性格いい人が優勝

SONYのCX550Vの購入を検討しております。実機を見ようと販売店へ行ってきたのですが、店員さんからより高い「精細さ」を求めるならビクターのGZ-HM1が良いと勧められました。実際、液晶テレビに繋いでCX550VとGZ-HM1を比較したところ、GZ-HM1の映像は明らかに高精細でBSハイビジョン並みの印象でした。特に店内撮影した際、遠くのポスターの文字がCX550Vは、少しボケ気味なのに対してGZ-HM1は、はっきり読み取れました。説明によると、撮像素子総画素数がCX550Vは663万画素で、GZ-HM1は1062万画素で動画時の有効画素数は前者が415万画素、後者が565万画素とのことでした。ここで疑問なのですが、ハイビジョンって1920×1080ですから、表示する画素数は約207万ではないのでしょうか?余裕があるに越したことはないと思いますが、同じ画素数でなぜここまで精細さに開きがあるのか私にもわかりません・・・。あと、画素についてCX550Vは画素補間しており、GZ-HM1は補間していないので綺麗と説明してもらいました。特にビクターでは「水平解像度1080TV本」を謳っているのでこのあたりを調べてみたのですが、SONYに問い合わせても同じ1080本あるとの回答。いったい何が違うのかわかりません。どなたか、わかりやすくご教授いただけませんでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>ハイビジョンって1920×1080ですから、表示する画素数は約207万ではないのでしょうか?



出力の方を比べたって解らない話です。
ご質問の件は例えて言えば(極端な話になりますが)解像度の低い画像と解像度の高い画像を同じプリンタで出したらどうなる?と同じ話です。
まぁビデオカメラの画質はセンサーの解像度だけを比較しても駄目な話で、レンズの性能・画像処理エンジンの性能なども重要な部分になります。ただ今回の比較機種の様に結構な画素数の差がありますので、とりあえずそこの部分で話を進めるとして・・・。

センサー画素数の差はとどのつまりインプットされるデータ量の差なんです。漏斗の入れる側の径が大きければ入れられる情報量も大きくなるのと同じ話なんです。
またカラーの場合RGBの三色で情報構成しますので、出力解像度に対して概ね3倍程度のセンサーがあるとより滑らかな情報を入力することができるます。ですので実際は実効画素数が600万画素程度必要なんです。
CX550Vは補間するのは実はその情報の足りなさを補間するわけです。
画像処理エンジンの質が近年向上しているのでかなりの質を出すことは出来ますが、あくまでも「補間」とは「(時系列或いは対象物の)前後から予測して補う」に過ぎないんで実際に写ったものを綺麗に映し出すと言うわけではないのです(それでも「動画」の場合は動きがあるので動画としてみている分にはあまり気にならないレベルにはなっています)。

出力を比べて質問をしても解らないのはあくまでも「入力」の問題だからと言う事です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。単に207万画素という訳ではないのですね。RGBの三色で3倍のセンサーが必要とは知りませんでした。プリンタ出力の例えはわかりやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/22 20:42

言い忘れてたけど、HM1などに使われてるソニーの撮像素子はクリアビッド配列ではなくて、従来型のベイヤー配列と言われる格子状の配列です。

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数字を交えて回答すれば、


一般にカラー映像と呼ばれるものは、フルカラー(1677万7216色)で再現されています。
ただ、それを構成するには24bitの色深度(階調表現力)が必要になります。
24bitというのは、R(Red)が8bit、G(Green)が8bit、B(Blue)が8bitほどです。
8bitは256階調(1つの色の濃淡で256通りの色合いを再現できること)となります。

ここまではおわかりでしょうか?

では、フルカラーで1920×1080ドットを再現するには、どのようにすればよいかと考えてみましょう。CCDやCMOSセンサーまたはカラーディスプレイでは、1つのドットが識別できる色合いは1色です。センサーの1ドットずつには、赤を識別するもの、青を識別するもの、緑を識別するものがそれぞれありますから、いくら単板で600万画素でも厳密なフルカラー24bitで捉えた場合には、それより画質が下がったり、色合いが低下することがあるのです。

そのため、確実にフルカラーで1920×1080ドットを再現するには、1920×1080×3原色のドットが必要になります。しかも、フルカラーであれば、3原色の全てが8bitの階調を備えていなければ、色を十分に再現できないのです。そこを考えれば、答えは自ずと出てくるはずです。

207万画素を再現するには、1920×1080×3原色=622万ドットが必要になりますからね。

ちなみに、これだけの画素数がなければ絶対にダメだという意味ではありません。
センサーそのものの入力階調をより細かくし、10~14bit入力に対応させれば、622万ドットなくともある程度補うことができるかもしれません。
また、特定の状況下では画素が低く、高い増感利得があるセンサーやレンズの方がノイズが少なくなることもありますからね。

なかなか一筋縄にここがこうだからこの製品が必ずリードするとは言い難いですが、入門~中級レベルのこれらの製品では、総じて画素数が高いことが直接の利となっています。
尚、この手の製品で、1/2,3インチクラスの同じ裏面照射型であれば、もう少し画素数が高くとも画質が向上する余地があるでしょう。

これは、写真を縮小してパソコン上で見たときに、拡大して見るときよりノイズが目立たないといったことと同じ理由です。1つ一つのドットやピクセルは必ずしも8bit階調を絶対に再現できる訳ではなく、埃やゴミ、センサーに届く光の量などによって、ノイズに化けることがあります。センサーの感度やレンズの性能に余裕があり、画像処理エンジンに余力があれば、適正な解像度へのダウンサンプル時にこれらの現象を周りの画素でごまかし、的確な発色に変換してくれるため、きれいに表現できるようになることもありますからね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。数字を使っての説明ありがとうございます。よく理解できました。動画時の有効画素数が622万ドット以上となるとやはり業務用になるのでしょうか?民生用でもそこまでの性能に早く追いついて欲しいものですね。

お礼日時:2010/03/22 20:50

ソニーは画素を45度回転させて画素混合で映像を作成してるので精細さが足りない映像になります。


クリアビッド配列の利点は、クリアビッドの方が若干暗い場所に強くて、画素混合で擬似的に画素数を2倍に増やせる点です。
(ちなみにHM1の撮像素子もソニー製で、ソニーもHX5V・TX7などのデジカメにはHM1と同じ撮像素子を使っています)
ただHM1はレンズが暗いので、暗い場所ではCX550Vの方が綺麗です。
http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PR …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。暗いシーンに強いのはクリアビットのおかけだったんですね。でもビクターと比較するとどうしても精細さが欠けてしまいます。撮像素子がソニー製にも関わらずこれだけ映像の精細さに差があるのは残念です。ビクターに供給している撮像素子を使って、暗いシーンにも強ければ最強?ですね。擬似的に画素を増やすのはあまり好きになれませんね。

お礼日時:2010/03/22 20:47

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