傾斜しています。
水はけを良くするためなのか…とも考えてみたのですが、足の悪い家族がいるので、雨の日に滑って転んだりしないかと心配です。
これくらいの傾斜は普通で、心配するほどのことではないのでしょうか?
通常、1メートルあたり、どれくらいの傾斜が普通なのかご存知の方がいらしたら教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

階段の奥行き(足をかける部分)を専門用語で踏み面(ふみづら)と言います。

確かに御心配の通り30cmの踏み面スペースに対して1.5cmの傾斜は、大きすぎて階段には少し不適切かなと思われます。どれくらいが普通なのかと言う御質問ですが、一般的には屋外歩行用路面では1/100が理想的であると言われています。つまりなんと1mあたり1cmの傾斜と言うことです。(素材自体の水はけの問題や平滑に仕上げる技術上の問題が絡むため結構難しい。)なにしろ階段は、滑ったり足を踏み外したり、と常に危険を伴う場所であることから、様々な工夫が施されています。階段の突端部分(段鼻と言います)に、滑り止めの溝の付いた部材を使用したり、踏み面部分を滑りにくい材料(テラコッタはオッケ~)にしたり又駅のホームや劇場などの大理石階段では小さく丸いゴムが沢山埋め込んであるのを御覧になったことがあるでしょう。結論として、階段は滑り防止の観点から傾斜を限り無く少なく水平にするべきです。そうすると今度は屋外であることから水はけの問題が付きまといますが、階段幅の両サイドに溝を設けてそこで水の処理を行うことで解決できます。以上の点を踏まえた上で交渉されることをお薦めします。立派な階段に仕上がる様にお祈り申し上げます。
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この回答へのお礼

勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/07 08:04

水はけのための傾斜を水勾配といいます。


水勾配は、一般的には1/100~1/50とよく言います。水平1mで高さ1~2cmですね。
浴室の床などは、1/50で設計されることが多いと思います。
なので、水勾配として考えると30cmで1.5cmはちょっと急にした感じですね。
なぜ?

もしかしてタイル割の関係?
もしくは、1段あたりの高さが高いので、少しでも踏み込み面での高さを低くしようとした?
そのタイルは絶対水がたまっては困るもの?

よくわかりませんが、どうしてですかって設計者に聞いてみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2003/06/07 08:04

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