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よく国公立は私大より設備が整っているとか、理系なら断然国公立を選択とか聞きますが、実際はどうなんでしょうか。
設備の充実について国公私大問わず、調べる方法はありますか?

A 回答 (2件)

 学生数と教官数を調べればだいたい様子がわかります。


 大学4年になると皆学科内の研究室に所属して指導教授の下で実験,輪読,学会参加などをやりながら卒業研究をやりますよね。同じ研究室には大学院生も所属しているわけです。

 そこで,たとえば,生命科学系で著名な東京工業大学生命理工学部と東京理科大学理工学部応用生物科学科を比べてみましょう。東工大は抜群の実力を誇りますが,理科大のこの学科も,理科大の中では薬学部に次ぐ難関で,優秀な学生が多いですね。

 まず理科大は,1学年定員が100人,自分の研究室を持っている教授,准教授,講師が合計12人です。つまり100人の学生が12の研究室に入るわけです。1つの研究室あたりの学生数は8.33人。これに修士課程の学生が仮に1学年5人として10人,博士課程の学生が1学年3人として9人全部で27~28人の学生が1つの研究室の中にごろごろしていて,これを1人の教官が指導するわけです。
 一方東工大は学部の1学年の学生数が150人,教官が52人,1つの研究室あたり2.88人,修士課程が2人×2学年,博士課程が1人×3学年で全部で10人弱です。

 1つ1つの研究室は,科研費や企業からの受託研究費が集まりますが,1つの研究室あたりの額は東工大の方が圧倒的に多額です。校舎の広さ,実験室の広さも比べものになりません。東工大の某研究室では,4年以上の全員に専用机,専用パソコンが研究費で購入され,国内はもちろん海外での学会にも学生全員が連れて行ってもらっています。理科大では1人の教授が30人近い学生の1人1人にテーマを与えて指導し,面倒を見るわけですが,とてもそこまで手が回らないと思いますよ。教官が自分の研究をする時間をとるのも大変でしょう。それでいて授業料は全く違います。私立大でいくつかの研究室で共同で使っている高額な分析機器,実験機器でも国立では各研究室が持っていたりします。私立大学の貧弱さは早慶でも似たようなものです。早慶の研究室の人口密度の高さは,かなりのものです。あなたもめぼしい大学のホームページで,学生の定員と研究室の数を調べてみたらいかがですか。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6% …

基本的にはこれ。
文科省からの資金や授業料なんてのは、基本的に人件費などで消えます。
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