アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

仕事の休憩に来客用に買った緑茶が美味しくないらしいという話をしていました。
そこである先輩が、「豆腐屋の角を曲がったようなって感じなんだと思う」と発言されて、残り全員は意味がわからなくて固まってしまいました。
しかしその先輩も、愛媛のおばあ様がこんな時にそういう言い回しをしていたのを聞いただけで本当の意味は知らないのだそうです。
もしかすると方言なのでしょうか。言い回しや由来などをご存知の方教えてください。

A 回答 (1件)

 今晩は。


 この質問は面白いですね。以下は連想ゲームですが、おそらく意味はこんなところだろうと感じます。

本当にそのような方言や俚諺があるのか判らない→
このような長い語句で検索して、そのものずばりで結果が出ることは稀である。そこで“豆腐屋の角”で実行→
すると、思いがけないことに夏目漱石の作品の一部が引っ掛かる。
http://novel.atpedia.jp/m/%E4%BA%8C%E7%99%BE%E5% …
『二百十日』の一節で、豆腐屋はこのページの後半辺りにあります。→
これを読むと、どうやら茫洋、得体が知れない、良く判らない、といった情景が描かれています。→
ここで思い出したのが、そういえば漱石は愛媛県とは縁があったのではないか、ということ。実際に松山の中学で英語を教えていたわけで、その時の経験を基に『坊ちゃん』も書いています。

 『坊ちゃん』が松山の人に好意を持って読まれたかどうかはともかく、漱石は松山の人には親しまれた存在だったのではないでしょうか。それやこれやでこんな一節が広まったのかもしれません。
 松山は子規の生地で、NHKのテレビ・ドラマ『花へんろ』でも描かれたように俳句が盛んな土地のようです。このような小説の中の表現を、日頃の暮らしの中で気軽に口にするような人も多くいたかもしれません。

 これで納得が行かない場合には、地元図書館に調査を依頼してみるのが良いでしょう。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/tosyokan/1182 …
その際には、この質問と回答のURLを明示しておくと、回答側も助かると思います。
 私自身も、松山がそのような土地であるのなら、ほかにも似たような引用の例があるのではないかと感じています。これも十分依頼するに足る質問だと思います。

 で、お茶の味はというと、
「(どこがどうと)はっきりとは言えないけど、なんとなくうまくないお茶だね」、こんなところでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ichien2 さん
この度は回答ありがとうございました。
私は豆腐屋というと古き良きまちの商店街を思い出し、急なお客様で慌てて商店街の豆腐屋の角を曲がったようなお茶やさん(決して悪い意味ではありません)で買い物してきたから、百貨店などでお客様用にと大枚はたいて買うよりもそこそこの味かな…という風に思っていました。
いぜん旅行した松山は素敵な街で、漱石の坊っちゃんはとても愛されていると感じました。だからこんな言い回しがあっても素敵ですよね。
こんな文学的なご意見を頂けるとは思わずビックリしましたが、とても納得できました。きっと正解と思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/03/01 10:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!