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建設業をやっている者ですが、経理などド素人なもので、教えてください。

A社があり、現金5000万円を持っています。
A社が減価償却で残っているものは、社屋建物のみで、毎年500万円償却しているとします。
そして、今年度の決算で1000万円の純利益を上げたとします。

その場合、現金が見た目上では1500万円増えて、6500万円になるということでよろしいでしょうか?

もしそれが正しいのなら、赤字を-500万円出したとしても、
見た目上は現金が減らない事になるということでしょうか?

アホですいません・・・宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

減価償却とは、長年使うものを買った場合、長年に渡って費用として償却しようという考え方です。


簡単に言うと建物の価値を減らしていき、その減らした分を費用としようということです。

具体的に仕訳をすると、

(減価償却費)5,000,000   (建物)5,000,000

となり、現金預金勘定は変わりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2010/04/07 15:31

>減価償却分だけ預金は増える・・・?



増えません

減価償却は税金の計算上「損金」として扱ってもらえるだけ

・利益が1000万円出れば税金は1000万円に対して課税
・利益が1000万円出ても償却が500万円有れば税金は減額になります

減価償却のメリット...利益が出ているときだけ、支払う税金が安くなる

>赤字を500万円出した

実際の財布ではお金は500万円減ります

もし減価償却の金額と同額だけもうけが出れば...
500万円儲けても税金は500万円-減価償却500万円=0円...めでたいですね...(笑)
実際の財布は500万円増えているはず

税金は...
・利益1000万円  -償却500万円.....500万円に対する税金
・利益 500万円以下-償却500万円.....税金は0円

>毎年500万円償却しているとします。今年度の決算で1000万円の純利益を上げたとします。

最終的にお財布に残るのは=1000万円-500万円に対する税金

例...

スタート時
 現金4000万円 資本金9000万円
 建物5000万円

1年後、利益が1000万円、500万円の税金が250万円だと...

 税引き前...建物償却500万円

 現金5000万円 資本金9000万円
 建物4500万円 利益  500万円

 税引き後

 現金4750万円 資本金9000万円
 建物4500万円 利益  250万円

 現金は 750万円増加
 税金は 250万円支払い
 帳簿は+250万円の利益

1年後、利益が▲500万円だと

 現金3500万円 資本金9000万円
 建物4500万円 損失▲1000万円

 現金は  500万円減少
 税金は     0円
 帳簿は▲1000万円

1年後、減価償却の金額と同額だけもうけが出れば...

 現金4500万円 資本金9000万円
 建物4500万円 利益    0万円

 現金は 500万円増加
 税金は    0円
 帳簿は  +-0円

非常に粗い書き方ですが...

ちなみになぜか私の青色申告書は毎年ほぼ「利益=減価償却の金額」です...(笑)
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2010/04/07 15:31

>A社が減価償却で残っているものは、社屋建物のみで、毎年500万円償却しているとします。


そして、今年度の決算で1000万円の純利益を上げたとします。
>その場合、現金が見た目上では1500万円増えて・・


キャッシュフローの考え方によれば次のようになります。(実効税率40%とします)


◇A社の年間の減価償却費が500万円の場合:

税引後純利益1000万円の場合、現預金が1000万円増えます。


ちなみに1000万円の税引後純利益から逆算すると、

税引前純利益=1000万円×100÷(100-40)≒1667万円


◇A社の年間の減価償却費が0円の場合

税引前純利益=1667万円+500万円=2167万円

法人税等=税引前純利益2167万円×40%≒867万円

税引後純利益=税引前純利益2167万円-法人税等867万円=1300万円

つまり、減価償却費が0円の場合は、現預金が1300万円増えます。


ですから、6500万円ではなく6300万円になります。


以上は、黒字の場合に言えることです。

赤字の場合は、減価償却費による節税効果がないので現預金は増えません。それどころか、赤字だということ自体が、現預金が減ることを意味するのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2010/04/07 15:30

たとえば、建築材料を今日、500万円分仕入れました。

今月末払いです。
現金はどうなったでしょう?

まだ払っていませんから、現金は減りも増えもしていません。
では利益はどうなったでしょうか?

まだ仕入れただけなので、利益はありませんし赤字でもありません。

知り合いの業者から、「その建築材料を大至急欲しいので、600万円でいいから売ってくれ。」と頼まれました。支払いは来月5日です。

現金はどうなったでしょうか?
今日の時点では、もちろん増えも減りもしません。
利益はどうですか?
500万円で仕入れたものを600万円で売ったわけですから、100万円の利益が出ています。でも現金は増えも減りもしません。

月末になり、仕入先に500万円支払いました。
当然現金が500万円減ります。
だからといって、500万円の赤字にはなりません。
利益は100万円のままです。

来月5日になって知り合いの業者から600万円振り込まれました。
現金は600万円増えましたが、利益は先ほどの100万円から増えません。

つまり、現金の出入りと利益はまったく別物です。





減価償却費が500万円ということは、

「利益の計算をするときに」実際に支払ったのは数年前なのだけれども今年500万円支払ったことにする

という会計上および税法上の取扱いのことなのです。

今年500万円払った(預金残高が500万円減った)わけではないけれど(いや、やっぱり減らなかった)、今年払ったことにしている。

というわけですから、「500万円減らないですんだ」とも考えられますし、
「もともと払ってないじゃんか」とも考えられます。
いずれにしても、増えません。




>赤字を-500万円出したとしても、
>見た目上は現金が減らない事になるということでしょうか?


損益と現金とは関係がないので、ちょっと違いますが、仕入や支払などによる現金の増減がないとしたら、そうなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2010/04/07 15:30

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